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ヴァイオリンEtude

息子と娘のバイオリンおけいこブログ。時々ピアノ。コンクールや発表会など、割とディープに語ってます。狭い世界だから身バレ防止に読者は承認制にさせて頂いてます。

バイオリン&ピアノ
子供の練習についての考察


ツラツラと練習方針だの練習方法だの語ってきました。
ウチの子が精神体力共に絶好調バージョンのものを。



…絶好調?





ええ、絶好調。

そうですね。
人は皆、毎日が絶好調な訳ではありません。
それは子供とて同じ事。




絶好調があるって事は絶不調もある訳ですよ。

工作の続きがやりたい、新しい絵本が読みたい、何かやる気が出ない。
そんなのしょっちゅうです。










そんな日はグッダグダw


練習時間が長くなっちゃう時だってあるし、待ってたってどうしてもやる気が出ない時だってあるし、もちろんそれが原因でケンカしちゃう日だってあります。






でもそういう日があるのはもう仕方ない!

最低限毎日バイオリンを触るって事だけ守り、それ以上は無理強いせず明日やろう!で終わり。
私は適当な人間だから子育ても生活も全部適当。
バイオリン頑張るって意思も適当に均衡取れてればいいやって感じですww



でも子供は神経質で完璧主義者。
他人にも厳しいですが自分にも厳しい子。
グダグダだった次の日は反省点を踏まえ行動します。

朝からバイオリン。
帰ってからバイオリン。
気持ち悪い位にとっても良い子←
だから信頼して『明日でもいいよ』って言ってあげられるんですね。

誰に似たんだか(旦那か)彼のストイックで前向きな部分は本当尊敬します。








あれ?
なんだか親バカ〆って恥ずかしいなぁ(/ω\)
こんな締め方は私っぽくないから…

最後はバイオリンに何の関係もない今朝の息子語録〆!






ママ、幼稚園で鼻くそ食べてる子いるんだよ(・-・)



そなの?
ママはあんまり食べたくないなぁ(´Д`;)





えーっ!?
しょっぱくて美味しいのに!(・-・)














お前も食っとるがな!
(°ω°#)




ペタしてね

バイオリン&ピアノ
子供の練習についての考察


子供はとにかく曲が大好き!
美しいメロディがありますものね。
それに引き換え音階練習はメロディがなくてとってもつまらない教本なんだと思います(笑)

ただ、バイオリン。
誰よりも早く上手になりたい場合、音階練習を誰よりも沢山やらなければならないのです。
オイストラフは練習前にカールフレッシュ音階練習を1冊弾いてから曲の練習をしたってくらい、音階を重視してました。




子供にとって面白くもない音階練習を毎日させなくてはならない。
そんな時は…

つ【ゲーム練習】






これは音階限定の練習方法です。

曲を弾いてバイオリニスト気分を味わいたい子供は音階やエチュードがとにかく嫌い。

「ここの音がちょっと違った!ここの音もちょっと違った!
 ここがここがここがここがここがここが…」


「いちいちうるさい!(゚Д゚#)ゴルァ!! 」


言われたくなかったら流し弾くんじゃなくてきちんと弾けばいいのに。
ダラダラ回数弾いたって何の意味も無いのに。
でもそんな事をグチグチ言ったって子供はやってくれません。
だって子供だからw




音階練習に必要なのは『毎日続ける事』
そして一昼夜にして完璧に出来るものではなく、一生を通して追求していくものになります。
頑張りすぎると持続はしないので、ほんのちょっとの楽しみを見出し毎日続ける事が大事なんです。

「ノーミス正しい音程で出来たら…勝ち」


何に勝つのかよく分かりませんが、子供は競争が大好きな生き物なので毎日勝つために必死です(笑)
ポジション移動先の音がやっぱり一番難しい所。
そして左手を気にしてると右手がおざなりになり、隣の弦に触れてしまったりするハプニングもあります。
…結構難しいゲームなんですよね。




ゲーム練習やり方


一生かけて追求していく音階練習には終わりがありません。
なので大切なのは『今日の終わり』を設定してあげる事。
部分練習同様、ノルマが必要なのです。

ノルマを何回にするかはその子の状態によるんでしょうが、年長のウチの子の場合は3回としました。
それ以上多くすると心の負担になるようです(笑)
毎日続けなくてはならない以上、負担に感じさせてしまってはいけないのでなるべく無理をさせない程度の回数に設定して上げて下さい。

ダラダラと回数こなせばいいや!という考えを阻止する為に『スコア』を課します。
3回中、何回勝てるか(正確に弾けたか)
回数こなすよりも、集中して正確さを求める方がより効率的に正確な音程を手に入れる事が出来るようになると思います。




音階を毎日続けていく理由


他が出来てるのにそこの場所だけ出来ないんだって時は部分練習。
ほとんど出来てるのにポカミスが多いんだって時は亀さん練習。
じゃあ音階練習って何の為にやるの?
もう弾けるようになったのになんで毎日やるの?

そうですね。
ゲーム練習は毎日やるもの!と決められているのでこれだけ毛色が違います。
子供だって毎日やらなければならない理由、きちんと知りたいですよね。




「貴方ぶっちゃけビュンビュン教本進んでるでしょ。
 なんでだか知ってる?





 魔法だよ。


 実はね、小野アンナは魔法の本で
 これやると上手になる魔法がかかってるの
 
 …お友達には内緒だからね」


「そうだったんだ(・∀・)」



子供なのでこんな説明(笑)

ただ、これって嘘でもなんでもなく音階練習っていうのは本当に魔法なんですよ。
それも即効性のあるものではなく、ジワジワと効く感じの魔法です。

曲だけを何度も練習したとします。
確かにその曲は上手く弾けるようになりますが、実はバイオリンが上手になってるって訳ではないんです。
バイオリンそのものの技術を上手くするのはエチュードや音階教本、ただ曲を延々と弾くだけはバイオリンの技術を向上させるのに非効率なんですね。

毎日エチュードや音階をしっかりやってる子は、地力が底上げされているので先へ先へ進んでも壁に当たる事なくスイスイ進んで行けるんですよ。
でも曲しかやってない子は新しい曲を貰うたびに譜読みの段階でつまづきます。
そのつまづいてる時間が大変なロスになるんです。
もう少し大きい子はちゃんとした説明が必要になるでしょうねv

ではでは次の記事で練習方法のまとめとさせていただきます。

バイオリン&ピアノ
子供の練習についての考察




ほぼ出来ているのに全体的にポカミスが多いだよね。

そんな時は…

つ【亀さん練習】





曲のイメージを早く再現したくて、出来てもいない癖にインテンポ演奏してしまいがちな子供。

隣の弦に触れてしまう回数半端なく多くないですか?
弓、今、弦にバウンドしませんでしたか?
今の重音、一つ小さい音ありませんでしたか?

特に早いパッセージになるとなんとなくで弾いてしまう為、弾けてないのに弾けてる気になってしまうんですね。

亀さん練習とは要するにゆっくり楽譜を追い精度を上げ、演奏をノーミスにするための練習です。
テンポを落とす事によって、動きを頭と手にしっかり叩きこむことが出来ます。




この亀さん練習。
部分練習と共に最初の頃は嫌がりました。
ええ、子供はバイオリニストのように格好良く弾きたいんですものね。
でもバイオリニスト、演奏会の時は格好よく弾いてもお家では格好わるい亀さん練習をいっぱいしてるものなんですよv

「ゆっくりはヤダ!(゚Д゚#)
 終わるの遅くなっちゃうじゃん!」

「亀さん練習するとたしかにゆっくりだけど、
 通常10回の所、1回で良くなるんだよ。






「Σ(゚д゚;)」





ちょろいちょろいwww




亀さん練習のやり方


ゆっくり、とにかくゆっくり一つずつシラミつぶしのようにチェックします。

まずは楽譜を徹底的に見て行きます。

ピアノとフォルテの配分、クレッシェンドの配分、リタルダンドの配分。
休符をきちんと取っているか。
スラーの弓の配分はそれで良いか等。

楽譜を見ながら目と耳で確認することは結構難しい処理なので、テンポを落とす事が必要なのです。
そして雑な理由はたいがい右手にあるので、ボーイングを徹底的にチェックしましょう。

バイオリン&ピアノ
子供の練習についての考察




他はほぼ出来ているのにここだけつっかえちゃうんだよね。

そんな時は…

つ【部分練習】





ハイ!キタコレ部分練習!(°∀°)b

まぁザックリ説明致しますと、出来ない所だけ何度も練習すると出来るようになるんです。
え?知ってます???
そりゃそうですよね。
でも幼児は説明してもなかなか分かってくれないんですよorz




練習で一番時間割かれるのは出来ない部分。
そして子供が泣いたり癇癪を起こすのも出来ない部分。

前回の記事で書きましたが、短く貴重な練習時間をダラダラ無駄に消耗する訳にはいきません。
弾けない部分があるにも関わらず、最初から最後までなんとなく弾いてみる。
それを5回10回繰り返したって、なかなか弾けない部分は弾けるようになりません。

・指が回らなかったらゆっくり何回か弾けば出来ます。
・リズムが分からないのなら覚えればいいだけです。

何故その部分が弾けないのかしっかり原因を見極めてあげましょう。
そして弾けない部分をピックアップして、一番効率よく出来る練習に切り替えてあげればよいんです。





でもここで気をつけなければならないのは『母が考えた最高の部分練習をおやりなさい!』って言ったって、子供は反抗するように出来ている事実です。
彼らは最初から最後まで通して弾く効率の悪い練習が何故だか大好きなんですよね(笑)
何故好きな通し練習を我慢してまで、嫌いな部分練習をしなければならないのか、子供が理解してなければ効果はありません。
何故ならば、『集中』が鍵になってくると思うのですが、本人が練習の意味を理解していないとその『集中』を欠いてしまうからです。

小さい子が理解するには口頭の説明より実際の体験を通して納得させるのが一番だと思います。
ウチの子も当然のごとく部分練習が一番嫌いでした。
出来ない所は自分でも分かってるしイライラするんでしょうね。
でもその状態を打破したのは『普通の子は100回の練習が必要だけど(大嘘)貴方は10回で出来ちゃったんだ!すごーい!』←このフレーズでしたねw
そうなるともっとママにすごいって思って欲しい!となるべく少ない回数でこなそうとするから、いやいやダラダラ部分練習する時と比べ集中が全然違いました。

子供がその気になる台詞はその子の性格によって違うのでしょうけど、それでも何回かやってる内に子供もこの方法だと効率よく上手になると実感すると思います。
根気よく子供に部分練習がいかにすごい効果を持ってるのか実感させてあげて下さい。




部分練習のやり方


まず通して弾いて気になる部分があったら鉛筆で印をつけます。

で、その部分を何度も弾いて完成度を高める訳ですが…
『天才であればある程少ない回数で出来る様になる!』と思い込ませます(笑)
とにかく1回1回が真剣勝負!集中を高めゆっくりと正確に。

インテンポで流して何度も弾くよりも、ゆっくり正確に何回か弾く方が効果的です。

子供の場合、10回でも20回でもノルマを決めてあげた方が集中が持続します。
「出来るまで」にすると出来そうも無いと思った瞬間、全ての集中が削げてしまいますから。
出来なかった場合、「最初よりもずっと良くなったよ」「あとちょっとだね!」「明日にはもう出来そうだね!」前向きな言葉をかけてあげて下さいね。

出来た場合はとにかく大げさに褒めてあげて下さいv
(そして間違っても「もっともっと!」と追加ノルマを課さない事!(笑)