「今、テレビのスタジオに映ってる美術、大道具、小道具は結構3Dプリンターで作られているんですよ」

先日学校長の私の親戚が東京からミラプロに遊びにしてくれたとき、ミラプロの教室に並んだ5台の3Dプリンターを見て言いました。

親戚は東京のキー局のドラマ担当をしていて、素敵な人柄のため、俳優さんだけでなく裏方の人達にも人気のある方でした。

美術、大道具、小道具の方たちは以前は一つ一つ手作業でワイドショー、バラエティ番組、ドラマのスタジオ道具を作っていたそうですが、夜通しの手間を考えると、大きいものでも小さいものでも複数台の3Dプリンターにデータを入力すれば、翌朝には出来ているという省力化の時代になったそうです。

そのため、特に美術の方は3D CAD、コンピュータデザインができないと仕事にならないと言っていました。

さらに有名な大規模なスタジオの裏方には大小の3Dプリンターがかなりの台数を置かれているとのこと。

私たちの見えないところでこんなにも3Dプリンターは活躍していて、それを使いこなしてデザインやメンテナンスができるとメディアの最前線でも活躍できるんだなと改めて感じました。

ミラプロの子どもたちの3分の2は3Dプリンターで設計デザインができる子たちです。

この子たちの選択すら未来が学校長として本当に楽しみです。