「もう帰りたい…。帰ってゲームしたい」

といきなりテンションが低い状態で教室に来た2年生。

「じゃあ、いつものプログラミングと違うレーザーカッターやるか!」

と盛り上げても、

「早くお母さん迎えに来ないかな」

と低空飛行は変わりません。

小学2年生にしてはものづくりの腕はかなりの良いものを持っているのですが、なかなかエンジンが掛からないのですよね。

「そういえばワンちゃん飼ってるよね?レーザーカッターでかわいい名札を作ってあげたら?」

と言ったら急に目を輝かせて、

「やるかぁ!」

とやる気全開でその後60分間CADを使って試行錯誤しながらレーザー加工機に挑んでました。

誰か好きな人(犬)のためのものづくりは、その人を一生懸命させるのですね。