3人とも発達障害の特性を持ったちぐはぐな子どもたちです。
特にいっちは、今ではASD(自閉スペクトラム症)・ADHD(注意欠陥多動性障害)、LD(学習障害)等の特性を併せ持っています。
なのに、特別支援学級には入ることが出来ませんでした。
学校側も、特別支援学級に入ることを勧めてくれました。でも、市の審査には落ちました。
就学前と4年生の時に申し込みました。
なのに、学習障害の特性が無いのに、精神的に問題があるからという理由で特別支援学級へ編入できた子もいます。
結果、いっちは学校側の特別な支援という形で、空き教室にいっちスペースを作り、手の空いている先生が出来る限りいっちに付き添うということになりました。
いっちにとって通常学級に残ったまま、独自の支援を受ける事が出来るようになったことが、今の環境を作っているのだと思うと結果論ですが、この方法が一番良かったのではないかと思うようになりました。
このような支援方法になった事で、合理的配慮を学校側も家庭側もしっかりと考えられるようになりました。
特別支援学級に入ることがすべてではない。と教えてくれた一連の出来事でした。
それでも、特別支援学級に入る基準があいまいなのは、とても腑に落ちないところです。
入れなかった理由も教えてくれませんしね・・・