またまたよく聞かれたこと...
「大学、町の雰囲気はどんな感じですか?」

大学の雰囲気...は何ていうんだろう。
ちょっとよく思いつかないので、まずは町の雰囲気から!

まずワシントン大学(UW)はシアトルにあります。
UWの留学経験者、これから行く方々!
よく言われ(て)ると思います。
「ワシントン大学?すごい!首都だよね!!」

...違います!!
首都のワシントンDCがあるのはアメリカ東部、一方、大学があるのは西海岸、シアトルです!

私がUWを選んだ理由の一つに、やはりシアトルの街の雰囲気、というのがあります。
シアトルは、うーん...例えて言うなら、政令指定都市レベルの地方都市という感じでしょうか。
ほどよく都会、ほどよく田舎という感じで、とても住みやすいところだと思います。

治安も良い方だと思います。
もちろん夜のダウンタウンを一人で歩く、なんてことはできませんが、最低限気を付けていれば非常に快適な生活を送れるのではないでしょうか。

シアトルはバス網が発達しています。
大学からダウンタウンまではバスで移動しますが、ダウンタウン行きのバスは、直通や回り道のものを含めれば、数分間隔で出ていたような気がします。(あまり街の方に出て行かなかったので、ちょっと記憶が定かではありませんが...。所要時間もだいたい20分くらいかな?)


シアトルのバスです。二連結で長いです。

そう、さきほども言った通り、大学はシアトルの中心部からは少し離れています。
University Districtという名の通り、街全体が大学街という感じです。
大学のある場所の治安は、ダウンタウンに比べて、もっと良いと思います。
大学が警察組織を持っていて、よくパトカーで巡回しているのを見ました。

日用品もだいたい大学の周辺で買うことができます。
Ave.といって、飲食店や大学のブックストア、洋服屋さんとか小さな映画館とかが並んでいて、学生や付近に住んでいる町の人たちでにぎわっていました。
大学内にスーパーもありますが、そこで売ってないものを食べたい!とか思ったりしたときは、Ave.を上って、気持ちちょっと大きめのスーパーに行ったりしていました。
あ、あとまた少し歩きますが、近くにモールもあって、何でも買えます!
だから、私は大学の学期中はほとんどダウンタウンの方には行きませんでした。
(ちなみに、ダウンタウンから少し離れたところに、日系の大きいスーパーがあるので、日本食の食材は豊富に買えます!ただどうやって大学まで持って帰るのか、というところがちょっと問題ですね笑)

うーん、あとは何かあったかな...
大学の雰囲気は...基本、いい感じです(笑)
まあ、それはまた後ほど...

結論、
シアトルは住みやすい街でした!
これから留学に行く方とお話ししていると、やっぱり多く聞かれるのが住居についてです。
というわけで、再開後の初テーマは寮生活について!

私は、大学の寮に入ってました。
UWの寮は、大学の敷地内にあります。(アメリカの大学の多くはそんな感じですかね?)
どれくらい近いかというと、校舎の場所によっては授業開始の5分前に寮をでても余裕で間に合ってしまうくらい近かったです!
大学寮の魅力の一番は、やはりそれですね。授業の合間に寮に帰ることもできるし!
私は人がたくさんいる図書室で勉強するのが苦手なので、ちょくちょく寮に戻って自室で勉強していました。


部屋は二人部屋でバス・トイレは各個室についてます。キッチンは各フロア一つずつ、ラウンジにありました。
共有キッチンで料理している人もいましたが、私はほとんどカフェテリアとかスーパーで買って部屋で食べたりしてました。料理すると、鍋とかボールとか、こまごまとしたものが色々必要になりますから、キッチンだけあってもちょっと料理はできなかったです。

部屋の中で、二人のスペースを仕切るものは全くありません。
他人と一緒に生活する、というのが初めてで、最初はどうなるかと戦々恐々としてましたが、結構何事もなく過ごせました。
...ただ、やっぱりプライベートな空間は欲しかった!
そういうわけで、私は途中からベッドにカーテンをつけました。レースのカーテンだから結構透けてましたが、でもやっぱり布一枚あるだけで全然違いました。
ベッドの枠のところにロープを張って、カーテンを通すだけなので、結構おすすめです♪

各部屋はオートロックだから、鍵忘れて外に出ると、締め出されます。
私もドアに「鍵」って書いた付箋貼ったりして日々気を付けていたんですけど、春学期に1回やってしまいました。
そういう場合、RAがスペアを持っているので、RAに電話して来てもらいます。
...が、私は電話をするという制度を知らなかったので、ひたすらRAの部屋の前で待ってました(笑)
ちなみに、RAに鍵を開けてもらうと10ドルかかりました。

あ、RAは各フロアに数名いる、フロアリーダー的な感じです。
寮のミーティングを開いたり、部屋のチェック、あとは寮内でのトラブル対応などをします。
私も、深刻なホームシックにかかっているときに色々気にかけてくれて、本当にRAには助けられました。基本的に相談できるお姉さんって感じでした。(RAの子の方が年下でしたけど...笑)

あ、そうそう部屋のチェックがあるんですよ。
バスルームがきれいかどうか、学期に1回チェックが入るんです。
私のルームメイトはすっごくきれい好きな子で、お互い掃除もマメにしてたので、衛生面での心配はまったくありませんでした!
ただ、私はその点ルームメイトに恵まれていたと思いますが、ルームメイトが全然掃除しない!って言ってた子もいたので、やっぱりそこは当たりはずれありますよね。
掃除とか個人の責任がないから、フロア共有のバス・トイレがいいという人もいますが、それは分かる気がします。
私はとにかく、色々な意味でルームメイトに恵まれたので、寮生活は快適に過ごせました!

寮の外観

寮の外観は、こんな感じです。
入った年にできたばかりなので、すごくきれいでした♪

自室(退寮直前)

部屋の内部です。
退寮直前に撮ったので、全然荷物がないですねー


ルームメイトとの話は、また今度!
わぁ、びっくり‼
最後にブログ書いてから半年以上経ってますね。案の定三日坊主でした。
ちょっと思うところがあって、また書いてみました。(笑)

まず、ご報告。
なんとか9か月の留学生活、無事に終えて日本に帰ってきました。
今は日本で来春の卒業に向けて卒論と格闘中です。

ブログを再開しようと思ったきっかけ。
大学でこれから留学しようとしている人たちとお話しする機会があったんですね。
私の場合、他の人と比べたら地味ーでつまらない留学生活だったんですが、それでも話聞いてくれる人たちがいて、すごく嬉しかったです。
自分がそうだったように、やっぱり素朴なことで気になることってたくさんあるんですよね。
だから、そういう素朴な生活をまたまとめてみようかなー、という気になりました。

覚えていることを、覚えている勢いで書いているので、またどこまで続くか分からないですが、留学を振り返る良い機会だと思って、再チャレンジします!