個別評定は子どもの力を伸ばしていく。

実技系の授業では特に重要だ。


音楽の授業で気をつけているポイントは2つ

①細分化してスモールステップで進める

②個別評定をでっきるだけ多く入れる


昨日の音楽の授業で授業研究21(明治図書の教育雑誌)5月号の甲本論文を一部追試してみた。


追試のポイントは

①ハイスピードで個別評定を入れていくこと

②テストの際に準備でもたもたしている子はとばすこと(後回しにする)

③スモールステップで必ず全員を合格にする

④A君一生懸命指練習していたから合格

 子どもたちにいい文化を伝えていく


以下授業の様子


「さくら さくら」のリコーダー指導

①階名書き込み

プロジェクターで教科書の画像を黒板に写す。

教師と一緒に書き込んでいく。

音符の下に階名を書くんだよ。

じゃあ次の小節は自分でやってごらん。

わかんない人は前のを写していいからね。

などの声かけをする。


②あごのせ指練習

先生が吹きます。みんなはあごのせで指だけやります。音は出しません。

※何回か指だけ練習する。

 細かく区切って

今はここを吹いてるんだよ。などの声かけ

③自信のある人は吹きます。まだちょっと自信ない人はあごのせで指だけ。

 半分以上の子が吹いている。

④なかなか上手ですね。じゅあみんなで吹きます。

⑤号車ごとに吹きます。1号車起立。さんはい。

 立つのが遅い子、吹き始めが遅れている子がたくさんいるが待たない。曲を始めてしまう。教師は手拍子で階名を歌っている。

⑥準備が遅い子がたくさんいたのでダメ。立ってましょう。

⑦2号車起立。さんはい

さっきのコメントを聞いているため、準備がとっても早い。さっとたってさっと吹き始める。上手です、合格。座りましょう。

※1号車は立ったまま。

⑧3号車、4号車とも同じように吹いていく。どちらも合格。

 すばやく動かねば合格にならないということで教室の雰囲気が引きしまる。適度な緊張感がある。

ハイスピードで進めること、待たないこと

これが個別評定のポイントかなーと思う。

⑨最後にたったままの1号車をテスト。

 よくなった、合格。


 一人ずつの個別評定

①次は一人ひとりテストします。

ララシーララシーだけです。

30秒練習タイム

※子どもたちは必死で練習している。

※リコーダーが超苦手なK君のところに行き(前から2列目)個別指導

※k君には二人羽織リコーダーで指導。何回もやっていくうちに自分でできるというようになった。じゃあやってごらんといってやらせてみると何とかできる。できるようになるとK君も自ら何回も練習するようになった。

できないと思ったら全然やらない。教室の後ろでねっころがってしまう。最初のララシーだけならK君でもできるのだ。

スモールステップ(細分化)の指導の重要性を実感。

②テストをしていく。K君のいる一号車から

※超ハイスピードでやっていく。

 ボーっとしている子はとばす。はい次、合格。I君はボーっとしてるから次。というように。

 緊張感を持たせることが必要

③K君も無事合格

 一号車が終了したところで

合格した子は次のフレーズをあごのせで練習しておきなさい。テストするかもしれません。

まだテストしてない子はテストのところをあごのせ練習しとくんだよ。音はだしません。

と何をやっておくかを伝える。

当然、テストをしながら全体をみて、やってない子には

●●君、指練習しなさい。

●●さん、いまなにするの?

と声かけしていく。

④4号車まで全員合格する。

ひとり、音が裏返っている子がいたが

指があっていれば合格にします。

と声かけした。


※以前の授業で

みんなが5年生、6年生になって指が大きくなればちゃんと指穴をふさげるようになります。そうすればちゃんとした音が出ます。今はまだ指が小さいですが、いずれちゃんとした音が出せるようになります。指があっていればいいんですよ。

とういう説明をした。

⑤全員合格したところで次のフレーズ

ラシドシ ラーシラファ

練習タイムを1分ほどとり希望者だけテスト

10人ほどがテストを受けたいといって立つ

9人合格。めちゃくちゃほめる。

⑥次の時間テストするかもしれませんと伝えて次の曲へ進んだ。