ZAKIYAMAのブログ

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「ユージュアル・サスペクツ」



・基本情報

ジャンル:サスペンス、ミステリー

米ハリウッド映画。

1995年公開。
ブライアン・シンガー監督

・ストーリー

カリフォルニア州のある港で大規模な殺人事件が起こる。捜査官クイヤンは、事件で唯一生き残った男、ヴァーバル・キントを呼び出す。ヴァーバルはその殺人事件が起こるまでの過程、起こった様子を詳細に語る。そして、ヴァーバルは事件の元凶であり実行者である、顔も声も知らずただ伝説的な噂のみが独り歩きする謎のギャング「カイザー・ソゼ」の名前を口にする。はたして、カイザー・ソゼとは何者なのか?事件の全容とは一体何なのか?

(wikipediaより抜粋)


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・評論


6点 /10点 ※ネタバレのため反転→どんでん返しの叙述トリック映画。


クエンティン・タランティーノ監督のような多視点、過去の回想と現在の交錯する脚本の展開など一見複雑だが、基本的に演出は平易でストーリーは大変追い易い内容である。


とにかく矢継ぎ早に場面がころころと変わる。登場人物も多く、ドンドン死んでいく。

本作における“一応”の主人公ディーン・キートンは、元悪徳警官の過去を持つ生まれつきの極悪人であった。

しかし逮捕後懲役刑を経て、それをきっかけに知り合った弁護士の妻を持つことにより、更正への道を順調に進んでいた。しかし、あるときあらぬ嫌疑をかけられ、拘置所に収容される。

そこには、かつてキートンが関わったことのある札付きのワル4人がいた。


この作品を語る上で、ネタバレを避けつつその魅力を説明するのは大変骨が折れる。

本作はあくまでエンターテイメント作品であり、あれこれとシーンの意味や監督の意図を考えて鑑賞する作品ではないのでこれ以上多くは語らない。語れば語るほど、この作品を陳腐にしてしまうのである。


評価は6。よく出来た脚本、役者陣の演技もGOOD。


ちなみにこの評価判定基準はサッカーの評価と同じ基準です。


7.5 神作。これを見ずに死んだら、死に切れない!

7  傑作。見ないと損です。

6.5 非常に良い。是非お勧めしたい。

6  まずまず。見ても損はしないと思われる。

5.5 やや気に入らないところもあるが、客観的にはまあまあではないか。

5  自分としてはさほど評価しないが、客観的には悪くないのかもしれない。

4.5 明確に気に入らない。駄作であると考える。

4  お金、時間の無駄である。もちろんお勧めなどしない。

大体こんな感じです。


※あくまで、私個人の感想なのであくまで参考程度でお願いします。





「アウトレイジ」



・基本情報

ジャンル:ヴァイオレンス

R-15指定 

日本映画。

2010年公開。

北野武監督

・ストーリー

関東 一円を支配する巨大暴力団 ・山王会の関内会長は、傘下の池元組が麻薬を扱う村瀬組と兄弟杯を交わして親密になっていることを快く思っていなかった。そこで関内の右腕・加藤はこの2つの組を仲違いさせようと企て、池元に対して「村瀬を締めろ(軽い制裁を与えろ)」と無理な命令をする。兄弟分の村瀬に手を出せない池元は、配下の大友組に村瀬組を締めることを命令する。池元の二枚舌、山王会の思惑に翻弄されながらも、大友組は村瀬組を締めることに成功し、村瀬組は解散する・・・・・・

(wikipediaより抜粋)


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・評論


5.5点 /10点 ザ・ヤクザ&暴力。

本作は去年公開された、世界のキタノ・タケシ監督作品であり、そのテーマは「ヤクザ」そして「暴力」である。


その過激な暴力描写から本作はR-15指定を受けており、映画が始まって約10分経つか否かと云う段階で、まず最初のパンチの効いた暴力描写が入る。

具体的な説明は敢えて避けるが、思わず目を覆いたくなるような、非常にグロい場面である。女性や、たとえ男性でもももしかするとこの時点で視聴を断念する人がいるかもしれない。だがそういったグロ描写への耐性の無い方は、そこでやめておくのが吉だろう、そのままずっと我慢して視聴を続けてもスカッとするような爽やかな結末は用意されておらず、やり場の無いフラストレーションになりかねない。



また本作は冒頭から結末まで、徹頭徹尾「非情」で貫かれている。ここでの非情とは、従来のVシネマやヤクザ映画に有り勝ちだった義理人情や渡世の仁義などの概念を完全に否定しているという意味にほかならない。



私はこの映画における北野監督の意図として、徹底した暴力描写による「暴力」の本質を克明に浮かび上がらせる狙いがあるように思える。

私たちの殆どは日ごろ、所謂ヤクザと呼ばれる方々とは滅多なことでもない限り遭遇しない。ましてや何かしらの関係を持ってしまうことも通常まずない。

しかし、彼等は確実に社会の中に存在し、およそ一般人では太刀打ちできない「力」と強固な組織を築いている。

そして有るときほんの小さなきっかけから、または何かの弾みでそういった「暴力」を生業とする人々と私たちは関わってしまう、或いは関わらなければならない場面に出会うかもしれない。

この映画は、そんな、平和な日常の価値と、その裏でたえず蠢く「暴力組織」の存在を鮮烈に浮かび上がらせている。



暴力の本質、それはただの「破壊」であり、いかにそれを仁義や人情などの美辞麗句で粉飾したとしても、結局のところ何も変わらない。
しかし一方で、暴力は問題を解決する便利な「道具」でも有る。先日島田紳介氏が芸能界を引退するニュースを見ましたが、その理由として、以前右翼団体からの脅迫を暴力団に仲裁してもらった経緯から、以後暴力団幹部と親交を深めたことをあげていた。



いかに「暴力」拒み嫌悪し避けようとも、「暴力」は不意に、予期せぬ方向から、けして避けられない勢いでこちらへと向ってきます。私たちはそれを覚えておかなくてはいけないのかもしれない。

そういった意味では、この映画に拒否反応をしめす人ほど、逆にしっかりと最後まで視聴した上でそのテーマを深く考えてみて欲しいように思う。


最後に、

暴力の本質を見据えて、それを禁忌するのではなく、うまく扱う方法を考えることが=平和なのではないかと感じました。

・・・・・ただし、取り扱いは厳重注意で。





評価は5.5。非常に人を選びます。個人的には6をつけても良いのですが、グロテスクなシーンが多く、ストーリーも比較的一本調子なので、何度も見返したくなる作品ではないことから、考えた結果最終的にこの評価に落ち着きました。


ちなみにこの評価判定基準はサッカーの評価と同じ基準です。


7.5 神作。これを見ずに死んだら、死に切れない!

7  傑作。見ないと損です。

6.5 非常に良い。是非お勧めしたい。

6  まずまず。見ても損はしないと思われる。

5.5 やや気に入らないところもあるが、客観的にはまあまあではないか。

5  自分としてはさほど評価しないが、客観的には悪くないのかもしれない。

4.5 明確に気に入らない。駄作であると考える。

4  お金、時間の無駄である。もちろんお勧めなどしない。

大体こんな感じです。


※あくまで、私個人の感想なのであくまで参考程度でお願いします。






「友よその罪を葬れ」


・基本情報

ジャンル:ミステリー。

スペイン映画。

2009年公開。

フアン・マルティネス・モレノ監督


・ストーリー

次期法学部教授として将来を嘱望されている主人公ビセンテは、ある日親友で恩師のフェルナンドが彼の妻マリサを自宅の庭で殺害する現場を偶然にも見てしまう。

敬虔なクリスチャンで強い倫理観を持つビセンテはフェルナンドの犯した罪を看過できず、さりとて警察に言うこともできず、愛する妻にも打ち明けられず、葛藤する日々が続く・・・・・・

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・評論


6点 /10点 まずまず。スパニッシュ版「罪と罰」


私が本作に出合ったのはあくまで偶然である。

TSUTAYAを徘徊していて目に付いた、冴えないおっさんが懊悩するそのそのパッケージと暗い雰囲気。この作品の結末は悲劇以外にはないと思わせる、不のオーラを放っていた。手にとらないわけにはいかない。一般受けはまずしないであろうが、大の悲劇好きな私をしてたまらない仕上がりである(笑)


さて、それでは鑑賞後の感想であるが、まずこれは比較的ありふれたテーマを扱った作品であるといわざるえない。

殺人と云う、西洋文化圏(キリスト教)の教えでは大罪となる「罪」を背負うこととなった人間の葛藤、そして下される裁き、所謂「罰」としての結末。東洋風に言えば因果応報か。

あれこれ能書きを垂れたが、要は、かのドストエフスキーの名著「罪と罰」なのである。



本作はミステリーのジャンルであり、詳しいネタバレを避けるためあまり深くは語らないが、結論から言えば高い倫理観を持った主人公ビセンテと殺人者フェルナンドはいうなれば、まず間違いなく「善人」であった。



一方で殺されることとなった「被害者」は、どちらかといえば「悪人」で、違法な行為こそ無かったが、倫理的には間違っていた、いわば殺されても仕方ないように思えるそんな人物である。
だが、結果として法律と教義により、善人フェルナンドは殺人者という重く深い「罪」を背負い、ビセンテもまた石を背に詰まれるように「罪」をその身に纏っていった。

この物語の主軸には、絶えず正義と情の間でせめぎ会う葛藤がある。


法律をかじった身としては非常に考えさせられる箇所が幾つあったが、視聴後はある意味明確な答を提示されたように感じている。


「罪」とは、仮に社会的にsその露見を免れ一切を隠し通せたり、また受けるべき法の裁き逃れようとも、

本人がその意識を拭えぬ限り、どこまでいっても消えない「罰」なのである。


色々書きましたが、私はこの映画けっこう好きです。

実のところスペイン映画は初めてでしたが役者の演技が渋く、演出も悪くない。総括してとても良い映画でした。





評価は6。やや人を選ぶかもしれない、5.5点寄りの6点。


ちなみにこの評価判定基準はサッカーの評価と同じ基準である。


7.5 神作。これを見ずに死んだら、死に切れない!

7  傑作。見ないと損です。

6.5 非常に良い。是非お勧めしたい。

6  まずまず。見ても損はしないと思われる。

5.5 やや気に入らないところもあるが、客観的にはまあまあではないか。

5  自分としてはさほど評価しないが、客観的には悪くないのかもしれない。

4.5 明確に気に入らない。駄作であると考える。

4  お金、時間の無駄である。もちろんお勧めなどしない。

大体こんな感じです。


※あくまで、私個人の感想なのであくまで参考程度でお願いします。