渋谷に行ったら、スクランブル交差点に面したTSUTAYA1階でヒョンデのEV「IONIQ5N」と攻殻機動隊のコラボイベントが開催中だったので寄ってみました。


IONIQ5は韓国のヒョンデ(現代自動車)のEVで、EVがまだまだ黎明期で少ないし韓国車自体も日本で超マイナーなせいもあってこの車の実物はあまり見たことがありません。


初めて見かけたのは京都のタクシーでしたが、見たことのない前衛的なデザインのタクシーだっただけに二度見どころか四度見くらいしてしまいましたし、思わず写真も撮ってしまいました。


ここに展示されているモデルは「IONIQ5」のハイスペック版で、「渋谷に現れた'N'の正体を追え」というキャッチフレーズで攻殻機動隊の動画が流されていました。
ちなみに見た感じはハッチバック型なのでパッと見はそんなに大きくは見えないのですが、全長4715mm×全幅1940mm×全高1625mmと意外と大きいというか特に全幅がかなり大きいです。メジャーな車のサイズで言うとランドクルーザー並みのワイドさです。
あと見た感じSUV感丸出しではなくハッチバックに見えるので全高が低く見えますが、ジャンルでいうとクロスオーバーSUVとかワゴンに分類されるそうで、全高1625mmだとタワーパーキングは完全アウトですね。


車内に足を踏み入れるとEVだけにインジケーターにモーター温度やバッテリー温度が表示されるというのも印象的ですね。

また、「STARTボタンを押さないで下さい」という注意書きが貼ってありましたが、ダチョウ倶楽部のコントの「押すなよ!絶対に押すなよ!」と同じでわざわざこうやって書かれると逆に押したくなってしまう人が出てきたりしないでしょうか?本当に押したらどうなるかは知りませんが。
この車は見た目もなかなか前衛的だしサイズも意外と大きいなど意外なこと尽くしですが、最も驚くべきポイントはモーターのスペックで、前輪と後輪のモーター合わせて実に478kw(650PS)というレーシングカー並みの化け物級なハイパワーです。
ちなみに私が免許取り立ての頃に乗っていた実家のボンゴブローニイトラック(ディーゼル)は、4ナンバーフルサイズのくせして軽自動車の自主規制最高値の64PSにも劣る61PSしかなくて、田舎の幹線道路のような場所だとスピードが出せずに渋滞の原因にもなりかねない代物だったので、その実に10倍以上のパワーということになりますね。IONIQ5Nの実車に試乗してみたい気も起きますが、こんな恐ろしいスペックを見てしまうと私なんかは怖くてアクセルすら踏めないと思います。
あと、ハイパフォーマンス版じゃない方の「IONIQ5」が京都のタクシーで使われているのを見たことがあるだけに、この車を「沙白浪漫自動車」ないし現在構想中の都内北部~埼玉県南部を営業エリアとする架空バス会社のタクシー事業部で、架空タクシー車両としても導入してみたくなります。さすがに650PSの化け物をタクシーにするのは無理があるし、そもそもタクシーでそんなハイパワーを発揮できる場がないから(本当にそんなタクシー車両を導入したら警視庁や埼玉県警、ないし燦柊連邦共和国の警察から目を付けられるでしょう)、「N」じゃない普通のIONIQ5にすると思いますが。

今回の日記、その他写真は、こちらにもアップしております。
http://blog.livedoor.jp/silkroad_vx/archives/24708555.html

 

 

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