プログラミング教室だけど、糸ノコギリで木工中。
家を設計してみたいとリクエストをもらったので、最初は3Dプリンターでミニチュアの家を作れるように3D CADの使い方を教えました。
しかし、自分の思ったように作れなかったので、今度は教室にある木の端材を使って木工で家の制作にチャレンジ。
ロボットプログラミングの先生が糸ノコギリと万力の使い方を教えて、家の壁や床部分の材料を切り出していきました。
糸ノコギリで作業するこの子の後ろには、手で切り出すより絶対に精密に工作することのできる3Dプリンターがあって、隣にいる女の子は3Dプリンターでデザインした作品をペンチやニッパーで仕上げをしています。
いつもながらミラプロにはおもしろい光景が広がっているなと思います。
大人は一番きれいに仕上げられて、最短距離で作り切れるやり方を教えたくなります。
でも子どもたちは回り道や道草が大好きで、そこにやりがいを感じています。
回り道や道草を楽しんでいる間に、最適なやり方、合理的なやり方に気がつきます。
そこまでじっと見守ってあげるか、道草を一緒に楽しんであげるうちに、自然と子どもの主体性や自己肯定感、豊かな創造力が育っていきます。