小沢が“裏方宣言”「政権交代できれば満足」

民主党の小沢一郎代表代行=写真=は20日、遊説先の青森県弘前市で、政権交代が実現した場合の自身の処遇について、「何にも(希望は)ない。政権交代で日本に議会制民主主義を定着させることが最大の願いだ。それができれば政治家として十分満足だ」と述べ、役職にはこだわらず、裏方に徹する姿勢を示した。
ただ、鳩山由紀夫代表ら党執行部は、来年夏の参院選を見据え、「選挙の神様」といわれる小沢氏の手腕に期待しており、「幹事長就任、または代表代行(選挙担当)の続投を要請することになるのではないか」(党関係者)と語っており、裏方という訳にはいかなそうだ。
【本ナビ】「わが友・小沢一郎」
剛腕、壊し屋のイメージがついて回る小沢氏だが、長年の付き合いで「側近中の側近」である著者が「マスコミで報道されてこなかった真の小沢像」を
描いた。話は5月の電撃的な民主党代表辞任から始まるが、小沢氏は「代表を続投して総理になろうと思えばなれたが、政権交代のためにあえて身を捨てた」と
いう。結果、民主党の支持率は一気に回復した。
著者は小沢氏の公設秘書逮捕は「検察ファッショ」とし、「政権交代をさせないための悪質な検察権の乱用と自公政権の共同作業だ」と分析。
そのほかこれまで小沢氏が政治活動で受けてきた「誤解」について、秘話を交えて「真相」を描いており、「小沢像」が一変するかもしれない一冊だ。(平野貞夫著、幻冬舎、1575円)
ZAKZAK 2009/08/19
