「博多祇園山笠のブログ記事の回顧(5)」


今日は昨日の続きの俳句から









2017年7月1日に俳句大学投句欄に投句していたO君逝去に関連する俳句は三句ともに選をもらっていた。


その二句目である。


山笠の法被姿の参列者


選を下さった藤倉さんによると、

「並選に頂きます。故人の姿、参列者の姿や心の内も見えてきます。」とあった。


有難い選評だった。


さらに、、。







三句目にも選があった。


天国へ舁く山笠の男衆


選を下さった大津留さんによると、

「並選にいただきます。山笠を「天国へ昇く」と言った功績。」


これで、昨日、紹介した句


山笠を愛せし友の通夜の朝


と共に三句入選のトリプルを達成したのだった。


これは、もう、O君の私へのお別れの印であったといえよう。


O君は短歌を嗜んでいた。


肩を負傷し通院の日々

傷を得て一時の不随も難儀にて癒えぬ病の人々思ふ


とある。


おそらく、山笠で肩を負傷したのだろう。


O君が山笠で捻挫したこともあったと記憶する。


山笠や満身創痍なりし友

ハイジャン男




O君の所属していた西流