全国の城郭建造物「御殿(居館)シリーズ」をお届けしています。

 

御殿については、「はじめに」の中で、軽く触れましたのでどうぞご覧ください。

 

全国「御殿」を巡る”はじめに” ↓

 

今回は、「彦根藩」の現存「代官屋敷主屋」をお届けします。

 

彦根藩 代官屋敷主屋」(東京都世田谷区世田谷

「彦根藩 代官屋敷主屋」は、彦根藩世田谷領の代官所で、この代官職には「大場氏」が代々世襲して就役していました。「大場家」の屋敷は「元町」(現在の世田谷4丁目、世田谷区役所のあたり)にありましたが、「大場信久」とその嫡男「房勝」の時代(天正年間初頭)に現在地に転居しました。

 

 

現在、その代官所の代官であった「大場家」の私邸であり代官所である「代官屋敷」が現存し、「大場代官屋敷」とも呼ばれていて、「主屋」と「表門」の二棟が重要文化財に指定されています。「主屋」は「茅葺」で「寄棟造り」となっています。また、「お白洲」の玉砂利が残っています。

 

現存「彦根藩 代官屋敷主屋」の「玄関」 ↓

現存「彦根藩 代官屋敷主屋」(茅葺、2階は座敷) ↓

現存「彦根藩 代官屋敷主屋」(茅葺で寄棟造り、2階は座敷、南側から) ↓

現存「彦根藩 代官屋敷主屋」(茅葺で寄棟造り、東側から) ↓

現存「彦根藩 代官屋敷主屋」(南側) ↓

 

7代目の「大場盛政」が代官に登用された1753年に「書院座敷」を増築して居住部分を改修、更に1804年にには10代当主が「書院座敷」を建て替え、更に嘉永年間には、11代当主が2階座敷を増築し、その際に「名主詰所」が設けられました。その後も改修が行われ、1957年に解体修理を行い往時の姿に復元されましたが、「書院座敷」は「新しき村」(埼玉県入間郡)に移築されています。

 

現存「彦根藩 代官屋敷主屋」(板の間、奥が代官居間と名主詰所)) ↓

現存「彦根藩 代官屋敷主屋」(手前から名主詰所、代官居間、切腹の間) ↓

現存「彦根藩 代官屋敷主屋」脇の「白洲」跡 ↓

現存「彦根藩 代官屋敷表門」 ↓

現存「彦根藩 代官屋敷表門」(中から) ↓

 

 

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