広峯神社の牛頭天王
さて、広峯神社へ到着です。
少々参道を歩かなければなりません。到着する前から雰囲気があるのです。牛頭天王の雰囲気です。
到着すると牛頭天王は歓迎してくれます。隣まで来てくれて、何というか等身大の友達のような雰囲気に感じます。
牛頭天王総本山らしいので、どーんと構えた牛頭天王をははーっともっと敬う感じかと思ったのですが、何か牛頭天王がフレンドリーに隣まで来てくれます。
何というかこんなスタンスは不敬な感じがするのですがいいんでしょうかね。と牛頭天王に聞いてみると
「私がその関係を望んでるからいいんだよ。」
といった感じです。
「お前のような人間は特に好きだからな。」
有り難い言葉を受け取っておきます。しばらくは境内で等身大の友人のように話をしてくれた感じがします。
悪念などを牛頭天王に防いでもらった方が良いのかと聞いたのですが、
「お前は自分でできるから自分でやったらいい。それが経験となる。」
と言われた気がします。
戦国武将の黒田官兵衛を祀る神社もありました。縁のある武将らしいです。
戦国時代には頭の良い武将がおられますが、黒田官兵衛さんもその1人でしょう。
で、やはり牛頭天王と関連のある頭の良い感じと言いますと「魔」の感じでしょうね。
何かこうダークな感じです。
人格が悪いとかそういう意味ではないのですが、こう自分の意志をやや強引に通すというか、そういったやり方の雰囲気があります。
以前お参りした毛利元就公なんかはもっと純粋に神仏の力って感じなんですが、牛頭天王系の信仰を持つ武将はこう頭がいいんだけど、どことなくダークな感じがするんですよね。
人物的には、黒田官兵衛さんや織田信長さん、あとは全く違うとこですが安倍晴明さんとかでしょう。そういった雰囲気です。
戦後時代だと細川幽斎さんも気になる人なのですが、あの人はどんな感じかなのか、いつか祀られている神社に行ってみたいですね。
牛頭天王は吉備真備さんが中国から連れてこられたらしいです。
あと隣の磐座ですが、明確にパワースポットです。
エネルギーが集まっている感じがします。ここは近くにいるだけでいいでしょうね。
そして、本殿に戻ってしばらく牛頭天王とお話。
「魔というが魔は悪ではない。良い魔もある。あと賢いことが大事。」
と言われてます。
説明しにくいのですが、魔っていうのは多少(?)強引に意志を現実に反映させることです。
ですが、私の感覚からすると多少(?)なのですが、多分多くの人からみるとビンビンに攻撃性を感じるレベルかもしれません・・・。
もっと若い時分の自分なら、そのことに関してあまり戸惑いはないのですが、やや年齢を重ねて社会性を身に着けた自分から見た場合、そのスタンスは心中やや複雑なものがあります。
ただ、まあそういったやり方が楽しいという感覚は正直ありますね。倫理感も大事ですが。
「今度はデリカで来いよ!」
楽しく牛頭天王は送り出してくれました。
やはり何というか正直しっくりきますね。
牛頭天王に興味のある方は是非御参りされてはいかがでしょうか。
おわり。