<速報>本日、青春18きっぷを使い、上郡へ。智頭急行に乗換えて「白旗城兵庫県上郡郡)の最寄り駅「河野原円心」まで乗車する予定が、JRの遅れで乗れませんでした。

 

仕方なく観光協会で自転車を借りて片道7キロの道を漕ぎました。既に登城口で合流予定だった城友夫婦には出発してもらっていたので、私は追いかける感じで急ぎました。

 

しかし途中の道は、苔むした石が転がる難所が続き、岩場の尾根も続くなどして行く手を阻みます。

 

苔むした「谷落としの岩」の上を登る↓

 

城域内の「櫛橋丸」跡で夫妻に追いついた後は3人で行動をとり、色々と分析しながらの行軍となり楽しく廻れました。

 

「二の丸」から「本丸」へ、更に「段曲輪」を下って「三の丸」を見た後、いよいよ今回は「白旗城」内でもなかなか足を踏み入れる人が少ないという所へ連れて行ってくれました。

 

「本丸」跡に立つ「白旗城跡」碑↓

標高440mの「本丸」跡からの眺め↓

 

まずは「二の丸」跡東下の「侍屋敷」跡で、この場所は水源がある曲輪ですが、その周囲を「石積み」が囲っています。

 

「侍屋敷」跡の断面周囲(二段になっていた)↓

「侍屋敷」跡の断面周囲↓

 

更に、今回の大目玉だという「大手郭」跡へ移動。山肌の道なき道を木々に掴まり伝わりながら辿り着いた場所には、段状態となった「石積み」が段面にへばり付いていて、下の段に続きます。この場所は、嘗ては「大手道」だったのか「石積み」で守備を固めつつ敵方への威圧を目的としたもののようでした。下の写真は極一部ですので詳細は後日投稿します。

 

「大手郭」跡の「石積み」↓

「大手郭」跡の「石積み」↓

「大手郭」跡の「石積み」↓

 

この凄さに、もう3人とも、目の前に拡がる壮観な眺めを呆気にとられたように見ざるを得ない状況でした。

 

かなり下まで下って行き最後は「大手郭」跡の「虎口」らしき所や排水溝的な石積みなども見つけました。

 

「大手郭」跡から戻るのには少し苦労したものの、素晴らしいものを見たので、疲れも吹っ飛びました。また下山途中には廻りを見回すゆとりも少し出来たことで、「竪石垣」、「石積みで囲われた井戸」跡、「谷落としの岩」群等を見つけたり、ジックリ見れたりして、やはり3人等多人数で行動するとメリットがあることが分かりました。

 

「竪石垣」↓

「谷落としの岩」群↓

 

今回、関東の城友に誘われて「白旗城」を登城しましたが、今まで、西播磨でも一・二を競う程の登城が難儀なお城として有名でしたので登城に二の足を踏んでいましたが、城友の支えもあって普段見ずらいエリアまでも見ることができて大変有意義な1日となりました。

 

 

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