1月7～8日にかけて山手線の渋谷駅改良工事に伴い池袋～大崎の外回りで運休になり、救済措置としてこの区間は埼京線などが増発されました。
これに伴い埼京線の新宿止まりの列車が一部りんかい線直通に変更されたり、相鉄からの直通列車も新宿折り返しのところ池袋まで延長運転になりました。
それにより池袋駅では湘南新宿ラインのホームに池袋折り返しの列車が発着したほか、平日の朝に数本だけ乗り入れているので池袋では見かける機会の少ない相鉄12000系を見ることができました。
7日は出勤途中に板橋駅電留線に相鉄12000系が止まっているのを見かけ、池袋到着時に駅の表示を見たらすぐ後に当駅始発海老名行きがあるのでこれを待って撮影しました。
ステンレス無塗装の電車が多い中での塗装車体ということで目立つのか、撮り鉄ではなさそうな人でもカメラを向ける人が多いのが印象的でしたね。
また、今回は新宿に行く時間がなくて見ることができませんでしたが、新宿～大崎間でグリーン車付きの湘南新宿ラインの車両を使用した臨時列車も運転されました。以前に運転されたときはグリーン車を無料開放していましたが、今回はまちまちだったようで、列車によって座ってよかったり駄目だったり対応が異なったと聞いています。
そして、残念ながらグリーン車ではマナーの悪い人が多かったようで、シートの頭のカバーが破られたり酒盛りする奴がいたりゴミを置きっぱなしにする奴がいたりという問題も起きていたようです。
またこれは定期便ですが、撮っている最中にちょうど特急「スペーシアきぬがわ2号」も到着しました。東武では今年、新型車両のN100系「スペーシアX」の登場が予告されていますが、JRへの乗り入れについて言及されていないことから少なくとも運転開始当初のJR乗り入れはなさそうです。なので当面こちらは従来車が使われることになると思われますが、現行の100系スペーシアも古くなってきているので数年後には置き換えがあるかもしれませんね。
余談ですが、今回の工事で「目白は陸の孤島」と書いたマスコミがいることで議論を呼んでいますね。
内回りは動いているので移動手段は確保されている訳だし、山手線の駅の中では他路線との接続がない数少ない駅（目白と新大久保だけ）とはいえ、副都心線の雑司が谷駅まで歩こうと思えば歩ける距離だし、それ以前にこの辺は駅間距離が短いから、池袋へも高田馬場へも歩こうと思えば歩ける距離だと思うので、陸の孤島がオーバー過ぎる煽り表現なのは明らかでしょう。
あと、目白が陸の孤島だなんて書いたら、目白に豪邸を構えていた田中角栄が存命中で影響力があった時代だったり、まかり間違って田中角栄の亡霊が降臨してしまったら、「目白が陸の孤島なんてけしからん。目白通り下に地下鉄を通そう！」となって、例の豪邸前から目白駅、練馬駅などを通り、最終的には長岡まで鉄道を敷いてしまうと思います（嘘）。あと、例の豪邸前が始発ではあまりに露骨なので、さらに東進させて飯田橋か水道橋ないし、山手線の東側の駅（上野か秋葉原か東京あたり）まで繋げてしまえばいいでしょう。運営主体はもちろん、田中角栄の会社の越後交通ないし沿線各自治体や越後交通などが出資する第三セクターでいいでしょう（嘘）。
また、土曜の夜は山手線の工事に伴う運休で迂回を余儀なくされた人も多いかと思いますが、そんな中で22時台に東武東上線で人身事故による運転見合わせが発生し池袋駅でちょっとした混乱が生じていましたし、その後10分程度と間髪入れずに今度は総武線の小岩駅で人身事故が発生したとのことで総武線（各駅停車、快速両方とも）でも運転見合わせになっていました。特に山手線が使えなくて総武線経由で移動した人もいると思われ、それにより普段以上に影響を受けた人が多いと予想されます。
つい先日も、小田急でロマンスカーのイベント列車の送り込み回送が人身事故当該になってしまいイベント自体が中止になって残念な思いをさせられた人が多いと聞きましたし、新年早々多発し過ぎではないでしょうか。こうも同時多発的に起きて欲しくない事態が起きるのは、世の中が荒んでいるし間違っているせいではと思えてきますし、非常に嘆かわしいです。
