ミラプロ中学生が手掛ける油屋がとうとう完成しました。

一年以上かけてコツコツと3Dプリンターで部品ごとにプリントしていき、少しずつ積み上げて完成の時を迎えました。

完成の瞬間は呆気ないもので、

「もうこの辺でいいでしょ」

の一言で油屋プロジェクトは終わりました。

いつの間にか他の生徒さんが足してくれた「カオナシ」もあちらこちらの写真に登場して、最後に千尋が沼の魔女に会いに行った列車と駅も再現しました。

全体は物語後半の周りを水に囲まれた情景を再現しています。

中学生は下から順番に設計したので、上に上がれば上がるほど、設計が細かくなっていき、この一年で上達した技術力がよくわかります。

この作品の設計は中学生も私もたくさん学ぶことがありました。

とはいえ、作り終えた中学生はもう既に新しい作品の設計を始めました。

教室の3Dプリンタでは再現不可能なレベルの設計です。

これからも彼の果てない設計の物語は続いていきます。