昨日、福岡市城南区の油山の片江展望台に車で行った。


標高は210mである。


そこで、ツクツクボウシがたくさん鳴いていれば、ツクツクボウシは少し標高の高い、気温が低めの所が好きだということになる。










その仮説通りの観察をして帰って来た。


しかし、一つ気になることがあった。


クマゼミ、アブラゼミ、ニイニイゼミが標高の高い所が苦手ならば、相対的にツクツクボウシの声が大きく聞こえてくるという可能性はないか?



https://www.konchukan.net/pdf/kansai_no_semi/kansai_no_semi_calender.pdf



ネットで調べると、セミの垂直分布をまとめた図があった。









平地が好きなセミは、


クマゼミ<ニイニイゼミ<<アブラゼミ<ツクツクボウシ


となり、左から右へ行くに従い、標高の高い所にも生息するセミとなる。


即ち、油山の片江展望台では、少なくとも、クマゼミやニイニイゼミは居ないだろうと思われる。


この夏は、クマゼミは既に盛りを過ぎようとしているので、来年、油山で平地から自ら登り、このことを確かめてみたい。


「宿題の垂直分布法師蝉」


ハイジャン男