蛹は何故、蝶になる必要があるのだろうか?今日、歩いていてある種の幼虫を見た。

幼い頃なら見つけると宝だ。
だが今は違う。

少し眺めていると重なる世界を幼虫に見いだす。

即ち、幼虫は蛹に。蛹は成虫としての蝶に。


もし、創造の神とやらがいるのだとしたら、虫達に感情を与えなかったのは正しいのだろうね。

感情故に蝶は想い悩むだろう。

何故、自分はこんな格好をしているのか?
何故、地ではなく空を行けるのだろうか?



――蛹をやぶり 蝶は舞う――
ランプを灯し、生きる意志を与えるがよい。

だが死神は答えた。

――もう選んだんだ――

生き、夏の夜に沈黙が広がった。
静けさと、安らぎと、眠りのヴェール。

そして彼方で死神が微笑んだ。

先日まみえた世界

未来は見えましたか?

未来は数多あるけれど その場に集う皆様方には投影されましたか?

人の先の未来は 剣を収めれば存外分かりやすいのにね

瞳に映るのは悲しみの未来