ブラヴィルを去り街道に沿って南へ。
次の目的地はレヤウィン。
このブラヴィル~レヤウィン間は結構良い薬草が生えているので、摘み取りながらゆっくりと旅路を行く。
毒薬に使えるベラドンナ、怪我の治療薬になるラベンダー、毒にも薬にもなるリュウノシタ、ボグビーコンは防御とマジカ回復を併せ持つ特殊な霊薬に。
マジカ減退と沈黙を併せ持つ毒に使えるベルガモットも中々良いわね。
ふんふん、と鼻歌混じりに旅を続け、何事も無くレヤウィンに到着。
ここはアルゴニアンの国ブラックマーシュとカジートの国エルスウェーアに隣接しているので、この両者が多く見られる。
シロディールではこの手の亜人種は敬遠されがちだけど、話してみると中々に面白い。
正に異文化交流ここに極まれりと言ったところか。
わたしはご贔屓にしているベストグッズ商店で取引を済ませる。
この店はわたしと同族のボズマー夫婦が経営していて、同族のよしみもあって懇意にさせてもらってる。
二人とも中二病に罹らなかったらしく、至極真っ当な商売人だ。
しかしやっぱりレヤウィンは穏やかで良いわね。ちょっと雨が多いのが玉にキズだけど、それを差し引いても過ごし易い街だと思う。
シロディールではかなりの僻地になるので、交通の便が悪い為かあまり人の行き来は多くない。
でも街自体はかなり整備されていて、豊かな水資源もあり中々に風光明媚。
レヤウィン~ブラヴィル間は今しがた通ってきたけど、良い薬草が豊富な種類揃うし、これから向かう逆側のレヤウィン東側に広がるブラックウッドの深い森も霊薬に使えるキノコが多く取れる。
ボグビーコンの他に、マジカ回復薬に使えるスッポン茸、そして最大の目玉、ダメージ反射の霊薬に使うロクショウグサレキンモドキが取りきれない程大量に群生している。
水辺には毒に仕えるハス、マジカ回復とマジカ上昇が同時に得られるホテイアオイなんかも取れる。
言ってみれば薬師にとって楽園と言えるのがこのレヤウィンだ。
あとは個人的な話だけど、わたしの守護星座、大蛇座の石碑があるのもきっと何かの縁なんだろうと思う。
今日は何事も無く穏やかに過ごせそう。
商談を終えて取り敢えず一泊。
明日は一日ブラックウッドでキノコ採りだ。
今日は朝から快晴。天気にも恵まれたし早速行きますか。
だけど今日のブラックウッドは…何時もと違う風景を晒していた。
「何でこんなところに!?」
レヤウィンの東門を出てすぐのところには…あの吐き気のする赤い輝きが。
まさかここもクヴァッチの様になってしまうのだろうか?
今のところゲートは開いているけど、中から何かが出てくる気配は無い。
どうする…?あの「地獄」にまた足を踏み入れるのか?
何時ぞやの記憶が蘇る。
あの時は頭の中で何かが弾けたような気がして、気付いたらゲートに飛び込んでいたけど…改めて見ると足が震える。
本来なら一介の呪術師がどうこうするようなモノでは無いはずなんだ。
わたしはそう言い訳して森に入る。
でも…そこにも赤い輝きは待ち受けていた。森の奥深くに幾つも開いているオブリビオンゲート。
一体こんなところにまで開いてどうするつもりなのかしら?
もうこうなってしまうとキノコ採りどころではない。
わたしはそっとレヤウィンに引き返し、身支度を整えるとシェイディンハルに向かうことにした。
そう言えばマーティン達はどうしてるかしら?
こんなにオブリビオンゲートが開いているところを見ると…相当苦戦してるのかもしれない。
またブルーマに寄った時にでも挨拶がてら様子を見てみようかな。
次の目的地はレヤウィン。
このブラヴィル~レヤウィン間は結構良い薬草が生えているので、摘み取りながらゆっくりと旅路を行く。
毒薬に使えるベラドンナ、怪我の治療薬になるラベンダー、毒にも薬にもなるリュウノシタ、ボグビーコンは防御とマジカ回復を併せ持つ特殊な霊薬に。
マジカ減退と沈黙を併せ持つ毒に使えるベルガモットも中々良いわね。
ふんふん、と鼻歌混じりに旅を続け、何事も無くレヤウィンに到着。
ここはアルゴニアンの国ブラックマーシュとカジートの国エルスウェーアに隣接しているので、この両者が多く見られる。
シロディールではこの手の亜人種は敬遠されがちだけど、話してみると中々に面白い。
正に異文化交流ここに極まれりと言ったところか。
わたしはご贔屓にしているベストグッズ商店で取引を済ませる。
この店はわたしと同族のボズマー夫婦が経営していて、同族のよしみもあって懇意にさせてもらってる。
二人とも中二病に罹らなかったらしく、至極真っ当な商売人だ。
しかしやっぱりレヤウィンは穏やかで良いわね。ちょっと雨が多いのが玉にキズだけど、それを差し引いても過ごし易い街だと思う。
シロディールではかなりの僻地になるので、交通の便が悪い為かあまり人の行き来は多くない。
でも街自体はかなり整備されていて、豊かな水資源もあり中々に風光明媚。
レヤウィン~ブラヴィル間は今しがた通ってきたけど、良い薬草が豊富な種類揃うし、これから向かう逆側のレヤウィン東側に広がるブラックウッドの深い森も霊薬に使えるキノコが多く取れる。
ボグビーコンの他に、マジカ回復薬に使えるスッポン茸、そして最大の目玉、ダメージ反射の霊薬に使うロクショウグサレキンモドキが取りきれない程大量に群生している。
水辺には毒に仕えるハス、マジカ回復とマジカ上昇が同時に得られるホテイアオイなんかも取れる。
言ってみれば薬師にとって楽園と言えるのがこのレヤウィンだ。
あとは個人的な話だけど、わたしの守護星座、大蛇座の石碑があるのもきっと何かの縁なんだろうと思う。
今日は何事も無く穏やかに過ごせそう。
商談を終えて取り敢えず一泊。
明日は一日ブラックウッドでキノコ採りだ。
今日は朝から快晴。天気にも恵まれたし早速行きますか。
だけど今日のブラックウッドは…何時もと違う風景を晒していた。

「何でこんなところに!?」
レヤウィンの東門を出てすぐのところには…あの吐き気のする赤い輝きが。
まさかここもクヴァッチの様になってしまうのだろうか?
今のところゲートは開いているけど、中から何かが出てくる気配は無い。
どうする…?あの「地獄」にまた足を踏み入れるのか?
何時ぞやの記憶が蘇る。
あの時は頭の中で何かが弾けたような気がして、気付いたらゲートに飛び込んでいたけど…改めて見ると足が震える。
本来なら一介の呪術師がどうこうするようなモノでは無いはずなんだ。
わたしはそう言い訳して森に入る。
でも…そこにも赤い輝きは待ち受けていた。森の奥深くに幾つも開いているオブリビオンゲート。
一体こんなところにまで開いてどうするつもりなのかしら?
もうこうなってしまうとキノコ採りどころではない。
わたしはそっとレヤウィンに引き返し、身支度を整えるとシェイディンハルに向かうことにした。
そう言えばマーティン達はどうしてるかしら?
こんなにオブリビオンゲートが開いているところを見ると…相当苦戦してるのかもしれない。
またブルーマに寄った時にでも挨拶がてら様子を見てみようかな。