フェアリーズブートキャンプ(Fairies Boot Camp)へようこそ。
FBCはフェアリーハート隊に入隊したアクトレスが、フェアリーになる為の教育訓練プログラムですが、この度一般にも公開させて頂く運びとなりました。
ここでは遭遇頻度の高い大型ヴァイスの行動パターンと、その対応を主に解説していきます。
フェアリーハート隊の隊員は様々な回復手段を持つ為に、攻撃的な武装を持たない事も珍しくありません。
皆様も御存知、フェアリーハート隊の最高位「フェアリー オブ フェアリー」文島明日翔はその最たる例でしょう。
彼女はスナイパーとランスのみで戦い続け、その中で得られた知見を元にこのプログラムは構築されています。
ここではショットギア及びクロスギアのみで戦う手段…どなたでも習得、そして再現出来るものとして編纂されています。
内容としては初心者~中級者向けのものとなります。
特殊宙域作戦のVHを突破されるような方々には、今更と思われるような内容であることをご了承下さい。
さてここから講習が始まりますが、今回はオリエンテーションとして、大型ヴァイスの各論に入る前の準備段階的な内容となります。
ヴァイスと戦うに当たり、基礎知識として知っておいて頂きたいこと、そして用意して頂きたいことについてご説明していきます。
まずはヴァイスからの攻撃について。
ヴァイスには様々な攻撃手段がありますが、大型小型を問わず最も使われるのは、射撃攻撃です。
中には体当たりしかしてこないようなものもありますが、ほとんどが射撃攻撃で構成されています。
ここで覚えて頂きたいのは、弾幕パターンとなります。
弾幕パターン解説
①ばらまき弾(偶数弾)
参考資料 11秒
特に高難度ステージで見られるこのパターン。
ばらまき弾と言う名称からも分かる通り、こちらを狙った弾ではありません。
発射数は2n発で、扇型に射出されます。
文字通り偶数発の弾が均等に分散していく軌道を取りますので、動かなければ当たりません。
むしろ動くと自分から弾に当たりに行く格好になります(通称:弾拾い)。
よくクリオスが10体前後出現して同時に発射してくることもありますが、理論上制止していれば当たりません。
弾の密度が濃く、抜けられる隙間が小さい時は少しだけ真後ろに後退すると被弾を減らせます。
大きく後退すると弾拾いが発生する恐れがありますのでご注意下さい。
ですが実戦の中ではその直前まで取っていた戦闘機動により、制止状態で迎え撃つのは難しいので、急停止しても被弾するケースも多く見られます。
その場合はそのまま進行方向変えずに扇型の範囲から抜けるまで、飛び続ける必要があります。
尚、大型ヴァイスでもケルベロスの強力な個体はビームでこの偶数弾を撃ってきます。
それも動かなければ当たりません。
②自機狙い弾(奇数弾)
参考資料 12秒
こちらも文字通り、アクトレスを直接狙って撃たれる弾ですが、単発の直接的な射撃も広義にはこの自機狙い弾に含まれます。
ばらまき弾とは異なり明確な回避機動を要求されます。
発射数は2n+1発、ばらまき弾同様に均等な間隔で扇型に射出されます。
アクトレスを狙う弾は真正面の1発のみで、回避機動を取ると両脇の弾を拾いに行く格好となる弾幕パターンです。
こちらも10体前後の敵から撃ち込まれるケースがあり、その際は大きく横に飛び、範囲から抜けるしかありませんが、本来の回避方法は次に解説する歩き避けになります。
回避技術
歩き避け(チョン避け)
参考資料 7秒
先程の自機狙い弾の参考資料内でも明日翔さんが実演していたのが、重要な回避技術である歩き避けです。
アクトレスが高速飛行を続けられる時間には限りがあります。
ステップ等で本当にブーストを吹かして避けたい時に、推進力が足りない事にならないよう身に付けて頂きたい回避機動となります。
特に単発で直接的にこちらを狙った弾に対しては、非常に効果的です。
ブーストを吹かさずに身体ひとつ分横にずれる。
言葉にしてしまうとこれだけですが、激しい戦闘中では中々難しい動作です。
ですがこれが出来るようになると、動きに無駄が無くなり反撃も容易になります。
特にスナイパーは立ち射が強力なので、重要度は更に増します。
歩き避けはキュクロプスが開幕、両腕から交互に撃つ3way弾にも通用します。
では歩き避けをするポイントですが、まずは戦況をよく見る事と、もうひとつ。
上手く歩けないようでしたら、操作感度の調整を見直してみるのも良いでしょう。
スライダーを右に振り切ると、少しスワイプしただけでもブーストを吹かしてしまいますし、逆に左に目一杯振り切るとブースト使用不可と言わんばかりに鈍くなります。
アクトレスの機動力と自身の操作の癖を照らし合わせて最適化して下さい。
上記の例は私の設定ですが、私が明日翔さんと翔ぶ為に調整したものですので、一律にこれが最適ではありません。
高機動なアクトレスならもう少し感度を下げても良いですし、重装備なアクトレスなら逆に敏感にした方が動かし易いです。
後は皆様のプレイする際の癖とあわせて調整してみて下さい。
きちんと調整すると、先程資料でお見せした歩き避けの例の様に、身体ひとつ分しかない隙間でも入り込めるようになります。
また調整する際は、お一人、最も信頼するアクトレスと一緒に行って下さい。
最も戦場に送り出す事になる、そして最大戦力となるアクトレスに最適化しておかないと、ここ一番で操作ミスを誘発してしまいますので、妥協無く突き詰める事を推奨します。
…オリエンテーションはここまで、となります。
知って意識するとプレイの質が変わる、そんな内容でしたが、如何だったでしょうか。
大型ヴァイスとの戦闘よりも、高難度ステージの道中等で必要になってくる内容でしたが、道中で無駄な消耗を避け万全で大型に臨む一助になれば幸いです。
それではまた。