今日は新発田市でWRO(World Robot Olympiad)の練習会があったのでミラプロの生徒さん2人と保護者のお父さん2人と参加してきました。
WROミドルクラスはロボットがボード上のブロックやリングを指定の位置まで動かして与えられたミッションをこなし、タイムを競う競技です。
イメージとしてはAmazon倉庫の整理ロボットの小さい版を子どもたちが組み立てから行って、プログラミングする感じです。
実はミドル級は参加2年目まで許される初心者向けのクラスなのですが、そもそもミッションを完走するだけでも大変。
小学生なのに、微分積分、比例定数、物理、モーター制御まで理解してプログラミングできないと予選も通過できないレベルなんです。
もしこのとき、どこからか正解のプログラムをコピペして使ったり、大人が代わりに作ったプログラムを使用すると、人の作ったプログラムは理解分解して説明するのが難しいため、予選通過時にプログラムを子どもの口から審査員に説明する機会にばれてしまいます。
だから、ミラプロのスタッフは子どもたちに答えを教えたり、アドバイスもせず、大会まで子どもたちは自分達の力でチーム一丸となって、とにかく試行錯誤します。
予選通過、完走も結果も大切ですが、子どもたちの将来の成長のためにスタッフ一同、グッとがまんして見守っています。