前回ブログでは、「”緊急事態宣言”で外出自粛中の蔵出し企画」と銘打ち、「”〇〇天守”を色々な方向から顔・姿を見る」の総集編をお届けし、この期間中にアップした第一弾~第五弾迄のブログURLを貼り付けました。
蔵出し企画「”〇〇天守”を色々な方向から顔・姿を見る」総集編
https://ameblo.jp/highhillhide/entry-12598467360.html
また、どうぞご覧ください。
さて本日からは、第六弾として、「”現存三重櫓”を色々な方向から顔・姿を見る」をお届けしたいと思います。
城郭建造物における「三重櫓」は、「天守」をテーマにお届けした第一弾~第五弾の中にも、天守代用の”御三階櫓”や”御三重櫓”があって、何か所かのお城の天守として紹介しました。今回は、それ以外の本来の「櫓」機能として建てられた「三重櫓」を取りあげたいと思います。
現在、全国で現存している「三重櫓」は12基しかありません。因みに、現存する「櫓」は100基以上あるらしいです。元々は、城内に普通の「三重櫓」を備えていたお城は数少ないので、このような少ない数ですが、丁度、「現存天守」12城と同じ数になっています。
「三重櫓」が林立していたことで有名なのは徳川期の「大坂城」で、本丸周囲には何と11基が建ち並び、更に外郭にも三重の「伏見櫓」が建てられていて、これらの古写真をお目にかかることがあります。下に、「大坂城内」の資料展示として掲出されていた古写真を掲載しますので、その豪華さをご堪能ください。
古写真、大坂城本丸の三重櫓(手前から馬印櫓、月見櫓、糠櫓)
また、「江戸城」には、6基の「三重櫓」が建っていたことが確認されています。このような大城郭以外にも、「三重櫓」を備えていたお城もあり、その中で、現在まで大切に保管されてきて現存しています、これからご紹介していきますのでどうぞご覧ください。
今回のブログでは、12基の「三重櫓」の各城代表写真だけを掲載し、次回以降から各方向からの写真を掲載していきます。12基の番外として「会津若松城」にあって現在城下に「阿弥陀寺」本堂として移築されている「御三階櫓」も併せて紹介したいと思います。
弘前城辰巳櫓他2基 江戸城富士見櫓
名古屋城清洲櫓 彦根城西の丸三階櫓
明石城坤櫓他1基 福山城伏見櫓
高松城着到櫓他1基 熊本城宇土櫓
番外(会津若松城御三階櫓、現阿弥陀寺)
次回ブログでは、「弘前城」三重櫓をお届けします。
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