前輪駆動車のトラクション!

今回出雲へ400kmほどミラちゃんでドライブしましたが、そのテスト結果です。


マニアックな話題となりますが、公道神社ドライブを効率よく行うためにかなり本気で考えています。



ミラは前輪でエンジンの力を路面に伝えます。
なので、安定してタイヤを路面に押さえつける力が必要になります。
軽い車で車重があまりあてに出来ないので、ホイールやタイヤ、ブレーキローターの重さをタイヤを押し付けるのに利用しようと思います。


タイヤ、ホイール、ブレーキローターなどのバネ下の回転物を重くするメリットとデメリットがあります。

・メリット
ジャイロ効果で高速域の直進安定性が増す。適切な重さにするとタイヤに効率的に荷重を与え上手く使える。

・デメリット
加速の出だしが悪い。低速コーナーの旋回が悪い。燃費も悪い。

要は軽すぎず重過ぎず適切な重量にする必要があります。

多くの実用軽自動車は一般公道の30km/h〜50km/hくらいの旋回性を重視しているようなハンドリングに感じます。それ以上の速度域になってくるとだんだんと直進性が不足してくる印象です。

これが出雲などの長距離ツーリングになってくると直線を延々と走ることが増えてきますので、より高速域の直進性を重視したほうが乗りやすくなります。

ミラバンの本来のタイヤサイズは
145/80R13なのですが、現在は165/55R15にインチアップしています。コレだけでも結構な重量アップなのですが、今回のテストの結論としてまだ、重量が足りないということになりました。

なので、今後ブレーキローターを純正の直径211mmのソリッドディスクから直径246mmのベンチディスク(ダイハツコペン用)に変更して重量をアップさせてみようと思います。

いろいろ研究してみた結果それくらいが適切ではないかと現時点ではあたりをつけています。

ブレーキローターの大径化を行うとブレーキパッドがローターのより外側を掴むことになるので、ブレーキの効きが強くなります。効きが強くなりすぎると乗りにくいので、強くなりすぎないようブレーキパッドの摩材で制動力を調整しようと思います。

個人的には実用車では軽量ホイールへむやみに交換することは性能低下に繋がると考えています。

マニアックな話題ですが、宜しければ参考にして頂けますと幸いです。

かなり長い文章を読んで下さってありがとうございました!

おわり。