桜の花が散りゆく季節に便りをいたします。
残るは2度だけ。
それで、長い時間に別れを。
金色の開けた草原。
優しい草の香り。
少し強くて意地悪な風。

揺れる椅子に身を委ねながら、本とお酒を片手に夕陽を眺める。
瞳を閉じれば何処かで優しい声が聞こえてくるけれど、聞く事しか出来ないから「仕方ない」。
なんて困りながら最期を迎えたい。


最近の体調不良からかそんな夢みたいな事を思うよ。

それ程の善人でも、ガラでもない。
だから夢なんだね(笑)


雪溶けに
望み儚き
草香る
夜空の下を歩く様に意気揚々と旅に出たけど、明日帰ろう。

旅先での最後の一献。
遍く星達のような不思議な出逢いを知る旅を、思い出し少しばかり悪役の様な笑いに浸る。

「彗星の軌道に居ればいつかまた」

そんな別れもあった。


ほし巡り
ひと巡り
時巡る

また巡る