これまでを考えればそうでもないのに、随分と時間が経ってここを空けたような感覚に陥るのは、それまでわりと頻繁にここに来ていたからで、それは比較的良い傾向な訳で。
いつから独白の場になったのだろう。
それはそれで心地良い。
この夏は生きてきた過去を何度、どれ程、どんな角度で振り返ってみてもその全てより夏感溢れる、夏心地MAXな夏だった気がする。
気がするだけでもしかしたらもっと夏夏しい夏があったかもしれない。
大好きな若者のすべてや夏の終わりというよりはTUBEやサザンの夏といった感じ。伝わんのかな。
8月のライブラッシュも最後を残すのみ。
【FILMS scene-2】が、もう目の前に。
出演バンドのことを書こうかと思う。
先ずは、Ms.take
出会いは渋谷のMilkywayだったかな。
正直、この年代のバンドの中ではメロディセンスが飛び抜けていると思う。
コード感が絶妙で、こと、曲に関して言えば俺は他を圧倒しているとさえ思う。
グッドメロディが耳の中に優しく流れ込む。
余計な要素は何一つなく、邪魔をせず、歌を聴かせるのがMs.takeだと思う。
メンバー全員コミュニケーションが苦手そうである。
そこがまた良い。
℃フーズ
俺は多分、元来こういうバンドが好きなんだと思う。
というか、こういうバンドやりてえよなって思う。
どう見ても不器用。愚直。
そして最高にカッコいい。
℃フーズが25分間のライブ、MC一切なしで駆け抜けていった日を俺は目撃していて。
それが凄まじくて。もう途方もなくカッコ良かった。
根反君の伸びやかな歌声と文学青年風な出で立ちも良い。
突き抜けるライブ。肌で感じてほしい。
QLTONE
大好きなサンストのバンド。
どう聴いたって歌声が良いし、スリーピースならではのシンプルなアレンジとタイトな演奏陣に目と耳を奪われがちなんだけれど。
俺はいつもQLTONEのコーラスワークに惹かれてしまう。
楓のサビもそうだし。
以前、ベースの都築さんは感覚でやってるみたいなことを言っていたような気がするけれど。
でもそんな感じだ。独特なラインを辿っているのに主線に寄り添っている。
これは、QLTONEというバンドがアコースティック出身というところに起因する故なんだと思う。
是非耳を傾けてほしい。
どのバンドにも共通しているのは、グッドメロディだということ。
これはまず間違いなく聴いてもらえれば、観てもらえれば分かる。
捨てるわけがない、当たり前のようで、でも一番難しいのがメロディだ。
この3バンドはそれが強いから、こうして音楽として、歌モノとして確立していて、惹きつけられるんだと思う。
戦っていきたい。くぐり抜けていきたい。
その先で夢じゃなく、今を見ていたい。
そんなバンドの共演であり、競演です。
日付け変わって2日後。
どうか、一緒に。
お待ちしています。
3ヶ月連続企画第2弾
8/26(土)下北沢MOSAiC
【FILMS scene-2】
w
Ms.take
℃フーズ
QLTONE
op/st 18:00/18:30
adv/day 2500/3000