ミラプロ新潟西校にプログラミング体験に来てくれた中学生の女の子。

英語や数字、記号でプログラミングするコーディングを中学生ができる教室はないかお母さんがネットで調べてミラプロを見つけてくれました。

女子がプログラミングに興味持ってミラプロに来てくれるのは本当にうれしいですね。

きっとここに来るまでには相当勇気がいったのではないかと思います。

今回、中学生の体験を担当したのは高校生のメンター。

「誰か、コーディングで新規の中学生の担当できる人いない?」

と私がスタッフに聞いたら、

「僕、担当します」

とすぐに手を挙げてくれたのはさすが。

変数や型の説明をグラスボードで丁寧にマンツーマンで1時間半かけて説明しました。

かなり高度なことを伝えているのについてこられる中学生も素晴らしい。
 
「もう、ここでやっている内容は”習い事のレベル”ではないですね」

そう言っていただけたお母さんの言葉が私たちの何よりの褒め言葉です。



今日はPTA会長のお仕事で第17回東青山ふれあいまつりに参加。

去年に引き続きiPadでお祭りの様子や子どもたちの活躍を撮影しました。

普段我が子には、

「早く支度しなさい」

「動画観るのをやめなさい」

「早く寝なさい」

となかなか「ほめる」ことが苦手な親も多いですが、今日の体育館の中では、地域の保護者や実行委員のスタッフが、お祭りに来てくれた子どもたちに向けて「いいね!いいね!」という声がたくさん聞こえてきました。

我が子と違って人の子どもは良い意味で無責任にほめることができるのですね。

子ども厳しく言うのは親の仕事。

でも親だけが子育てをワンストップで全てこなすのはできません。

厳しい親の言葉と、地域の人たちの「いいね」で子どもはバランス良く心豊かに育っていくのかなと、今日のお祭りを見ていて思いました。

我が子の子育てを何十人何百人の地域の人たちと分担してできるのは素敵なことですね。

そう言った意味で、地域のコミュニティやお祭り、PTAは必要なのかもしれないです。

これからたっぷり撮った写真と動画を数日かけて編集したいと思います。



第2回大野小学校の先生向けデジタル研修「未来の図工」をさせていただきました。

今回は先生方にはtinkercadのアプリを使った3Dデザインの体験。

先生方にはiPadを活用して立体空間の中に家、机、椅子などさまざまな形を設計してもらいました。

通常、図工の時間は子どもたちが絵の具や粘土、木工など手で作業で行います。

iPadで行う図工はコンピュータを使ったものづくり。

手先が器用でない子も、片方の手だけでもiPadの操作だけでコンピュータの中に自由にものづくりができます。

「作文を書く」という行動が「鉛筆で字を書く」のが苦手で前に進めない子どもも、「タイピング」で文字を入力するとあっという間に作文を完成させる子もいます。

コンピュータを使うという手数が増えるだけで、さまざまなな特性の子どもたちの学習目標が達成しやすくなるのは素晴らしいことですね。

さらにコンピュータのものづくりは、図形の複製や手順を戻る、スケールに制限がないなど、可能性の枠を大きく広げてくれるワクワクも秘めています。

図工や相互と言わず、現場のプロの先生方が使いこなせるようになると、プログラミングより授業での可能性があるのかなと思います。

たった45分の研修でしたが私が、

「オリジナルで椅子と机を作ってください」

と言っただけで、「鏡台のような机と椅子」「ソファセット」「ハート型の座面の椅子」「城にありそうな豪華な椅子」など驚くような3Dデザインを制作していただけました。

やはり学校の先生は現場のプロなんだなと改めて実感しました。

50代の先生も研修が終わったあとも個別で積極的に質問に来てくれるところが素敵です。

もしかしたら今の先生たちに本当に必要なのはこうして与えられた教材をじっくりと研究する時間なのかもしれないですね。



「最近一番好きな授業は算数!と言い始めました‼️満点塾に行くようになって算数アレルギーが無くなってきているみたいです!
ありがとうございます😭」

学習塾の満点塾に通う6年生の保護者の方からうれしい言葉をいただきました。

3月から通い始めて半年。

苦手だと思っていた教科がまさか一番の得意科目になるとは。

その才能を見つけて伸ばしてくれた医学部生歯学部生のスタッフのおかげです。



今日の中小企業家同友会の例会は障がい福祉に関するテーマ。

懇親会の挨拶をさしていただいた際、思わぬ拍手喝采をいただきました。

プログラミング教育を通した障がい福祉への思いがこれほど多くの支持をいただけると思わなかった瞬間でした。

私自身、プログラミング教室や放課後等デイサービスの仕事柄、発達に偏りのある子どもたちに接する機会が多く、一般的な人よりも気付きや学びになる機会が多いような気がします。

私の思考がプログラミング教室寄りの考え方なので、発達障がいに関してはかなりポジティブに捉えている思います。

7年間の運営の中で一番の気付きは「発達障がいのある子は可能性のかたまり」でした。

一般的な健常の子たちよりもプログラミングやITのものづくりの分野で抜群の能力、創造力を発揮するケースが多いです。

確かに気分のムラっけ、過集中など多少難はありますが、それを差し引いても長所は輝いています。

「発達障がい」という凹んだ分は、反対側に同じ分だけ長所として誰よりも飛び出るようになっているんだなとこの仕事をして日々実感しています。

残念ながら社会では(親ですら)その凹んだ部分しか注目しないのは残念です。

並の子は将来、並の事しかできません。

逆にとがった子は将来社会の常識を変える商品やサービス、経営を生み出せる才能を秘めています。

「シリコンバレー症候群」という言葉があるように海外では障がいのある人はIT技術の分野を支え、社会に変革をもたらす大切な人材として位置付けています。

社会が常識と考えていることに疑問を持ち、一般人が考えもしない切り口や発想で、問題を解決する天才たちです。

ミラプロの小学生の”あるある”で、プログラムのエラー解決方法や3Dデザインの設計手順に、大学生スタッフが驚かされるケースもしばしば。

学校長や工学部、情報学部のアルバイトスタッフの常識をいとも簡単に壊してくれます。

新潟にとっても日本にとっても彼らは社会に必要な人材なのですね。

子どもたちの豊かな能力を育てていくために必要なことは「環境」です。

それを整えるのはやはり大人の仕事です。

社会や学校を変えていくにはしばらく時間がかかると思います。

私としてはミラプロで育った発達に偏りのある子たちが、数年後、大学や社会で如何なく能力を発揮して、その存在を証明すれば、きっと「発達障がい」を見る世の中の目は変わるのではないかと考えています。

そのためにプログラミング教室のミラプロや放課後等デイサービスのミラプロフィットはたくさんの企業や団体から協力をいただきながら、これからも彼ら彼女らの活躍の場として発展させていきたいと思います。



新潟市教育委員会が主催の「新潟市子ども科学フェスティバル」に出展するために数ヶ月かけて完成した「小学校の校舎」。

「理科作品」ということなので、この作品はコンピュータを使って制作した立派な「コンピュータサイエンス作品」です。

ミラプロの生徒たちは教室にあるものを使って、それぞれにコンクールや大会に出展、出場してるからすごい。

「実は最優秀賞を獲ったんだ」と入賞したあとになってから私に教えてもらうこともしばしば。

きっと彼らの周りにパソコン、3Dプリンター、ペンタブレット、3DCAD、レーザー加工機が”日常的”にデジタルクリエイトできる存在として寄り添っているから豊かな発想が生まれるのかもしれないですね。

これからもミラプロは子どもたちの可能性を開花させる場所でありたいですね。





12月に開催する新潟のコミケ「ガタケット179」に向けてミラプロの子どもたちと商品開発中。

3ヶ月先のイベントなのに何で今から準備しているかというと、新潟では11月になると毎日のように強風とみぞれ、雪が降るので外でレーザー加工機が使えるのは今がベストシーズンなんですね。

塩ビ板やカッティングシートはレーザーカットしたところから煙やガスが出るので室内で使うと火災警報器が鳴ってしまいます。

ちなみに外で使用していますが室内のパソコンとレーザー加工機がWi-Fiで繋がっているので室内のオペレーターの子と連携すれば問題なく機能してくれます。

作業に慣れてくると生徒さんに、

「レーザー出力100%、3ミリ毎秒でsvgデータを飛ばして」

と私が声をかけるだけで、ササっと反応してパソコン操作してくれるところがミラプロの子たちのすごいところ。

週1、週2で日常のように教室ででコンピュータを使っているとこんなにも成長してくれます。

この子たちが特別な子たちかというと、そういうわけではありません。

どの子たちにも才能の種を持っているのでそれぞれチャンスがあります。

あとはこの子たちのように小学生中学生の間、同じことを4年5年と長く続けていくことが成長の秘訣なのかなと思います。







3Dプリンターがプリント中にエラーが出たまま6時間放置したら大変なことになっていました。

素材が冷えてカチカチに固まってしまい、また200℃に加熱しないと取り除くことが出来ません。

しかし溶けた素材がクーリングファンやコードに絡んでもうプリンター自体が起動しないのでどうすることも出来なくなってしまいました。

解決方法をネットで調べれば何とかなりそうなのですが、日本に3Dプリンターの歴史が浅いので知見があまりないのですね。

かと言って3Dプリンターのメーカーに修理で送っても本国のチェコとの往復だけでもう一台買えてしまうでしょう。

そこで海外の3Dプリンターコミュニティサイトに質問したら、10分ほどで様々な国の3Dプリンターユーザーからアドバイスをもらえました。

その中で一番解決方法で有効そうなのが、

「焼いたナイフで素材を溶かしながら削る」

でした。

(スモアみたいだね、というコメントもありました)

早速コメリでハンディーバーナーとカッターナイフを買ってやってみようと思います。

3Dプリンターはこの辺のDIYのような修理がちょいちょいあるので技術力が鍛えられていいですね。



プログラミング教室のミラプロ新潟西校のパソコンがさらにグレードアップ。

高度なプログラミングや3DCADをやろうとするとパソコンのスペックが足りないことがあったので、青く光り輝く新しいゲーミングPCを追加。

これでデスクトップPCが4台。

ノート型パソコンが8台。

全部で12台体制になりました。

さらにそのうちの半分はサブモニターが付いています。

ITのものづくりを学んでいくうちに大人顔負けの高度なプログラミングや設計、デザインに発展していくので、子どもたちの期待に応えられるようにミラプロは惜しみなく設備に投資していきます。

身の丈に合わないオーバースペックな機材ではなく、存分に「学び」や「ものづくり」として子どもたちは結果を出してくれるので学校長として応援しがいがあります。

新潟の大切なIT人材を育てる場所で存分にITの腕を磨いてもらいたいと思います。



今日は小学校の先生向けのプログラミング授業の研修で新潟市立大野小学校に伺いました。

にいがたデジタルコンテンツ推進協議会の仕事です。

総合の授業に活用できるようなプログラミングの例で、「もし◯◯なら」の条件分岐を使ったクイズプログラムを先生方と一緒に、学校のiPadを使いプログラミングしました。

クイズプログラムを作り慣れると、国語の漢字クイズや理科の水溶液クイズ、総合の防災用クイズなどどの教科でも応用が効きます。

プログラミングもシンプルなので大野小学校の先生方も10分ほどで完成できました。

研修が終わった後も先生方からプログラムの保存の仕方や子どもたちへのプログラムの配布の仕方などたくさん質問をいただき、改めて大野小学校の先生のモチベーションの高さに驚きました。

校長室で片山先生とお話しているとApple社のスタッフが東京本社から来られてしていて、やっぱり大野小学校は注目されていますね。