始まりが包容なら終わりも包容で。
わんぷりは徹頭徹尾、慈しみの心を貫き通しました。

本日はわんぷり50話、最終回でしたね。



自らを許せなかった昴の前に現れたガオウは、こむぎちゃん達と同様に人語による会話が可能になっていました。


ガオウの心の内を知ることが出来た昴も、これで全てのわだかまりが解けて、狼達と成仏することが出来て良かったですね(^-^)



まゆちゃんのこの涙に全視聴者が共感したのではないでしょうか。



全てが終わり、これからもニコガーデンとの交流が密やかに続くだろうかと思うところもありましたが、やはりニコ様はきっちり線引きするお方で、そこはブレませんでした。

作中明言はされていませんが、ニコガーデンは動物達の死後の世界ではないかと推察される向きもありましたので、やはり本来は接してはならないものだったのでしょう。

きっちり変身コンパクト、プリキュアの力も回収してお別れとなりました。

そうなれば当然…


これが本来のあるべき姿であり、関係性でもあるのですが、やはり喪失感は大きいですね。


プリキュアでは異世界交流になる話が常なので、こうした「お別れ」も毎シリーズ恒例と言えば恒例なのですが、わんぷりで醸し出される喪失感は重く深いものになりました。

従来なら「向こうで元気にしているだろう」で済むのですが、これまで会話出来ていたものが、また物言わぬ動物に戻り、その現実を顔を合わせる度に突き付けらるわけですから、やはり辛いですね。

鏡石=ニコダイヤは何故かその辺りが甘いのは救いでした。


鏡石に意思があるのか分かりませんが、ニコ様とはまた違った判断基準を持ち、独自に活動しているので、その計らいでこむぎちゃん達は人型にはなれずとも会話だけは出来るようになって良かったです(^-^)


またそれに影響されたのか、世の理には厳しく線引きするニコ様もメェメェの人間界渡航に関して緩和措置が取られたのも良かったですね。



最後には大団円と言う言葉がピッタリな最高の終わり方でした(^-^)


初めは犬がプリキュアと言うことで、だいぶスラップスティックなギャグ寄りになるのだろうかと思っていましたが、まさかここまでの感動巨編になるとは感服しました。

当ブログでもプリキュアに関して、初めの数話くらいは感想を書いたり書かなかったり…くらいの扱いでしたが、わんぷりは専用のブログテーマを作って全話感想を書かざるを得ないくらいのめり込むことになり、それだけ輪島心に響くシリーズでした。


わんだふるな気持ちを有難うございました(^-^)



さて、次はアイドルがテーマと言うことで期待も高まりますが、それだけに輪島審査も厳しくなりそうなシリーズですねw 

果たしてわんぷりを超えられるか、楽しみですね。

それではまた。