昨日に引き続き、脳科学の本から。

池谷裕二氏の「脳には妙なクセがある」、これは名著である。
特に最後の26章の部分が自分にとっては超重要だ。


脳に記憶される情報は、どれだけ頻繁に脳にその情報が入って来たかではなく、どれほどその情報が必要とされる状況に至ったか、つまりその情報をどれほど使ったかを基準にして選択される。


これがこの本で一番言いたかったことだという。

自分の生き方を変えるぐらいの名言だ。

本の主張をまとめると次の5つになる。

1.脳は出力することで記憶する。
2.だから出力を心がけた生き方をすることが大切。
  例えばブログに書く、ノートに書く、話す、運動するなど。
3.笑顔をつくるだけで楽しくなる。
  これも、出力が先にあって、心に楽しさが入力されるということ。
4.身体運動を伴うと、ニューロンが10倍強く活動する。
5.つまり脳を鍛えるには身体を動かすしかないということ。

この5つを常に意識してこれからよりよく生きていこう。