中断していた城郭建造物「御殿（居館）シリーズ」は、昨日から再開しています。
御殿については、「はじめに」の中で、軽く触れましたのでどうぞご覧ください。
全国「御殿」を巡る”はじめに” ↓
今回は、「亀田陣屋」の模擬「御殿」をお届けします。
■「亀田陣屋」（秋田県由利本荘市）
１６２２年に山形城の「最上氏」が改易されると「由利」は「本多正純」の領地となりますが、その「正純」も翌年１６２３年に改易になったので、「由利」は「亀田藩」「本荘藩」「仁賀保藩」「矢島藩」に分割され、「亀田」には「岩城吉隆」が２万石で入城しました。
「吉隆」は「赤尾津城」の麓に陣屋を築き、以降は幕末・維新まで「岩城氏」が代々領有し、幕末には「城主格」になって「亀田城」と称しましたが、戊辰戦争で焼失しました。
現在跡地には、模擬の「御殿（居館）」風の城郭建造物が築かれて、館内は故「佐藤八十八氏」が親子三代にわたって収集し、岩城町（現・由利本荘市）に寄贈した書、絵画、工芸品などの美術品の数々を展示した「亀田城佐藤八十八美術館」として利用されています。
当時の絵図 ↓
「亀田陣屋」跡の遠景 ↓
模擬の「御殿（居館）」風の城郭建造物は「亀田城佐藤八十八美術館」として使用
模擬の「御殿（居館）」風の城郭建造物は「亀田城佐藤八十八美術館」として使用
模擬の「御殿（居館）」風の城郭建造物は「亀田城佐藤八十八美術館」として使用
模擬の「御殿（居館）」風の城郭建造物は「亀田城佐藤八十八美術館」として使用
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