<速報> 9月28日(水)~29日(木)の2日間ですが、「関西空港」から「ピーチ航空」の割安チケットで「鹿児島空港」へ降りたち、鹿児島県のお城巡りに出かけました。

 

「鹿児島空港」からはレンタカーで高速道路を使用して続日本100名城の「志布志城」(鹿児島県志布志市)へ向かいました。途中「桜島」が見えましたが、あんなに大きな山だったんだと感動しました。

 

所要時間は1時間15分でしたが、予定表の時間が少し間違っていたので、滞在時間は1時間しかなく「志布志城(内城)」だけの見学となりました。

 

しかし、事前の予習で期待を膨らませて行った甲斐があり、柔らかいシラス台地を雨水で切り込んだ絶壁と、各曲輪間の空堀は見事でした。特に西側の空堀(横堀)は幅も深さもあって続いているのでどんどん先へ進めます。ただ「大野久尾」という曲輪は深い虎口があったようですが、草が繁茂していて中へは入れませんでした。

 

「矢倉場」跡から「本丸」跡までの断崖絶壁の「空堀」

「竪堀」跡、両脇は凄い角度の「切岸」

「曲輪」間の「空堀」

 

時間が無かったので「志布志城」を構成している「志布志城(松尾城など)」を見学できず、また「地頭仮屋跡」である「志布志小学校」周辺の「志布志麓」の武家屋敷や湧水を見ることが出来ず残念でした。

 

その夜半は「知覧」まで足を伸ばし宿泊して温泉に浸かって汗を流しました。その日は30度を超える真夏日でしたので、1時間だけでしたが汗タップリ掻いていて気持ちが良かったです。

 

翌朝6時50分にホテルを出て、続日本100名城の「知覧城」(鹿児島県南九州市)へ向かいました。総長は半袖では少し肌寒かったですが、約20分弱歩くと早くも汗が滴り始めました。

 

ここも、シラス台地の土地の特性上、各曲輪は各々独立していて、しかも「志布志城」以上に各々の曲輪が絶壁になっているので堀底を移動することになります。各曲輪から見下ろすと堀底は小さく見えるくらいの高さで約30mはあるそうです。地上7階位のビル上に相当するかもしれません。

 

両脇は曲輪の「切岸」、「空堀」を進みます

「蔵ノ城」跡へ向かう道から見下ろす「堀底」

 

各曲輪の虎口は桝形となり、「本丸」跡は広くて周囲には土塁も見られ井戸跡と思われる窪みも何か所か見られました。

 

「本丸」跡の「知覧城跡址」碑、後方の窪みは井戸跡らしい、奥には「土塁」が見える

 

「今城」跡と「弓場城」跡は途中で二手に別れ、「今城」の敷地は広く東側から南側にかけての土塁の高さは立派です。

 

「今城」東側の「土塁」

 

これらの主郭以外にも、周囲を「北ノ栫」「東ノ栫」「伊豆屋敷」「式部屋敷」やその間の空堀など沢山の見所がありますが、それらは整備されておらず木々や草が繁茂しています。

 

この後、「知覧伝統的建造物群保存地区」内の「知覧麓」(鹿児島県南九州市)の「武家屋敷」群とその庭園を散策しました。530円でパンフを貰い、そのパンフを持っているだけで各御宅の庭を見られます。まだ早朝でしたので、お客さんもおらずユックリと参観できました。

 

各個人宅の庭ですのでそんなに大きくないですが、枯山水あり木々切込みや後方の山々を借景にした素晴らしい庭園を堪能できました。

 

「平山克己邸」の門(格式高い二段構え)

「平山克己邸」の庭園(後ろの山が借景に)

 

バスで鹿児島中央駅へ戻り、今度は「伊作(いざく)城」(鹿児島県日置市)へ再び違う方面行(加世田行)のバスで1時間の乗車です。

 

ここは、島津家分家の「伊作島津家」の居城で県内最大級のお城です。バスから下車するバス停が本に書かれている所(東本町)で下車したことから、入城する場所をミスり蜘蛛の巣だらけ、草や倒木だらけの山道を進み「花見城」跡に至る山道を進んでしまいました。

 

「花見城」跡(苦労してやっと辿り着いたのがここでした)

更に「西ノ城」跡へはこんな道を進みました(チョッと不安でした)

 

しかしようやく本丸である「亀丸城」跡まで辿り着き「土塁」とともにその前に並ぶ「島津義久」「義弘」「家久」「歳久」の誕生石といわれる碑が苔生して並んでいました。

 

「亀丸城」跡に並ぶ「島津義久」「義弘」「家久」「歳久」の誕生石といわれる碑

 

「亀丸城」跡とその両脇の「御仮屋城」、そして「蔵ノ城」跡との間の「空堀」には恐ろしいくらい深い谷底でしたのでよう入っていけませんでした。

 

底が見えない深い、深い「空堀」

 

他にも曲輪がありそれを見た後、本来上ってくる筈だった自動車道の坂道を下りて行ったところにバス停「ふもと」があり、1時間予定より早くバスに乗り、最後の「鹿児島城」(鹿児島県鹿児島市)へ向かいました。

 

途中「谷山駅」でバスを降りて、電停「谷山」から170円均一の市電に35分弱揺られて「市役所前」まで市電を楽しみました。電停を下りるともう復元「御楼門」が見えてきます。1時間早めたことで、逆光になったものの写真も明るいモノが撮れました。

 

「谷山電停」からこの車両で「市役所前」まで乗車

復元「御楼門」

復元「御楼門」

 

前回訪城した時は雨でしたので、「本丸」跡や「二の丸」跡内の写真もシッカリと納めることができ、更に「黎明館」内に置かれていた「鹿児島城」に関する資料も沢山いただくことができ大満足しました。

 

「本丸」跡の「布積み・切込接」の石垣(「裏門」方向)

 

以上、速報で訪問した各お城の障りを記載しましたが、次回からは、各お城の詳細とともの紀行についてもお届けしていきたいと思います。

 

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