＜KITTE大阪・イノゲート大阪＞　”西梅田”と”うめきた”から目が離せない！

昨日に続き、今日（８／１３）も「梅田」界隈を散策しました。

午前中の都島での用事を済ませた後、西梅田に７／３１オープンしたばかりの「ＪＰタワー大阪」内の商業施設「KITTE大阪」の見学に足を運びました。

フロアガイドの表紙　↓

ＪＲ「大阪駅」に整備された「西口」から直結の位置にあり、「旧大阪中央郵便局」を潰して新たに建築されたビルが「ＪＰタワー大阪」です。

「ＪＰタワー大阪」出入口、即ＪＲ「大阪駅西口」　↓

「ＪＰタワー大阪」は、ホテル、劇場、オフィスが入居しますが、下層階の地下１階～６階までは商業施設になっています。

「ＪＰタワー大阪」１階には勿論「大阪中央郵便局」が入居　↓

「ＪＰタワー大阪」１階ガラスに描かれたイラスト　↓

「ＪＰタワー大阪」１階そとから見上げた高層ビル群　↓

グランドオープンしてまだ２週間、しかもお盆時期に重なり、久々の大阪での新規大規模商業施設ということもあり、人出は頗る多いでした。

「ＪＰタワー大阪」１階のEVホール　↓

ＪＲ「大阪駅西口」から直結した入口を入ると１階から４階までが巨大な吹き抜け空間となっていました。そしてその壁面には「旧大阪中央郵便局」の壁面が再利用されていて、「大阪人」なら昔から見慣れた馴染みのある壁面を目にできる感動があります。

巨大な吹き抜け空間の壁面に残る「旧大阪中央郵便局」の遺構　↓

最近の建築では、このように過去の遺構を少しでも活用しようとする努力がされていて、以前のように全て潰して新たに作り直すという「消費の時代」が終焉してきたことは、過去の価値が見直され持続的に価値を継承していくというスタンスが採られている証拠で素晴らしいことだと思います。これも「ＳＤＧｓ」なんでしょうね～

「KITTE（きって）というネーミングですが、旧郵便局からの発想からの「切手」や施設に「来て」という意味もありますが、コンセプトが「切手を貼って大切な人に手紙＝想いを届けるように商品やサービスにKITTEという価値を加えることで、それらに込めた想いをキッチリと届ける施設でありたいという気持ち」が込められているとのことです。

レストランやカフェの新しいブランドには興味ある店舗もありましたが、それ以上に興味がそそられたのが、２階、３階の各県の物産や観光を中心とした魅力を発信する店舗が並んでいるのが嬉しいです。

デンマークチーズケーキの「観音屋」　↓

私の好きな大阪名物串カツの「だるま」がありました　↓

和歌山の「湯浅」の店舗「ゆあさんぽ」　↓

兵庫の「おみあげ発掘屋」の店舗　↓

県のセレクトは、多分「ＪＲ西日本」が繋がっている府県の店舗が多いですが、北海道や沖縄、信州、鹿児島、高知までも出店されていて、空港や駅のお土産店にはないような各地の拘り商品が展開されているのが、見ていても選ぶにしても楽しみが募ります。

「北海道うまいもの館」　↓

店舗の前後の壁紙が、動きのある様々なイラストが描かれていてそれを見て歩くのも一つの楽しみのような感じがしましたが、よくよく見るとそのイラストが描かれた壁は、まだ入居していないテナントの区画だったようで、それが多くあるということは、まだ全て入居が決まっていないのか、現在工事中なのかなんでしょうが、結構のスペースが未入居であることが解りました。

「消火器散水栓」までもがイラスト色の対象になっているのに驚き　↓