中学生の女の子がscratchでプログラミングした計算クイズゲーム。
家でプログラミングしてきたのですが、教室でお披露目したらスタッフ一同驚きました。
scratchを知っている人ならわかってもらえると思うのですが、普通にアプリでリリースされているようなプレイする人に優しいデザイン。
文字のフォントやキャラクター、色とりどりな背景はアイビスペイントで描いたあと、scratchにインポートしてあるので、scratchにないかわいらしくやわらかなタッチに仕上がっています。
ボタンにマウスポインターを合わせると、ユーザーにボタンに触れていることを知らせるためにアイコンが一瞬大きくなります。
さらにクリックすると、二度瞬いて実行されたことを知らせてくれます。
計算ゲームは使うこと子どもたちの学年に合わせて、足し算、掛け算など難易度が細かく設定されていて、さらに飽きないように問題がランダムで出題されています。
答えを間違えてしまってもちゃんと、モチベーションを落とさないように、答えを教えてくれる親切さ。
プログラミングの内容やゲームの内容が注目されがちですが、真の作り手はプレイする人が説明書を読まなくても、直感的にプレイできて、モチベーションを高めながらもっとやりたくなるようなデザインを大切にします。
その点でこの「計算するだけ!」ゲームは素晴らしい親切設計でした。
この子はもうその域に達しているように感じました。