本当はもっと早くに書きたかったのですが、急ぎの話題が後からとめどなく出てきてしまい、後回しの魔女に見入られてしまいました。
前回の翠からだいぶ間が空いてしまいましたが、ようやく書けそうです。
では早速見ていきましょう。
黄属性全般に言えるのは、バフやデバフを絡めたトリックスタイルである事が特徴にあります。
なので黄染めしても中々戦果が上がらないかもしれませんが、編成の片隅に1~2名居るとバトルが格段に楽になる、そんな魔女の集まりです。
まずはオリヴィエさん
黄の中ではクセが少なく使いやすい印象ですね。
総じて純粋に攻撃力と防御力に寄与するバフ、デバフで戦場をコントロールします。
特にスキル1のバフが強く、攻撃力と防御力が大きく上がります。
なので敵は勿論、味方よりも速く動きたいので、スピードは高めにしておきたいですね。

そして強力なのがスキル2。
与えたダメージを参照してバリアを張ります。
そして、このスキルでひとりでも倒せると、味方のアタッカーの攻撃性能まで大きく上がります。
バリアもかなり厚いので、出来るだけオリヴィエさん自身もアタッカーとして振る舞えるよう、備えておきたいですね。
二人目はミミちゃん
典型的なスピードアタッカーですが、イの一番に斬り込む役には向かず、少し乱戦になり始めた頃に動けると活躍しやすいです。
と言うのも、スキル1に「倒した敵の数だけ攻撃回数が加算される」と言う特性がある為です。
敵陣が全体的に疲弊し始めた頃に撃ち込めれば、一気に勝負も決められるかもしれません。
ですがミミちゃんの強みはそこではなく
このパッシブにあります。
むしろこれさえあれば充分なくらいで、仲にはレベルだけ上げて、装備は何も付けずに編入している方もいるくらいです。
少しややこしい効果なのですが、「防御力最大の敵」と「防御力最低の敵」がお互いにダメージをシェアしあう能力です。
何が起こるかと言うと「防御力最低の敵」が100ダメージを受けると「防御力最大の敵」も60ダメージを受けます。
逆に「防御力最大の敵」が100ダメージ受けると「防御力最低の敵」も60ダメージを受ける。
なのでこの二者は1.6倍のダメージを受け続ける事になります。
フローレンスさんのような強力な本命アタッカーを配して、ミミちゃんが編成内にいたら…とんでもないことになってしまいますね。
アタッカー1名編成でダメージが足りないと感じたらミミちゃんを試してみると良いでしょう。
三人目はプリマヴェーラさん
オリヴィエさんとはベクトルの違う、バフデバフの名手です。
主に行動力に関わるところに作用する効果を多く持ちます。
スキル1では「必ず」正面の相手に気絶攻撃を仕掛けるので、配置する際も動かれたくない相手の目の前に置くようにして下さい。
そしてプリマヴェーラさんが人権を持つ最たる理由は
このパッシブにあります。
味方の生存数を参照して攻撃力とスピードを上げるのですが、最大で12%と莫大な効果が得られます。
特にスピードが上がるのが大きく、これで加速したフローレンスさんやコルディさんに先手を取られてしまうと負け確定です。
特にバトルリーグではプリマヴェーラさんが入ってない時点で負けです。
未だに私もプリマヴェーラさんを抜く事が出来ずにいるくらい、フロコルオフィ以上の人権を有しています。
そして四人目
ハトホルさん。
デバフの名手ですね。
攻撃力ダウンと気絶で、敵の攻撃を巧みに防いでくれます。
スピードも速いので、機先を制して被害を抑えてくれるでしょう。
敵の攻撃が激しく、しのぎきれない時に活躍してくれるはずです。
スキル1がその特徴を良く表しています。
まずHPの高い敵から狙う…つまり敵陣で育成が進んでいる=強力な敵を優先的に狙い攻撃力を下げる事が出来ます。
メメントモリのゲーム性からして、大体においてアタッカーの一本伸ばしは珍しくなく、その結果、アタッカーのHPは高くなっている傾向にあります。
その攻撃力を半減出来るのですから助かりますね。
そしてこのスキル自体もダメージ倍率が高いので、敵アタッカーを早めに退場させる助けにもなるでしょう。
最後はトロポンさん
非常に難しい魔女ですね。
最も目立つ特徴は、敵からバフを奪い、こちらのデバフを敵に押し付ける能力なのですが、同様の効果を持つニーナちゃんのような生存能力が無い為、この特徴を活かすのが非常に難しくなっています。
ですが私が注目下するのは次の2点です。
まずはスキル1。
何と言うことの無い全体攻撃ですが、与ダメージを参照してHPが回復します。
そしてもうひとつの特性は、このスキルを使う度にダメージ倍率が70%ずつ加算されていく。
1~2ターンでバトルが決着してしまうメメントモリでは、中々活用するのは難しいと思いますが、先の記事で紹介した藍のリルちゃんと翠のメルティーユさんはスキルのCTを短縮する効果があります。
二人とも編成して、尚且つトロポンさんにその効果が集中させられれば、かなりの頻度でスキル1を撃てるのですが、さてそこまで戦線をどう維持するかが問題ではありますね。
もうひとつの注目ポイントは
このパッシブですね。
メメントモリにおいてスピードは最重要ステータスですが、それをコントロールする手段は限られています。
スピードルーンを積む…これは上昇値が固定なので、相手も同様にルーンを積んでいると速度差が埋まることはありません。
そしてもうひとつは先述のプリマヴェーラさん。
何故プリマヴェーラさんが人権なのかは、スピード制御能力が非常に貴重なものだからです。
そんな中、トロポンさんもスピードアップバフを持っています。
トロポンさん自身のスピード基礎値が低いのですが、この効果により丁度人並みくらいのスピードになります。
そしてスピードルーンの効果も同様に上がっていきます。
他の方々がスピードルーンで200速くなるところ、同じルーンでトロポンさんは240の加速が得られます。
それはスピードルーンを積めば積む程効果が大きくなるので、基礎値の高いコルディさんにも追い付き、先制出来る可能性があります。
茨の道ではありますが、トロポンさんに活路を見出だすならここしかないでしょう。
さて、黄属性を見てみましたが、如何でしょうか。
複雑な効果が多く、使いこなすのも一苦労かもしれませんが、戦況に合わせて臨時に1~2名採用すると、驚く程簡単に活路が拓けたりします。
それが黄属性の醍醐味ですね(^-^)
それではまた。