「ターミナル」
・基本情報
2004年公開。
スティーヴン・スピルバーグ監督
トム・ハンクス出演。
アンドリュー・ニコル脚本。
・ストーリー
アメリカ 、ジョン・F・ケネディ国際空港 の国際線ロビー、入国手続ゲートでクラコージア人のビクター・ナボルスキーは足止めされていた。母国のクラコージア(作中の表記はKrakozhia)で、彼が乗った飛行機が出発した直後クーデター が起こり政権崩壊状態に陥った。そのため、彼のパスポート は無効状態となり、入国ビザ は取り消されていたのだった。
母国に引き返すこともできない中、ビクターはある約束を果たすために空港で生活を始める。
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・評論
6点 /10点 まずまず、250円分の元は取れた。
私が今回TSUTAYAに並ぶ数多の映画DVDのなかで、本作を手に取ったのには二つの理由がある。
一つは本作の脚本を担当しているのが、私のもっとも尊敬する脚本家の一人であるアンドリュー・ニコル氏であったこと。
そして二つ目として、名優トム・ハンクスが主役として出演していることがあげられる。
さて、それでは鑑賞後の感想であるが、これは悪くない映画であると思う。
まずテーマが面白い。
トム・ハンクス扮する本作主人公ビクターは「クラコージア」出身である。
この本作に登場する国家クラコージアは現実には実在しない国であるが、ロシアの隣であり民族紛争地帯の設定、その国名の響きから恐らくモデルとなった国として、グルジアあたりが当てはまるのではないかと思う。
物語の導入は、政権崩壊により、所持するパスポートが無効となった主人公が、祖国に帰ることも、アメリカに入国することも法律上不可能となることに始まる。
やむなく空港に抑留されたビクターだが、はじめは彼を奇異の目で捉える周囲の人間達や文化のギャップに戸惑いながらも、徐々に。その陽気でフレンドリーなその性格から、空港内の人々に受け入れられていく。
シナリオ全体を通してほんわかとしたなんとも居心地のいい雰囲気が漂っており、台詞回しや展開の進み具合も悪くない。さすがはアンドリュー・ニコルである。
冒頭英語を話すことができないビクターが、片言の単語で受け答えをしたり、ジェスチャーで意思疎通を図ろうとする描写などは、海外留学で渡航したかつての自分自身を見るようで非常に感情移入できた。
最後の本作ヒロインであるCAとの恋の結末や、常に肌身は出さず持ち歩く「缶」の正体など。オチとしてはいささか弱い気がしないでもないが、私の趣向には合っており割りと好きである。
評価は6。
ちなみにこの評価判定基準はサッカーの評価と同じ基準である。
7.5 神作。これを見ずに死んだら、死に切れない!
7 傑作。見ないと損です。
6.5 非常に良い。是非お勧めしたい。
6 まずまず。見ても損はしないと思われる。
5.5 やや気に入らないところもあるが、客観的にはまあまあではないか。
5 自分としてはさほど評価しないが、客観的には悪くないのかもしれない。
4.5 明確に気に入らない。駄作であると考える。
4 お金、時間の無駄である。もちろんお勧めなどしない。
大体こんな感じです。
※あくまで、私個人の感想なのであくまで参考程度でお願いします。