ルームメイト編つづき
どこまで書いたか覚えてないので、徒然なるままに...(笑)

正直、Sara(私のルームメイトです)には感謝している一方、やはり心のどこかで申し訳ないという思いをずっと持っていたかなという気がします。
だって、寮生活って大学生の醍醐味みたいなところあるじゃないですか!
私も日本でも寮みたいなところに住んでいたので、その楽しさは分かります。
そんな楽しい青春のひと時を、こんなほとんど英語もしゃべれない外国人と一緒に過ごすことになってしまって申し訳ない、という気持ちは最後までありましたね。
でも、それもお互い運だから仕方がない!そう開き直ることが必要だと思いました。

話を戻します。

前回、一番最初のアンケートでのお互いの基準がちがうって話をしました。
それについてです。

最初の時点で、お互いのアンケート結果を見ることができます。
Saraと私は、早寝早起き、きれい好き、学業重視ですべて一致。

...しかし基準が違いました。
私は早寝早起きと言えば、まあ12時くらいまでに寝れば早寝かな?くらいの気持ちでいましたが、Saraの早寝は本当に早寝でした。
(アンケートとる時点で早寝早起きみたいな主観的基準じゃなくて、何時就寝!みたいに書いてくれればいいのにね。)

私たちの部屋は夜10時消灯(笑)
部屋はまっくらです。
私はただでさえ10時には眠れないうえ、英語での勉強に時間がかかり、結局12時どころか就寝はだいたい1時でした。
そのため、私は小さいデスクランプ一つで勉強していました。暗かったー。

しかし文句は言えませんよね。逆に「デスクランプ点けていいよー」って言ってもらえて感謝です。

よく、アメリカでは自己主張しなきゃ!と言われていますが、
やはり自己主張すべきことと自分が我慢することはわきまえるべきだと思います。
正直、暗闇の中での勉強は本っ当に大変でしたが、ここは常識的に考えて私が譲るところです。
(私は超日本人的性格なので、自己主張なんてやろうと思ったって出来そうもないのですが...)

9か月間の生活の中で、私たちの間にトラブルは一切ありませんでした。
まあ、お互いべったりした関係ではなかったので、それが良かったのかもしれませんが。

相手のことを察して譲るべきところは譲る。
私もいろいろなことを我慢しましたし、もちろんSaraだって私に対して不満はたくさんあったと思います。

うーん、言いたいことがよくまとまりませんが、
必ず自己主張すればいいってわけではないと思うんです。
ちょっと自分が我慢すれば、結構上手くいくものです。

...あー、でもやっぱり人によるのかな?
全然察してくれない人なら、そりゃストレス溜まりますよね。
そういうときは相手に気持ちを伝えたり、RAに相談したりした方がいいかもしれませんね。
意見が二転三転してすみません

逆に私たちがぴったり合ったところは、学業重視の面です!
Saraは本当に勤勉な学生でした。
専攻は環境生物学...だったかな?
いっつも難しそうな、化学のモデル?みたいなのを作っては書き、作っては書きを繰り返していました。
なんか成績優良の賞状みたいなのも部屋に届いていました。

私も勉強しないと到底ついていけないので、勉強勉強。

結果的に、常に背中合わせで勉強するという光景が私たちの部屋では見られました(笑)

それにSaraは本当にきれい好きなんです。
気付くと、バスルームのシンクがピカピカになってたり...
なんか申し訳ないので、トイレットペーパーの補充は私が積極的にやってました(笑)
個人のスペースもSaraの方が圧倒的にきれいでしたね!

Saraは良い意味で、私のアメリカ人との寮生活のイメージを完全に打ち壊す人でした。
さっきも書きましたが、トラブルは一つもありませんでした。
ルームメイトとの人間関係で悩む必要がないって、結構大きいことだと思います。
おかげで、私も勉強に集中することができました。

だから、合うか合わないかでいったら、私にとってはSaraはぴったり合うルームメイトだったと思います。

もちろん一人部屋もあるし、部屋は一人だけど、リビング・キッチン共有のフラットタイプもあるので、寮生活は本当に多種多様です!

これから留学する方で、記事を読んでくださる方がいましたら、
相性の良いルームメイトに恵まれるといいですね!
心からそう願います。
今日はルームメイトとの寮生活についてです。
いちいちルームメイトと書くと長いので、名前出しちゃいますね。
私のルームメイト、Saraさんです!

まず、寮を選ぶとき、簡単なアンケートがありました。
早寝早起きか?
きれい好きか?
社交生活重視か勉強重視か?(ちょっと上手く説明できませんが、まあ要するにパーティーとか好きか?みたいな感じですね。)
...あと何だったけかな。まあ、こんな感じです。

私は、そんな早寝早起きでもないし、特別ものすごくきれい好きってわけでもなかったですが、ここで謙遜(?)して書いて、夜遊びが激しかったり、非衛生的な人だったりしても困るので、早寝早起き・きれい好き・勉強重視を選択しました。

今思えば、これは私の基準であり、Saraの基準とはかけ離れていて若干申し訳なかったかなー、と思いますが、アンケートの際に控えめに妥協すると、とっても大変なルームメイトに当たってしまう可能性もあるわけですから、多少わがままになっても良いと思います。

他の大学に留学していた知人の話を聞いたりすると、ルームメイトとの関係に結構本気で苦労された人も多いですよ。
本当にこれは運なんでしょうね。
でも、ルームメイトとトラブルがあればRAに相談したり、最終的には部屋を変えたりすることもできるので、「ダメだったら、部屋変えてもらおうー」くらいの気持ちで寮生活を経験してみても良いかもしれませんね!

Saraとの生活の話に戻ります。

Saraはアジア系の女の子で、2年生でした。あ、彼女はシアトル出身です。
最初はぎこちない挨拶から始まったように思います。
留学開始直後の時点で、私はやはりほとんど英語が話せません。彼女も非常に困惑したと思います。

学期が始まるとすぐに、それぞれルームメイトと決まり事を決めて、本部(?)に提出する、ということがありましたね。
例えば...
・友達を招いていいか?何時まで招いていいか?
・男の人を部屋に入れていいか?
・お互いの持ち物を触ってもいいか?
などなど、結構こまごまとした項目が延々と続きます。
そのアンケートに二人で相談しながら解答していく、という感じです。

あ、今さらですが、寮内は男女一緒です。
これは寮によって異なると思いますが、私がいた寮では向かいと隣が男子部屋といったように女子部屋、男子部屋が入り混じっています。
フロアで分けるとか、スペースで分けるということが一切なく、これはちょっと衝撃でした。
だから決まりごとで異性入室OKにすれば、男性が部屋に入ってくるということが普通に起きるわけです。
留学経験者の方のお話しで、ルームメイトが部屋に彼氏を呼び込んで目の前でいちゃいちゃされて大変だったというのはよくありますよね。
私たちの部屋は、最初から男性入室禁止にしていたので全く心配や苦労はありませんでしたが、こういう状況を経験したという話、実際日本人以外の学生からもよく聞きました。
皆さん、苦労されてるようですね。

あ、全然Saraの話書いてないや...
予想外に長くなっちゃったので、一回切りますね。
シアトルの気候...
一言でいえば、マイルドです。

夏は経験していないので分かりませんが、冬はそれほど寒くないです。
だいたい一桁代をうろうろ...?
東北出身の私としては、そんなに変わりはないかな、という感じでした。
でも、昨年の11月の数日間はちょっと寒かったです。
9時からの授業がありましたが、その通学時が-1℃とかでした。さすがに寒かった...。
ただ、冬を通して雪は一日しか降らなかったので、アメリカ東部の冬の厳しさとは比べものにならないでしょう。

問題は、気温じゃなくて天気です!!
冬は基本、雨。
雨、雨、曇り、雨、雨、雨、雨...って感じでした(笑)
もう、本当に気がめいります。まあ、慣れちゃえば気にならなくなるんですけどね。
加えて、冬の日没は4時とかそのくらい。
カウンセリングの先生に、気分がめいったら、人口太陽を当てる設備があるから言ってね!と言われました。(笑)
雨もざあざあ降ってしまえば、諦めもつくんでしょうが、小雨しとしとが延々と続く感じです。
だから、みんな傘なんかさしません。
登山並みのウィンドブレーカーを来て、フードをかぶります。そしてブーツか長靴。

その代わり、春から初夏にかけては本当にきれいです!
UWに桜の木があることは結構有名ですが、やはり百聞は一見に如かず!
本当に圧巻でした。
2月末に開花して、3月末にはもう盛りをすぎてしまうんですよね。
桜は4月後半から!の東北人としては、ちょっと不思議でした。


ベタですが、桜の写真を...

次に服装についてです。
冬のアウターはさきに書いた通り、みんなウィンドブレーカーが多いですね。
私は寒がりなので、現地で購入したウィンドブレーカーのほかに、うニクロのダウンコートを日本から送ってもらってそれを着てました。
それにマフラーをほっかむりみたいに巻いて、さらにフードをかぶる。
影だけ見れば完全にミシュランのタイヤの人ですが、日本ほど人の目を気にしなくなるので、平気でそのような恰好をしていました。

アメリカの学生はおしゃれはしない、とよく聞きますが、間違ってないと思います。
学校名が入ったパーカーにジーンズ、よく見る装いです。
おしゃれな恰好をしている人もいますが、それはやはりアジア人留学生に多かったかな、と思います。
私も、ほぼ毎日パーカーかセーターにジーンズ、スニーカーという感じでした。

何をおしゃれとするかは人それぞれですし、普通にみんなパーカー&ジーンズがきまっていてかっこよかったです。

しかし夏は違います!
あ、もちろんパーカー&ジーンズは大勢いますが、女子学生たちがワンピースやスカートを着始めます。
今まで、海外ドラマとか映画で見てきた、海外の女子学生たちのファッション!的なものを見れて、とても楽しかったです♪
でも、気持ち分かります!初夏は本当に天気もよくて気持ちがいいんです!
私も、街のお祭りの露店でスカート買ってはいたりしてました。
露店で洋服を買うなんて、今までは考えられなかったことですが、思わず買っちゃうような気持のよい気候でした。