「佐倉城」の続き(後篇)をお届けします。
前編は↓
「本丸」跡の入口は2箇所ありますが、「一の門」から入城します。
パンフレットより(左は古地図、右は現在地図)
縄張も良くわかる散策マップ
「一の門」も古写真付き解説が立ち、桁行8間・梁行4間の「櫓門」で、今までの「櫓門」の中では最も大きな門です。
「一の門」跡(「本丸」側から)
「一の門」の古写真(城内説明板に掲出)
「本丸」周囲は背の高い「土塁」で取り巻かれていて、現在はその上を散策できるようになっています。「一の門」から反時計回りに「銅櫓」跡、「天守」跡の土塁の櫓台が望めます。
「本丸」跡を取り巻く「土塁」
「銅櫓」は、「土井利勝」が藩主時代に、将軍から「江戸城」吹上にあった櫓を拝領したものだそうで、屋根が銅瓦葺、六間四方の寄棟という変わった形をしていた古写真が、解体当時の写真として掲出されていました。
「銅櫓」台
「銅櫓」跡
解体中の「銅櫓」の古写真(城内解説板に掲出)
「天守(御三階)」は、正面側が四階ですが後側が三階という変則的な形をしていたようで、その模型の写真が掲出されていました。その変形を受けるべく「天守台」は、前段と後段の二段構えとなって現存しています。
「天守(御三階)」の模型写真(手前が4階、後方が3階、城内説明板に掲出)
二段になっている「天守台」
「天守台」の上段から下段を見る
「天守台」から見下ろす「本丸」跡は広々とした芝生広場となっていて、その先「一の門」跡の右手には「角櫓(三階櫓)」跡があり、更に右手には「台所門」跡が囲いをされて明示されています。
「天守台」上段から見下ろす「天守台」下段と「本丸」跡
「角櫓(三階櫓)」跡
「台所門」跡(奥が「本丸」跡)
「本丸」の西側と南側に「出丸」を設けていて、南側は「清水出丸」と呼ばれていましたが立入禁止となっていました。西側の「出丸」跡には、「伝佐倉城内薬医門」が移築現存していたのですが、失念してスルーしてしまったことを帰宅後に後悔しています。
「台所門」跡から「二の丸」跡の北側に足を向け「佐倉城の礎石」が並ぶところへ向かいました。この礎石は、明治時代になり陸軍兵舎の礎石として使われていたものだそうです。
「佐倉城」の礎石群
かなり疲れが溜まってきましたが、もう少しの辛抱と「二の丸」の「土塁」や「堀」が埋められた敷地を横断して、「椎の木門」跡と「角馬出・空堀」を目指しました。
元々、堀と土塁があった場所(礎石場所から)
「椎の木門」も「櫓門」で桁行7間・梁行3間で、「角馬出」の手前に置かれていました。門の手前両側は、「椎の木屋敷」跡と「米蔵」跡です。
「椎の木門」跡付近
「椎の木門」の古写真(城内説明板に掲出)
「椎の木屋敷」跡
「米蔵」跡
「角馬出」の大きさは半端でないので、その北東の丘の「椎木曲輪」跡に建つ「国立歴史民俗博物館」の敷地内から見下ろして写真を撮ろうとしましたが、やはり1枚には納まりませんでした。
「椎木曲輪」跡に建つ「国立歴史民俗博物館」
「角馬出」(「椎木曲輪」跡に建つ「国立歴史民俗博物館」前から)
「角馬出」と「空堀」
「角馬出」と「空堀」(横から)
「角馬出」の内側(「椎の木門」側)
「角馬出」の内側(「椎の木門」側)
椎の木曲輪(現 博物館)の北側を取り巻く「惣曲輪」跡
「角馬出」を横から眺めることが出来る少し高台にベンチと木陰があったので、ひとまずそこで昼食を兼ねた休憩を取りました。時間的にタイトであり、また食事ができる所が無いだろうと思い駅コンビニで買った🍙2個を頬張り、お茶をがぶ飲みして身体を冷やしました。
その後は、「愛宕神社」跡から「田町門」跡、「後家曲輪」跡等を見る予定でしたがどんどん時間が無くなり、「姥ケ池」だけを見て駅へ戻ることにしました。
「姥ケ池」は、「角馬出」脇から長い坂を下りていった谷間にある池で、江戸時代はカキツバタの名所だったのですが、天保年間に家老の娘をおもりしていた姥が、誤って娘を池に落としたことから自分も池に飛び込んだとの謂れがあることから命名されたとか。
「姥ケ池」に降りる坂道
「姥ケ池」
ここを見た後は、自転車を必死に漕いでJR「佐倉駅」へ向かいました。出発時には気が付かなかったのですが、駅前には三重「天守(御三階)」の模型が聳えていました。
佐倉駅前に聳える三重「天守(御三階)」の模型
「佐倉」滞在時間2時間と慌ただしく巡り、更に本当はこの近くにある「続日本100名城」の「本佐倉城」のパンフも持参していましたが、やはり2時間では難しかったようです。折角近くまで来ていたので残念無念でした。
13時01分の総務本線快速に乗り、「船橋駅」から「東武アーバンパークライン」に乗換え「柏駅」へ、そこから14時23分の「常磐線」に乗り「水戸」に着いたのは15時58分着でした。約3時間の長旅でしたが、車内冷房で生き返りました。
次のブログでは「水戸城」の「お城紀行」をお届けします。
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