先日、開志専門職大学でプログラミングイベントをやらせていただいたとき、事務局の淡路雅博さんから、

「4年前に東條さんの言われたことが本当になりましたね」

と言われてハッとしました。

確か4年前、初めてミラプロのプログラミングイベントを開志専門職大学で開催したとき、

「ここにいる子どもたちが4、5年後には御校に入学すると思いますよ」

と何気なく話していたのですが、本当に4年後にミラプロから開志専門職大学情報学部に入学者が出ました。

しかも成績優秀ということで奨学金までいただいて。

ミラプロやミラプロフィットの小中学生を見ていると、高校生や大学生はまだまだ先のように感じますが、子どもたちが育つのはあっという間なんですね。

今年もミラプロからは”得意なことの先”を目指して、開志専門職大学、高専、N高等学校を目指す子たちがいます。

この子たちの進む”選択肢”がたくさん増えるようにいろいろなことを学んでもらいたいと思っています。



ミラプロの小学生が3DCADで「FC琉球OKINAWA」のエンブレムを作っていました。

本物のデザインを見事にトレースされていて、最初私が見たとき、どっちが本物かわからないほど精巧に設計されていました。

サッカー好きな子なので、ちょっと前までビックスワンや日産スタジアムなどのサッカースタジアムを設計していたのに、いつの間にか全国のサッカーチームのエンブレムを作っていました。

自分の作ったデザインを人に自慢することなく、コツコツと設計している子なので、ちょっと見ないうちにどんどん成長していました。

小学1年生から3Dデザインを始めてもう5年目。

まだまだ彼には伸びしろがたっぷりありそうです。







ミラプロフェス2025開催のお知らせ

今年のプログラミング発表会「ミラプロフェス2025」は、道の駅ふるさと村シアタールームで開催します。

プログラミング教室とIT特化型放課後等デイサービスに通う子どもたちが、日頃の学びの成果であるプログラミングや3Dデザインを、大きなスクリーンを前に発表します。

会場の道の駅ふるさと村は駐車場が広く、シアタールームも座席数が多いため、今年は外部の方の見学も自由です。

未来の新潟を担う子どもたちによるプログラミング教育の最前線を、ぜひ会場でご覧ください。



お知らせ

プログラミング教室「ミライのプログラミング_ミラプロ」と、IT特化型放課後等デイサービス「ミラプロフィット」では、私たちの活動にご理解・ご賛同いただける企業・団体様とつながるために「パートナー制度」をスタートしました。

その第一歩として、先日スタジオ見学をさせていただいた「BSN新潟放送」様が、ミラプロ・ミラプロフィットのパートナーとして応援してくださることになりました。

地域の大きなメディアが、ITを学ぶ子どもたちの未来を後押ししてくださることは、本当に心強いことです。
今後も子どもたちの挑戦を支えてくださるパートナーの輪が、さらに広がっていくことを願っています。



今日は新潟日報×ミラプロの「親子プログラミング教室」が開志専門職大学で開催されました。

新潟市だけでなく、遠くは阿賀町や寺泊からも参加してくれて、午前午後で30組がプログラミングでゲーム制作をしました。

イベントの最後に必ず参加者に感想を聞くのですが、

「楽しかった!」だけでなく、

「悩んでいる時間が楽しかった」という小学生の女の子もいて、学びに対してプログラミングでアプローチすると、こんなにも前向きになれるんだなと感心してしまいました。

さらに保護者の方からも、

「scratchというプログラミングは私が想像していたプログラミングと全然違っていて、プログラミングの仕組みがすごくわかりやすくて、子どもとこんなに一緒に楽しめて良い時間になりました」

とうれしいお言葉をいただきました。

子どもたちはいろいろなことに興味を示しますが、それにチャンスを与えるのは親の仕事と思っています。

今回のプログラミング教室も、ただ子どもを預けて終わりにせず、ちょっと親がおせっかいになるくらい一緒にプログラミングを楽しんでもらい、同じ心の温度でこれからもプログラミングを楽しんでもらえればと思います。

今回のプログラミング教室で初めてプログラミングを体験した子どもたちはたくさんいます。

プログラミングを体験した子の中から、未来のスティーブ・ジョブズや孫正義が生まれてくることを実は本気で信じている学校長です。







ミラプロ学校長日記




系列事業の学習塾「満点塾」の自習室には”おやつ”が置いてあっていつでも自由に食べれます。

さらにリードディフュザーからはユーカリの香りと、温かみのある杉材の机。

一般的な学習だけの自習室とはちょっと違っていて、リラックスしながら学習に打ち込めるスペースになっています。

塾長の私が受験のときに通っていた学習塾の自習室は、選挙の投票所のように仕切られた机と、壁には「第一志望合格!」「集中!」などのポスターが貼られて、いつも周りや雰囲気で急かされているような気分でした。

それの方が打ち込める子たちもいると思うのですが、私自身はそれが苦手だったのを思い出します。

満点塾では学習について一番大切なのは”モチベ”だと考えています。

同じ時間、学習をするならば、やらされているよりも、自分から進んでやる方が効率的です。

だから自習室も、居心地が良くて、また行きたくなる場所で学習するのが一番”モチベ”が上がるんじゃないかと思っています。

時代が変われば、子どもたちも変わっていきます。

学習塾の在り方も、自習室の在り方も時代に合わせて変えていくのが大切なのかもしれませんね。

今日も高1の生徒さんが、

「満点塾のいいところは、わからないことがすぐに先生に質問できるところと、自習室がとにかく良いっす」

と言ってくれたのが何より嬉しかったです。

学習にはモチベを大切にする考えは”プログラミング教室”から発展した、世にあまりない学習塾だからなのかもしれません。

何より子どもたちの力を信じているからなんですね。
夏休み最後のゲーミングPC組み立て体験。

今日は3人の生徒さんが参加してくれました。

小学生と中学生の生徒さんは、スタッフからメモリやCPU、グラフィックボードなど部品一つ一つの機能を教えてもらいながらパソコンを組み立ていきます。

小中学生で20万円以上のゲーミングPCを組み立てる機会はなかなかないでしょう。

それでも一度はパソコンを組み立てる体験をして、ちゃんとパソコンの機能を理解した上で、ITのものづくりをすることは大切です。

あとものづくりをするにはちゃんと”道具”となるパソコンのメンテナンスや改造も自分で出来ることが理想です。

機能が足りないときは自分でパソコンを開けて、メモリを追加したり、埃だらけになって熱暴走して壊れる前にパソコン内部を掃除したり、当たり前に出来る子たちをミラプロのプログラミング教室で育てていきたいですね。

ミラプロから一歩先ゆくITのイノベーターたちをどんどん輩出していきたいと思います。









今年のミラプロスタディツアーは新潟から新幹線に乗ってお台場にある「日本科学未来館」へ行きました。

日本科学未来館では宇宙開発、ロボット、情報技術など最先端技術を体験しながら学ぶことができる素晴らしい施設です。

ミラプロでプログラミングや3DデザインなどITを日々学ぶ子どもたちに、今学んでいることが「社会や未来でどんな形で活用されるのか」を実感してもらいたいと思って企画しました。

新潟ではなく体験できない先端技術に子どもたちは見て触れて、きっと一回り大きくなって帰ってきたと思います。

新潟の子どもたちが5年後10年後に、豊かな新潟を描いてもらうためには学校長としてこれからも投資は惜しまないつもりです。

学校長の私は新潟駅での生徒とスタッフの見送りとお出迎えしかできませんでしたが、緊張の面持ちで出発した子どもたちが、新潟に帰ってきて改札を抜けてきたとき、一回り大きくなって、自信に満ちた表情であったのがとても印象的でした。











やっぱり今日も仕事が終わった後、息子と釣り。

シロギスは釣れず、餌取りの稚ダイの猛攻でした。

息子がエサの付け方に苦戦していたり、糸を絡めていると、簡単なエサの付け方や代わりに糸を解いてあげたり、何かと「最短距離」を教えたくなります。

私自身30年以上釣りをやっていたので、答えを知っている分、息子がわざわざ遠回りしている釣り方をしていると、我慢できなくなって口を出したくなります。

でもここで、しっかり待ってあげることや、教えないで、あえて失敗してもらうことの大切さをプログラミングの講師をやっていて学びました。

試行錯誤している大切な時間や、失敗して次はどうするか、考えを巡らす時間を、父親として奪ってはいけないのかと思います。

今、最短距離を教えるよりも、未来の豊かな思考力を育てることの大切さをプログラミングを学ぶミラプロの子どもたちから教えてもらいました。

じっと待つ、言いたいけどがまんするというのは、親としてヤキモキしてしまいますが、そういうときにグッと堪えて、寄り道、回り道を見守ってあげることが大切なのかもしれないですね。



今日も仕事が終わったあとに息子と釣りに出かけました。

こんなに息子が釣りにはまるとは。

釣りをしながら発見したのが息子の粘り強さ。

魚が釣らなくても、仕掛けが5回も6回も根掛かりして切れても、エサのジャリメがつけにくくても、弱音を漏らさず前向きに挑んでいました。

“粘り強さ”や”前向きさ”、”ひらめき”、”寛容さ”などの子どもの非認知能力は、子どもの周りの環境で70%が決まるそうです(生まれつき、遺伝は30%程度)。

息子はどこでこんなに粘り強さを身につけていたんだろう。

そして今日の釣果は陽が沈むまで、粘りに粘って1匹だけ釣ったシロギス。

料理をする息子としては、どうしても食べてみたいらしく、持って帰って下処理だけして、明日食べることにします。