お城の建造物の「普段の顔と姿」に加えて、「いつもと違う特別な顔と姿」を、皆さんに見て貰おうと企画しました。

 

まずは、お城の顔「天守」を、様々な方向から見て異なった顔や姿をお届けするシリーズ第2弾です。

 

第1弾  「高知城」「弘前城」 https://ameblo.jp/highhillhide/entry-12589855690.html

 

現存12城を日本の北からと南からとを交互に見ていきますので、本日は「宇和島城」「松本城」「松山城」を紹介します。

 

宇和島城天守(重文)>愛媛県宇和島市

・三層三階、単独式、層塔型、総漆喰塗込、1666年頃改築(以前は藤堂高虎築の入母屋造りの天守)

・伊達家 10万400石(最終石高)

 

正面(ほぼ北側、唐破風付きの入口と瀟洒な千鳥破風)

正面下側から

北西方向より

西南方向

東面下から見上げる

北西方向より

 

松本城天守(国宝)>長野県松本市

・五層六階、複合式と連結式、層塔型、下見板張り、1615年築(辰巳付櫓と月見櫓は1635年増築、1597年に大・小天守建築の説もある)

・石川家、小笠原家、水野家、戸田松平家等の譜代大名 6万石(最終石高)

 

北東方向より(左より、月見櫓、辰巳付櫓、大天守、渡櫓、小天守)、この方向からは優雅さが感じられる

東方向より(左より、月見櫓と辰巳付櫓、大天守、渡櫓、小天守)

南方向より(左から、大天守、辰巳付櫓、月見櫓)、この方向からは凛とした感じ

南西方向より(左から、小天守、大天守、辰巳付櫓、月見櫓)、この方向からはどっしりとした安定感がある

西方向より(左から、小天守、渡櫓、大天守) この方向からは重量感がある 

西方向より(左から、小天守、渡櫓、大天守、手前の赤い橋は埋橋)、赤と黒のコントラストでキリッとした感じ

 

松山城天守(重文)>愛媛県松山市

 

・三層三階地下一階、連立式、層塔型、下見板張り、1852年築(再築)

・加藤家、蒲生家、久松松平家 15万石(最終石高)

 

南東方向より(五層天守の天守台の上に再建されたのでフォルムは押しつぶされた感じ。大天守の廻りは現存重文の櫓群、左は復元小天守)

南側より(右は重文の一の門と一の門南櫓)

東面(天守外曲輪から見上げる)

北西方向から見上げる(仕切門と内門の間から)

西面(天守内曲輪から、左は復元中門、右は復元筋金門)

 

次回のブログでは、「丸岡城」「丸亀城」「犬山城」をお届けします。

 

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