それはベルガさんの何気無い一言から始まった。


ベルガ

「…輪島魔法帝国って言うけど、貴方は何なの?」


ベルガさんが言うに、輪島の名を冠した国だと言うのに、私が国の政に関わっていないのはおかしいのではないか、と。


光里

「この人、何でもかんでも輪島って付けてるけど、確かにそうよね」


輪島魔法帝国は女帝の国ですから、私が政界に打って出ると言うのもまた筋違いと言うもの。


それに私を投影するアバターになるキャラも早々いないでしょう。


ベルガ

「…じゃぁ占ってあげる」


ベルガさんはこう見えて腕の良い占い師。



光里さん同様、TESシリーズ(オブリビオンとスカイリム)をベースとしたリプレイ記事「占い師の道標」と言う連載企画を持っている程です。


ベルガ

「…ロマサガ2キャラ診断占い第一問、魔法と武器、どっちが好き?」


どちらにも良さがありますので、どちらも好きですが。


ベルガ

「…どっちか選んで。じゃないと進まない」


占いと言ってもフローチャート占いですか(@_@)

どちらか選べと言われたら魔法ですが。

ところでそのフローチャート、何時の間に用意したのでしょうか。


ベルガ

「…占い師ならこんなの秒で作れる。第二問、好きな属性は?」


水ですね。

後は地と天をよく組み合わせますが、風と火も捨てがたいですね。


ベルガ

「…だからひとつに絞って。水ね」


………(診断中)

……(結果解析中)

…(結論!)



ベルガ

「…貴方にピッタリなのはフリーメイジ男」


光里

「あははw何これピッタリじゃないw見た目も何か似てるしwこれにしなさいよww」


何か光里さんの笑いのツボにハマッたらしいですね。


確かに私の使う魔法の系統や特性を鑑みればこうなるのは明らかでしたが、何か私まで参戦するのが確定しているような流れになっているのは何なのでしょうか。


光里

(ヒソヒソもうすぐ出番だから不安なのよ、少し助けてあげたら?)


成る程そう言うことでしたか。

ならば私の採るべき道はひとつ。


輪島魔法帝国、元老院を発足しましょう。

私がベルガさんの執政を支える諮問機関として、輪島魔法帝国を陰で支配するのです!(@_@)


ベルガ

「…やっぱりウザい、この人」


それにフリーメイジ男は水地が得意なので、冥の合成術を試すのにも丁度良いですね。


ポイゾナスブロウ、デスレイン、デブリスフローと言った注目の術を存分に堪能出来そうです。


それではまた(@_@)