先日に引き続き、今回も満点塾でのちょっとした困りごとを3Dプリンターで解決してみました。

電話の子機が棚に置いてあるのですが、よく椅子の背もたれに子機のコードを引っ掛けて落としてしまうことがありました。

「もっとスマートに置けないかな…」

と思い、またまた3Dプリンターで作ってみることにしました。

今回はあまり時間をかけたくなかったので、3DCADでのデザイン時間は最短の5分間。

プリントには3時間くらいかかりましたが、無事に試作品が完成しました。

コードを後ろに通す穴も作ったので、これでもうコードを引っ掛けて落とすことはありません。

しかし、ここで思わぬ問題が。

「充電器とコードが脱着できない…」

せっかく後ろにコードを通す穴を作ったのに、結局、横からヒョロっとコードが出てしまいました。

さて、ここからどうするか。

もう一度設計からやり直して、3時間かけてプリントし直すか。

それとも「これでいっか」と妥協するか。

めっちゃ迷いどころです。

(たぶん作り直しても、またどこか気になって、結局もう一度作り直すんじゃないかな…)







満点塾の講師が、ホワイトボードを抱えながら授業をしていました。

見ていると、なんだか大変そうだったので、

「机にホワイトボードを立てられるスタンドがあれば便利なんじゃないか?」

そう思って、3Dプリンターで作ってみることにしました。

最初は簡単なスタンドを作るだけのつもりだったのですが、いざ設計を始めてみると、

「もっとホワイトボードが安定するようにするには…」

「もっとコンパクトにして掃除しやすくするには…」

「机から外れにくくするには…」

次から次へと改善したいところが見つかってきます。

一つ改善すると、また別のところが気になってくる。

そんなことを繰り返しているうちに、気づけば試作品がどんどん増えていました。

不思議なもので、作れば作るほど少しずつ良くなっていくので、今度は「もっと良くしたい」という欲が出てくるんですね。

こうして自分で体験してみると、ミラプロの子どもたちがレッスン終了の時間になっても、

「あとちょっと!」

「ここだけ直したい!」

となかなか帰れなくなる気持ちがよくわかります。

「もっと良くしたい」という気持ちが、ものづくりを夢中にさせるんですね。

改めて、ミラプロの子どもたちが感じている楽しさを実感しました。







受験を機に、中学3年生でプログラミング教室のミラプロを卒業した彼。

それまでは教室で3Dプリンターを使ってジオラマを作り、コンクールに出展するなど、いろいろと活躍していました。

きっと受験が終わったら、またミラプロに帰ってくるかなと思っていました。

しかし、その後高校に入学して1年以上が経ちましたが、彼がミラプロに戻ってくることはなく、

「きっと高校生活が充実しているのかな」

と、うれしくもあり、寂しくも思っていました。

しかし、なんと高校2年生になってから、彼はミラプロの教室に戻ってきました。

きっと新しく追加された3Dプリンターにも興味があるだろうと思っていたのですが、彼が言った言葉は、

「Pythonの言語がやりたいです」

あれ? プログラミング??

どうやら高校生になってから、学校の授業「情報Ⅰ」でプログラミングを学んだとき、改めてプログラミングができることの大切さを知ったのが、教室に戻ってきた理由とのことでした。

2年の月日が経っていながら、「プログラミング→ミラプロ」というふうに思い出してくれたのはうれしかったです。

スイスでは大学卒業後、銀行に勤めて、また大学に戻るということが多いそうです。

社会に出て初めて自分に足りないものを知り、また大学で学び直すというもの。

そういう人材には、銀行が特に多くの報酬を払うそうです。

そういった意味では、ミラプロに帰ってきた彼にも似たものを感じました。

きっとPythonを学んだ彼は、高校や進学先でも「学校が欲しがる人材」になってくれるのではないかと期待しています。



ミラプロ中央校の小学5年生の生徒さんが、3Dプリンターで作品を制作してくれました。

パソコンで3Dデータを丁寧に設計して、3Dプリンターでプリント。

一つ一つ色ごとに、プラモデルのようにバラバラにプリントしたパーツを、アロンアルファで組み立てていくという、気の遠くなるような工程をやり遂げることができました。

作品の完成度もさることながら、この根気強さに学校長から拍手を送りたいと思います。

私も3Dプリンターでものづくりをするのは大好きなのですが、この作品を見るだけで、制作途中にはたくさんの難しい場面があったのではないかと感じます。

「このキャラクターを作りたい!」

その「好き」や「やりたい」という気持ちが、制作途中にあった困難を乗り越えるエネルギーになったのではないかと思います。

作品を作るだけでなく、心が大きく成長する時期に、粘り強さや折れない心を学ぶことができるのは、ITを活用したものづくりの良いところですね。





今日は越後本ズワイガニロボコンの第2回事前講習会。

「越後本ズワイガニロボコン」は、その名前のとおりロボット競技です。

ミラプロのプログラミング教室でも毎年いくつかのロボコンに参加しているのですが、ロボコンの難点は「ルールが難しい」こと。さらに「見ていて勝敗が分かりにくい」というところがあります。

特にロボットは技術の進化とともに高性能化しているので、ロボコン自体を進化させるには仕方がない部分もあると思います。

ただ、ルールをわかりやすくして参加の間口を広げないと、特に子どもの分野では競技人口が増えないんじゃないかな、と思うときがあります。

そういった意味で、この「越後本ズワイガニロボコン」はルールがシンプルで、競技を見ている保護者たちも熱中するくらいおもしろいです。

例えて言うなら「小学校のリレー」を観戦するような、いつの間にか熱中してしまうおもしろさがあります。

おかげでミラプロからも、今年初参加の親子がたくさん参加してくれました。

今日の事前講習会でも、お父さんもお母さんも一緒にロボットを改造したり、プログラミングをしたりしてくれています。

わかりやすくシンプルなロボコンだからこそ、親子で一緒に熱中できるんですね。

やっぱり子どもたちの夢や目標を一番近くで応援し、協力してくれるのが保護者。

子どもだけでなく、保護者も一緒になって挑戦を楽しみ、みんなでロボコンを盛り上げていく。

そんな一体感があるのが「越後本ズワイガニロボコン」の魅力なのかなと思います。







学習塾の満点塾で、本棚を組み立てていた私。

「大変ですねぇ」

授業が終わって声をかけてくれる学生たちに、「そーなんだよー」と返事していると、

「こういうの(組み立てるの)大好きなんですよ!」

「説明書を見ながら作るのって楽しいですよね!」

と、ニコニコしながら声をかけてくれたのは、中2・中3のミラプロの生徒たち。

その後も、組み立て作業に前向きな言葉をかけてくれたのは、やっぱり学習塾とプログラミング教室の両方に通っている子どもたちだったなぁ、という印象でした。

プログラミングや3Dデザインを日常的にやっている子は、何かを作り切ったときの達成感や、うまくいかなかったことを解決できたときの喜びを、もしかすると一般的な子どもたちよりも多く経験しているのかもしれません。

だからこそ、組み立て作業を見たときにも、「大変そう」という印象より、「楽しそう!」と前向きに受け止めるのかなぁと思いました。

もちろん、子どもたち一人ひとりの性格もあるでしょうけどね。

プログラミング教室の学校長と、満点塾の塾長。

両方やっていると、こういうおもしろい発見があって楽しいですね。



「ミラプロ新潟中央校の女の子がやってくれました」

新潟交通のバスで、子どもたちが描いた絵のラッピングバスを見かけることがあります。

あのラッピングバスは、新潟交通のラッピングバスコンテストで選ばれた作品が車体に描かれ、1年間、新潟の街を走るというものです。

コンテストには新潟の小学生から600点以上の作品が集まるそうなのですが、その中で、なんとミラプロ新潟中央校の小学6年生の女の子が「グランプリ」を獲得しました。

学校長として報告を受けたときは、飛び上がるくらいうれしかったです。

作品の素晴らしさもさることながら、ミラプロでクリエイティブなことを学びながら、こうしたコンテストに挑戦しようとする、そのチャレンジ精神に拍手を送りたいです。

この子はラッピングバスコンテストだけでなく、プログラミング検定や動画コンテスト、発表会など、これまでもたくさんのチャレンジを続けています。

そのチャレンジの原動力になっているのは、きっとこれまでの経験から生まれた「自信」なんじゃないかと思っています。

そして、小学1年生の頃から成長を見てきた私たちにとっては、長く続けることの大切さも教えてくれているような気がします。



10/1から子ども向け3Dコンテスト「MCA for KIDS 2026」が開催されています。

小学生から大人まで、全国から参加できる3Dデザインコンテストです。

今回で第3回になるのですが、たった3年間で驚くほど成長しました。

当時、ミラプロではプログラミングをやっている子には、検定とかプログラミング競技とか、腕試しをしたり評価されたりする機会があるのに、3Dデザインや3Dプリンターをやっている子には、特別に評価される機会がないことに違和感を感じていました。

3年前、大会を運営されている梅原政司さんと、

「子ども向けの3Dデザインコンテストってないですよね」

と、Facebookで知り合ったばかりなのにZoomでつないでお話ししたのが、このコンテストが始まるきっかけでした。

それが今回で第3回。

コンテストの賞品には、なんと3Dプリンターまで用意されるすごい規模になってしまいました。

しかも大人まで本気で参加できるから見応えがあります。

そして何より私が楽しみにしているのが、出展している子どもたちの作品を解説する中間発表。

オンラインで梅原さんと一点一点作品を見ながら感想を言い合う時間なのですが、これがどれだけ時間があっても足りない。

作品の出来栄えだけじゃなくて、

「ここは相当苦労したんだろうな」

とか、

「ここまで細かく作ってるのに、たぶん誰にも伝わらない」

とか。

作品から伝わってくるその子の苦労や、逆に細かすぎて伝わらない工夫に一喜一憂して、講評がなかなか進まないという。

でも、それだけ私たちは子どもたちが作った3D作品を大切にしています。

プログラミングを頑張っている子に大会や検定があるように、3Dデザインを頑張っている子にも光が当たる場所があってほしい。

一人でも多くの子どもたちに、光を与えてあげたいと思っています。

3年前の、

「子ども向けの3Dデザインコンテストってないですよね」

という何気ない会話から始まって、今では3Dプリンターが賞品になるところまで来ました。

大人が本気で作った、子どもたち(大人たち)の3Dデザインコンテスト。

今年も楽しみですね。



プログラミング能力検定 Python言語 レベル6。

それは、ミラプロのスタッフでも到達するのが難しい、最高峰のレベルです。

プログラミング検定の、まさにトップ・オブ・トップ。

ミラプロでも9年間で、ここまで到達した生徒は数名程度。合格すれば「ミラプロのレジェンド」に加わると言ってもいいくらいです。

しかし今回、なんと中学3年生の生徒が合格しました。

しかも、満点。

これはミラプロ史上初です。

教室長をはじめ、工学部や情報学部のスタッフも、結果を聞いてみんな驚いていました。

そして彼は、小学2年生の頃からミラプロに通ってくれている生徒です。

長い間、その成長を見てきた学校長としても、本当に嬉しい出来事でした。

ちなみに彼が進学を目指しているN高グループには、特別奨学生の認定分野として「プログラミング」があります。

IT・プログラミング分野で特筆すべき実績を持つ生徒を対象とした制度で、審査を通過すると学費の一部または全部に対する支援や、活動支援金などが用意されています。IT分野で高い能力を持つ生徒を積極的に支援しようという学校の姿勢が伝わってきます。

今回のプロ検Pythonレベル6満点という実績に加え、これまでのロボコンでの入賞など、積み重ねてきたIT・プログラミング分野での実績が、今後の挑戦にもつながってくれたらと期待しています。

小学2年生の頃、プログラミングの入り口であるScratchを教えていた子が、どんどん成長し、いつの間にか私を追い越していく。

そして、やがて私自身にも届かないところまで走っていく。

それでいいんです。

むしろ、それが一番嬉しい。

だからこそ、彼ら、彼女らが新しい実績をつくったときには、誰よりも一番喜んであげたいと思っています。



越後本ズワイガニロボコンが始動。

今日はロボコンの本戦に向けて、第1回の事前講習が開催されました。

東区役所で開催されているので、生徒たちの活躍を見に行ってきました。

ミラプロでは、この越後本ズワイガニロボコンへの参加は毎年恒例のチャレンジ活動になっています。

今回、このロボコンに参加するのは全体で22チーム。

小学生から中学生、高校生、大学生、さらに社会人まで、幅広い世代の方々が参加しています。

回を重ねるごとに越後本ズワイガニロボコンが大きくなっていくのは、とても嬉しいです。

ちなみに、この22チームのうち、ミラプロからは9チームが参加。

初参加の小学生から、中3の受験生、高校生まで参加してくれています。

特に、毎年WRO(国際ロボット大会)に参加している精鋭の中学生たちにも声をかけ、いつもとは違う世界で新しいものを掴んでほしいと思っています。

コテンパンにやられるのも、一つの経験です。

学校長の私の考えとしては、ロボコンは初年度から優勝を狙うのは、なかなか難しいと思っています。

毎年参加して、失敗を重ねて、少しずつ修正して、何年もかけて順位を上げていけばいい。

ロボットのプログラムもトライ&エラー。

ロボコンでの失敗や試行錯誤もトライ&エラー。

小さなことも大きなことも、成功するために大切なことは、ただ一つ。

「続けること」

それを今回の大会に参加するみんなに、経験を通して学んでほしいと思っています。