2月23日のことだ。


「王様・・・!!!何ゆえ、このような時に、隣の国を攻めるのですか?」
「そうですよ!!今攻めたら、我々が失敗して恥をかくどころか国が滅びるかもしれません。」

兵士達が、王様に向かってしゃべっている。

「王様には、それなりの考えがあるのではありませんか。みなさん静かにしてください。」

大臣は、兵士たちを落ち着かせているようだ。



2月23日、DESTINYという王様が、隣のイングラム王国に攻めるという命令を出した。



もちろんこの国、フォーセブンティー王国は、攻撃もされておらず。

もちろん王様DESTINYの独断宣言である。




「私にしてみれば、この出陣など、考えてもいないことであった。しかし私は考えた。
 みなみなの気持ち、よくわかる。しかし私自身このままイングラム王国の王と
 こうして、平和な世界を作ることが本当なのか。
 それを、奴と一緒に見てみたいのじゃ・・・・。



 いいか・・・。これは、考えのひとつじゃ世間的な・・。
 
 私は、思うのじゃ、この世界には、モンスターや人間がいる。しかし

 本当に恐ろしい存在は、もっといるのでは・・・とな・・・。」



 王様は、長々と話した。


 
 王様は、悟っていた。自らが人間を統括する一人となっているのにもかかわらず。
 自分が毎日おびえる日々の中、なぜ自分がおびえているのか・・・・。

 王様にとって、本当の権力、本当の平和。
 そう所詮この世界など、自分のものではない。
 王様は、そんな世界をゆがんだ目で見ていた。

 「どうも、閣下お久しぶりです。お呼びでしょうか?」
 
  王国騎士団 隊長 マサキだ。

 「おお、よく来てくれた。マサキ殿。これからお前に任務を頼みたい。兵士を率いて
  隣の国を攻めて、滅ぼしてくるのだ。」

  王様は、マサキに命令する。


 「王様、わかりました・・・。しかしながら、よろしければ、私の考えを聞いていただけますでしょうか?」
  マサキは、そういうと、王様に、ある村人を紹介した。

 「私の直属兵士として、ここにいる村人をつけていただきたい。と思っております。」
 
 
  マサキが紹介した、村人は、おろかな者だった。

  
 「おい!!そんな村人を兵士にだと!!?何をバカなことを言ってるんだ!騎士団隊長殿!!」

 「そうだそうだ!!そんな村人を連れて行けば、兵士の指揮が下がるだけですぞ!!」

 「王様!!このようなこと聞かないでください!!村人が兵士などありえない!!」

  城の者達は、一斉に大声で怒鳴り、村人に対して反対した。


 王様は、一言、彼らに口走った。


 「これより、この村人を隊長の部下とし、村人を、最高指揮官の一人とする。

  村人お前の名は、今日から、ジェインと名乗れ。お前は、勇敢なる指揮官ジェインだ。」

 王様が一言そういうと、兵士達は、まだ言い足りない気持ちの中、静かになる。


 「王様、彼は男ですよ。女の名前になぜするのです?」

  王様の隣にいる、后が王様に尋ねる。

 「女の名前にすれば、国の素朴な一人の女が国を指揮して、戦ったという噂が語り継がれる
  だろうと私は思っている。

  このような、何もない能力の人間こそ、全てを超越する力を持っていると、私は
  みなみなに言いたかったのだ。
  所詮私など、ただの決定を決めるボタンにすぎないのだよ。」

  王様はそういい、兵士達は、王様の話に対して、いろんな気持ちを持ちながらも。

  マサキ隊長と一緒に、王様にこういう。


  「かしこまりました!!王様!!それでは、出陣の準備を!!」


  王様は、絶対的な存在である。

  王様は、全てが、チェス盤のお遊び。

  しかし、そのチェス盤達を決定している。○ボタンを押すということが。

  王様の仕事であり。王様なのだった。





  王様「我々は、出陣する。」