本屋さんでいろいろ新刊本を見たりするのも
大好きですが、古本にはまた違う魅力も
あります。かなり昔の本が時代をこえて
自分の目の前に現れるような感覚というか
あっ見つけたっていう嬉しさがあるんです。

30年前の本が先日発売しましたという感じで
そこにある不思議な感覚が好きなんだと思います。
広告批評という雑誌でファミコン大研究という特集です。
しかも捨て値のような価格でした。
ほとんどの人にはこの記事もいまさらファミコンのネタも
価値がないということでしょう。でも、そんな本を見つけると
誰もこれに気づかないんだなと逆に嬉しくて、見つけたぜ!
なんて喜んで購入してしまいます。
ファミコンが子供のおもちゃから、カルチャーに変化
しようとしていた頃に、いろんな人がファミコンに
ついて語っています。
この雑誌が発売されている時代は、子供なので
活字だらけのこんな本に興味をもつわけもなく
古本で見つけないと読むことがなかったでしょう。
あと古本を読むときの面白さは、読む人が
その後の未来を知っているところですね。
糸井重里はここでドラクエの素晴らしさを話してるけど、
その感動でMOTHERを製作することになるんだよねとか、
いとうせいこうはこのあと「ノーライフキング」って小説を
書くんだなとか、田尻智がゲームの解説してるけど、この後
ファミコンで唯一の自主製作で商業発売されたソフト「クインティ」
を作るし、ポケットモンスターが世界中でヒットするんだよね
なんて考えたりしながら、当時の記事を読むのも楽しいです。
このファミコン大研究には鳥山明が漫画じゃなく
キャラクター製作の話をしていたり、興味深い
話がたくさんで面白かったし、雑誌は広告を
含めてその当時の雰囲気をそのまま感じられるのが
一番の魅力ですね。