こんにちは。
なんか昨日は、いつの間にか精神論振りかざす記事みたいになっちゃってましたね。
そんなつもりはないんですけど、書いてると熱くなっちゃって...(笑)

反省反省!

正直何から書けばいいんだろう、と少々迷走しております。
なので、ここは時系列無視!空気無視!な投稿をしていこうと思います!
(もし、これについて書いてくれ、などテーマがありましたら、コメントなどで教えていただけるととても助かります!)

というわけで、
今回は、アメリカの保険についてお話しします。
本当は病院について話そうと思ったんですが、
案の定長くなりそうなので、今回は保険の話ということで...

多くの人は、出国前に日本の海外保険に入ると思います。
早稲田でも留学生は全員、学校が定める保険に入ることになっています。
...ただ、こういう保険の中には海外での病気やケガのみが対象、というのが結構あると思います。
つまり、既往症は対象外なんですよね。

私も毎日薬を飲み続けなければならず、しかも数か月ごとに様子見しながら処方してもらわなければならないような事情があったため、アメリカの病院に通うことになりました。

そういうわけで、私はワシントン大学が提携している保険会社を利用していました。
この保険、基本的にワシントン大学の学生全員が入ることになっています。
まず保険に入らないと授業登録ができません。

ですが、すでに保険に入っている人は、あとから保険免除のための書類を提出すれば返金されます。(お金を払わなくていい、という書類なのかな?すみません。私はこの制度を使ってないのでちょっとよく分かりません。)
日本から一緒に行った留学生のほとんどが、この制度を利用していました。

私は、この大学提携の保険ともともと日本で入った保険、両方に入っていました。
でも大学提携の保険、そんなに高くないんですよ。
たしか、日本円で2万いくらとかだったはず。

よく言われているとおり、アメリカには皆保険制度がありませんから、医療費はばかになりません。本当に高いです。
だから、日本のにせよアメリカのにせよ保険は必須だと思います。

そして保険料入金の後、保険会社の具体的な登録をしました。
これが、まったく上手くいかない!
ちゃんと指示通りにやっているはずなのに、全然登録できないんです。

とうとう埒があかないので、保険会社に電話することにしました。

外国で!保険会社に!英語で!電話!ですよ。
私にとっては、サンダル履いて富士山登れって言われてるようなもんです。
どうして私だけがこんな目にあわなきゃいけないの?
と何度もそう思いました。
が、薬は必要だし...仕方なく一念発起して電話をかけました。

なのに、途中で電話切られるんです!
私も上手く問題を伝えられてないなと思い、
途中から日本語の通訳の方を介してもらいながら、話したんです。
なのに、切られるんですよ!
もうこの時点で、アメリカ嫌い!っておもいました(笑)

あ、そうそう!
私ダメもとで
「日本語話せる方いませんか?」
って聞いてみたんですが、案外これ使えるもんです!
まあ、日本人が多いシアトルだからかもしれませんが、でも保険に限らず大きい会社だったら日本語通訳の方がいるかもしれません。困ったら聞いてみてください。

話を戻します。
結局、日をまたいで3回、電話を途中で切られました。
最終的には大学の保険担当者の方のところに行って、全部手続きをやってもらいました。
結局何が問題だったのか全く分かりませんが、最初から行っておけばよかったと心から思いました。

まあ、でも保険に入ってしまえばこっちのもんです!
病院では、お金は一切払いません。
(あ、もちろんそれぞれ制度が違うかもしれないので、断言はできませんよ!でも、他の人のブログを見てもお金は払わないという記述は多かったように思います。)

あとから保険会社からEOBという明細が、保険でカバーできない分は病院から請求書が送られてきます。
それがだいたい1か月後とかです。
ただし、そこはアメリカ!
2,3か月後になることなんて平気であります。
気長に待ちましょう。
「請求書来てないよ。あとで未払いで訴訟起こされたらどうしよう。」
と夜も不安で眠れなくなる私みたいな人は、思い切って確認しましょう。

私はこの問題、帰国後も引きずりました。
いつも来るはずの病院からの請求書が、全然来ないんです。
そして、いつも通り心配で眠れなくなります。

結局、数か月ぶりに英語で問い合わせの電話をかけました。
あー、緊張した。
そうしたら、未払いの請求はない、そもそも請求がない、と言われました。
いまだに理解できません。
どうして毎回同じ診察を受けていながら、請求がある回とない回があるのでしょう?
でも、確認したうえで「ない」と言われたんですから、そこは安心・安眠できます(笑)

まあ、普通「請求書が来ないんですけどー」という電話をしてくる人はあまりいませんよね。
電話口で笑われました。

保険の話に戻ります。
保険会社から請求書が来たことはなかったです。
最初にお金払ってますから。
EOBにはちゃんと
「これは請求書ではありません。あなたがアクションを起こす必要はありません。」
と書かれていました。
ここまで書いてもらえると、安心ですよね!

でも保険も病院も、
メールでの問い合わせってやってくれないんですよ。

問い合わせの方法は電話か直接話すのみ。
手紙OKのところもありますけどね。
なんか、プライバシーとか安全性の問題だそうです。
英語が話せない留学生としては、ちょっと辛いですよね。

まあ結論として、
保険にも無事入れ、診察も最後まで受けることができました。

健康第一ですから!

病院については、また次にお話ししますね!
前回の続き、
授業内のディスカッションについてです。

今回もひじょーに長いです...(笑)

「授業のディスカッションについていけるか心配」
という不安、よく耳にします。

結論から言います。
ディスカッションに参加できなくても別に大丈夫ですよ。

ここでかっこつけてもしょうがないので正直なことを言いますが、
私は、ほとんどディスカッションに参加できませんでした。

もちろんディスカッションに参加しなくていいと言ってるわけじゃないですよ。参加するに越したことはないです。
あしからず!

ちなみにアメリカの授業で毎日ディスカッションがあるわけではありません。
これは大学の規模、授業によっても異なることですが、
私のとった授業の多くが、
週5の授業でディスカッションのある授業は週1か週2でした。

アメリカの授業は、よくレクチャー(LC)とクイズセクション(QZ)に分かれています。
レクチャーは普通の講義です。大人数の。
私が受けていた授業は100人単位のものが多かったです。
もちろん大人数授業で発言する学生もいますが、数は少ないです。

主によく聞くディスカッションとは、クイズセクションで行われます。
QZはその100人単位のクラスを20人くらいずつに分け、講義の補足や事前のReading、授業の内容についてのディスカッションなどをTA主導で行います。

本題に入ります。

私にとってディスカッションは非常に大変でした。
日本にいるときですら、授業中に発言するなんてほとんどできませんでしたし、英語ではなおさらです。
言いたいことはあっても発言するタイミングを逃し、さらに私の意見に対して返答があってもそれが分からなければどうしようと悩み結局発言できず...
これを永遠と繰り返しました。

まわりの学生はばんばん発言しているのに、どうしよう...
どんどん追い込まれていく感じでした。

で・す・が
これも慣れます。
発言に慣れるのではなく、発言できないことに慣れます。

みんなの前で発言できなくても、
他のことで貢献すればいいんです。

私がQZの授業を受けたTAの多くが、
「人にはもともとシャイで発言できない人もいるし、英語が第一言語じゃない人もいる。それは仕方のないこと。だからクラスでは少人数のグループごとで話し合う機会をたくさんもうけてるし、それで評価もする。別にクラス全員の前で発言しなくてもいいから、グループ討論のときには積極的に参加しなさい。」
と言っていました。

そうですよね。
現地学生の中にだってシャイで人前で発言できない人はたくさんいるし、よくよく見たら発言している人はいつも同じ人たち。

だから、自分ができることでクラスに参加すればいいんです。
グループ討論なんか、最初に留学生です!って言ってしまえば、
多くの学生が一生懸命私の英語を理解しようとしてくれました。

上手く話せなくてもその分たくさん勉強して、
「英語は話せないけどなんかつかえるやつ」
になればいいんです!
私も英語が話せない分、使えそうな資料を示したり、ノートを書き直して、それを見せながら説明したりしました。

TAもちゃんと見ていてくれています。
私のクラスでの発言は、ほぼすべての学期で2回あればいいくらいでしたけど、ちゃんと成績きましたよ。

ディスカッションだけで成績がつけられるわけではありません。
おそらく先生は、グループ内の会話や毎回の小課題、そしてテストの出来でその学生がどのくらい頑張っているか分かるのでしょう。

さきほども書きましたが、
もちろんディスカッションに参加しなくていいと言っているわけではありません。

ディスカッションへの参加は、
英語の上達には欠かせないと思います。
だから、私もちょっとは反省してます。

私が言いたいのは、
「ディスカッションに参加できないから授業に出たくない」
「明日のディスカッションが心配で眠れない」
こういうことで深く思い悩まなくてもいいんじゃないかな、
ということです。
(これはすべて私が経験したことです(笑))

心配で心配で体調を崩すくらいなら、
ディスカッションで何も言えなくても全然大丈夫!
くらいに思ってしまえばいいと思います。

それからはディスカッションは関係ないのですが、
私は講義でもQZでも、
最初の授業の後、個人的に先生に挨拶に行ってました。

言うことは三つだけ。

こんにちは、
私の名前は○○です。
日本からの交換留学生です。
まだ英語が上手く聞き取れないので、授業録音してもいいですか?

あ、四つでしたね(笑)

これでたいていの先生は、
私の発音を聞いて「あ、こいつ英語話せない」と分かります。
そしてほとんどの先生が録音OK出してくれます。
(8人の先生に聞いて、ダメと言われたのは1人でした。そういうときは笑顔で「分かりましたー」でOKです。)

これで先生は私が英語が話せない留学生ということを認識し、
いろいろ配慮してくださいました。

たとえばディスカッションでも個人で指名してきたり...
話すタイミングがつかめなかった私としてはありがたいことでした。
あとは、授業大丈夫?などと聞かれたり...

とにかく留学生と認識してもらうことで良いことはいっぱいあります!

「留学生だからって甘えるの?特別扱いされるの、良くないんじゃないの?」
私も同じ日本人留学生に言われました。

でも別に、私が特別扱いしてくれと頼んだわけじゃない!
先生が配慮してくれるだけで、それで勉強が進むならいいじゃない!

そう思って、勉強に邁進しました!

だから、
今留学中で苦しんでいる方、
これからの留学に戦々恐々としている方、

どうかそんなに思いつめないでください
ディスカッションなんか話せなくてもいいんです
一番大切なのは、あなたの心と体です
悩んで体壊すくらいならディスカッションなんて諦めちゃいましょ

私の考えを甘いと思った方、多いと思います
実際、その日本人留学生に何回もちくちくやられました(笑)

でも、最後に元気で日本に帰ってこられればいいんです!

...感情的になってしまいましたね(笑)
終わりまーす!
自分で書いた記事読み返してみると、
私の記事...長いですね(笑)
もうちょっと分けて書くことにします。

今回はワシントン大学の授業についてです。
個別の授業など詳しいことは後々ふれていくとして、今回はざっくり大まかにいきたいと思います。

「アメリカの授業は大変ですか?」
「ディスカッションに参加できるかどうか分からない...」
よく聞かれることです。

私の考えを言わせてもらうと、
たしかに授業は大変です。ですが、決して難しくないです。
あと、ディスカッションに参加できなくても、大丈夫です。


まず、アメリカの授業が大変というのは本当です。

文系はとにかく本や論文を読まなければいけません。
その量も尋常じゃないです。
とくに歴史学などとろうものなら、休みなどありません。
1週間で200ページは当たり前、と思った方が良いでしょう。
さらに毎週、Readingに対して感想を書いたり、Reading Questionに答えたりしなくてはなりません。

それから、ほとんどの授業でペーパー課題が課されます。
日本でいうところの、レポート提出ですね。
アメリカ史の授業では、2か月くらいかけ10ページのペーパーを提出しました。
その2か月の間に、教授にアウトラインや下書きも提出します。

...ただ、よく「○ページのペーパー」を課されますが、
アメリカのペーパーはダブルスペースで書くのが普通なので、
実質、日本でのレポートと比較したら、だいたい半分です。
今回のアメリカ史の10ページのペーパー、
日本語で全く同じ内容を提出するとしたら、5ページほどのレポートということになります。日本では行間スペースとりませんからね。

何の話でしたっけ...?

あ、そう!アメリカの授業は本当に大変なんです!

ただ、もう一度言います。
決して難しくありません。

やらなければいけないことといえば、
本を読んで、レポートを書く。そしてテスト勉強。
それさえやれば、ちゃんと良い成績をいただくことができます。

私も留学前はアメリカの大学の授業にひたすら怯えていましたが、
実際受けてみれば、
「あ、こんなもんかー」という感じでした。

日本語で本を読む、レポートを書く、
そんなに大変なことじゃないですよ...ね...?
...あ、今盛大に嘘つきました。自分の言葉に自信をなくしました(笑)

テストも本で読んだこと、授業で教授が話したこと、
本当にそのまま出ます。

だから勉強さえすれば、何とかなります。本当に。

これ日本で同じことやれって言われたら、そこまで大変じゃないな、
そう感じることが多かったと思います。

要はやはり言葉の問題なんですよね。
ただでさえわけわからない外国語なうえに、
毎週膨大な量を読まなければならない。

そこに大変さを感じるのは当然のことでしょうし、
私も実際、大変でした。

みなさんのそういう経験が、おそらく
「アメリカの授業は大変」
という話に直結しているのだと思います。

ですが、アメリカでも日本でもやっていることは同じです。
日本と違うのは、その本読みが半強制的な宿題みたいになってるということくらいです。

...やっぱり長くなっちゃいました。
ディスカッションのこと、それから、私がこれをやって良かった!と思ったことがいくつかあるので、また次の機会にお話しできたらと思います。