最近、学校長の私は裏へ引っ込み気味。

教室のワークを新しい教室長と大学生スタッフ、高校生メンターに任せています。

私はなんでもかんでも口を出してしまう性分なので、グッと堪えて控え室で教室の声を聞きながら事務仕事をしています。

しかし、ふと気がつくと、ここ数週間、私が教室で教えていたときよりも、スタッフと子どもたちの活気ある声が聞こえてくるようになりました。

しかも「え!?この子がPythonのコーディングするの?」というような私の予想を超えた成長を遂げる子たちが続出しています。

私がいない時間、スタッフは自分たちで生徒に何が最適の学びなのか個々に考えるようなってきたようです。

試しに「この新しいプログラミングの言語はおもしろい?」と生徒に聞いたら、「めちゃおもしろい」と返ってきて、なぜ自分はこの子の可能性に気が付かなかったのかと反省。

つまり私の思い込みや強い影響力が、スタッフや子どもたちの成長に蓋をしてしまっていたようでした。

スタッフは子どもの声を聞いて、自分たちの得意な分野でどんどん新しい学びを提供していました。

それが私の予想外な子どもたちの成長につながっていたようです。

大切なことを押さえて指導していながらも、実は過度な「〜べき」という考え方をしていたのは私自身。

改めて今日の活気ある教室を見て反省しました。