ハイジャン男の母校の福岡県立筑紫丘高校の校歌のことをブログ記事にした。
そこで、ふと思ったことは、修猷館高校、福岡高校の校歌はどんな感じなのだろう?
と素朴なる好奇心が生まれた。
ハイジャン男が高校の受験をした頃(今から57年前)に、偏差値なるものが既に存在していた。
修猷館高校は71で福岡県下でトップだった。
続いて、小倉高校が70、福岡高校が68、筑紫丘高校は65であった。
福岡市の南区にある筑紫丘高校は、筑紫郡の子弟のための中学として創られた。
福岡市の発展と共に、筑紫郡はそれぞれの町が市に昇格していった。
春日市、大野城市、筑紫野市、太宰府市である。
最近、最後の筑紫郡の那珂川町が那珂川市となり、筑紫郡は無くなった。
これらの市は、福岡市のベッドタウンとなり、その子弟が通う筑紫丘高校はレベルが格段に上がった。
今では、修猷館が偏差値ではちょっと良いものの、福岡高校、筑紫丘高校ともに70を超えている。
標題にある御三家と呼ばれるに至ったわけである。
前置きが長くなったが、修猷館、福岡高校、筑紫丘の校歌を並べてみよう。
修猷館高校校歌
福岡高校校歌
筑紫丘高校校歌
この御三家の校歌は甲子園では、まだ歌われたことはない。
ところで、正直な感想である。
修猷館高校、福岡高校ともに伝統があり、新制高校になっても校歌を変えていないことが分かった。
これに対して、筑紫丘高校だけは、新制高校になった時に校歌を作り直したということである。
旧制筑紫中学の校歌もこの機会なので貼付する。
旧制筑紫中学校歌
旧制筑紫中学の校歌は戦前の軍国主義の思想が盛り込まれている。
ところが、修猷館高校、福岡高校ともに、軍国主義が台頭する以前から校歌が存在していて、明治維新の皇国を敬う思想の基に出来ていて、気高い品格の校歌だと分かった。
惜しむらくは、今の子供たちには、少し古い今様の歌みたいである。
これに対して、筑紫丘高校の校歌は、御三家の中の校歌としては、新しいもので、今の子供たちにも歌いやすいかもしれない。
ところで、この福岡市の県立高校御三家の校歌比べを思い立ったのは、アメブロ友である芳根杏子さんの「芳根杏子日記」の本日の俳句のお題が「甲子園」だったことから始まった。
前述したが、修猷館高校、福岡高校、筑紫丘高校ともに甲子園に出場したことはない。
修猷館高校は、福岡県大会の準決勝に進んだことがあるようだ。
こうして、県大会で校歌を流したことがあるようだ。
筑紫丘高校のYouTubeは見つけられなかった。
御三家の野球部の益々の薫陶を期待して、このページを終えたい。
「どの校歌流るるその日甲子園」
ハイジャン男