HIGH BONE MUSCLEのヘルブログ

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都内某所【ヘルハウス】を拠点としながら関東関西中部中国四方八方東西南北ライブハウスがあればどこでも駆けつけては仲間を増やしていく、攻撃力200守備力300、温もり75%お祭り25%のRPG系バンド。

HIGH BONE MUSCLEと愉快な仲間達がお送りするヘルブログ。更新は毎日不定回数!!多種多様な仲間たちがそれぞれの色で更新するのでどうぞお楽しみに♡!!
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ワンマン最高だったなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!

バリヤバい瞬間だらけでした。


6月11日。

大銀河行脚2023ツアーファイナルワンマンライブ。

俺らのホーム。下北沢CLUB251にて。


先ずは改めて、一緒にこの日を、この日までを作ってくれたあなたに感謝を。

本当にありがとうございました。


ツアーで訪れたライブハウス。店長、スタッフ。

一緒に周ってくれた仲間。各地で対バンしたバンド。

ファイナルをサポートしてくれた柊人。撮影のおとちゃん。

MLE Musicのメンバー。


みんなみんな、本当にありがとうございました。


これだけじゃ全然足りないんですけど。

でも、他に言葉がないので。



HIGH BONE MUSCLEは一旦、ここで歩みを止めます。

活動休止。


でもね。

ステージで何度も話したように、バンドという形で動くのを止めるだけ。

俺たちは"その日"に向けて、これまで以上に走って行きます。



ここに至った経緯について。ちょっと長いけど。



簡単に言えば、新しい挑戦をするタイミングだと感じたから。

バンドをもっともっと大きくしたいという3人の意見が一致したから。


4月前半。

バンドのミーティングで、ツアー後の動きについて3人で話し合った。

バンドで次に何をするのか。どこを目指すのか。


音源。企画。ライブ。その方向性について。

その話し合いの中で、龍二から"やってみたいこと"についての申し出があった。


配信、ソロ、ドラマー。

バンドと並行して、龍二の活動は多角的になっている。

一時、それに注力してみたいという申し出。


この話が上がった時。

俺は正直、そんなに面食らったりはしなかった。

確かにバンドの活動にも影響する部分があり、龍二はツアー中かなり強硬なスケジュールを何度も繰り返していた。

見ていてシンドそうなタイミングが何度もあった。

バンドという生き物、それ自体が不健康な状態だったとも言える。


夢。宝物。絆。約束。

俺らにとってバンドはそういう存在。

紛れもなく、疑いようもなく、大切なモノ。


でも、生きていくことはそんなに単純だったり簡単だったりしない。

家族、幼馴染と言えど大人が3人。

他人同士の集合体がバンドである。


生活。都合。なんでもある。


まぁいいや。オーケー。

なるほどなるほど。

じゃあ、バンドはどうする?どうなる?


優先順位を変え、そのままペースを落としてやるのか。

脱退なのか。解散なのか。


そのどれもが「なんか違う」という感じだった。


理由は結構簡単で。

俺たち3人の思い描くビジョンと一致しなかったから。

イメージができなかったから。


ディティールはさておき

"3人で大きいステージに立てるような色んな意味でデカいバンドになる"

ってのは、共通の夢、認識だった。


12年バンドやって、それが叶ってなくて。

何言ってんだって感じかもしんないけど。

なんか当たり前みたいに、それをずっと思っている3人だった。


だからこそ、ペースを落としてやるのも、この3人のうち誰かが欠けるのも、なんか違った。


活動休止。

選択肢はこれしかなかった。


じゃあ活動休止して、どうやってバンドをデカくするのか。

龍二が一人で風穴開けて、それでバンドがデカくなるか?

つーかそれでいつか「よーしやろっかー」ってなるか?


絶対ならない。意味が無い。


なら、どうするか。

一人一人が強く、大きくなるしかない。

3人がそれぞれ、アーティストとして、ミュージシャンとして。

音楽的な部分でも、影響力に於いても。

リアルな数字の部分でも。


今よりもっともっとデカくなって、バンドに持ち帰る。

その経験、力を合わせてバンドを再び鳴らす。

HIGH BONE MUSCLEという母体で新しい旅を始める。


それしかないじゃん、ってなった。


そんでそれがめちゃくちゃ良いな!ってなった。


新しい挑戦。ワクワクするよ。

俺の知らないめちゃくちゃカッケー龍二や池田が、そんで俺の知らない俺が、HIGH BONE MUSCLEをやるって。

その時、どうなんのよ。やべーんじゃね?って。


バンドをもっともっと大きくしたい。

見たことない景色を見に行きたい。

3人で。あなたと一緒に。


それを叶えるための最良の選択肢だって判断をした。


これが活動休止に至った経緯。



もちろん寂しい。

この話が決まってからもツアーはガンガン続き、その場所その場所で仲間やライブハウスにこの話をした。

ライブハウスで渦を起こす!ってバンドが俺らだったから。

みんなびっくりしてたし、悲しんでた。


でも本当に、これは自慢というか。

マジで最高なやつらばっかだったんだよね。

最高なライブハウスばっかだった。

まぁ俺らが信じた仲間や場所だから当たり前なんだけど!


誰もが口を揃えるように、待ってるって言ってくれた。

お前らなら大丈夫だろって。

行ってこいよって、背中を押してくれた。

涙が溢れそうだった。というか何回か泣いた。


行ってきますと。

再会を約束した。


社長は冷静だったな。

お前らが信じたことをやれ。それだけ。わかったって。

でも、信じてくれているのが伝わった。

あの人もまぁまぁ生きるの下手だよな。いつも感情裏返し。

でも大切な時は真っ直ぐ目を見て話してくれるんだ。



あなたに話すのが遅くなってしまったのは、ツアーセミファイナルが終わるまでこの発表はしないでおこうと3人で決めたから。

ツアーは素直に楽しんでほしかったし、俺らも今この瞬間、一本一本に集中したいという気持ちがあったから。

ごめんね。


悲しむ顔が浮かんだよ。

なんでだよ。やりゃ良いじゃん!ってさ。

いや、分かるよ。うん。そうだよな。

でも、ごめん。


これなんだ、今は。

決めたんだ。

正解じゃないかもしれない。

どうなるかなんてわかんない。


でも”あなたの思い出のバンド”で終わるつもりはない。

俺たちは夢を叶える。

一緒に叶えようぜ。

信じてほしいんだ。俺たちが俺たちを信じているように。



さぁ、長くなったな。もう随分これを書いている。

でも、もうちょっと。

ここからは今後について書こうかな。



活動休止を決めた日。

この日からまた旅を始めようという日も決めた。

HIGH BONE MUSCLE、復活の日。


でもそれはあくまで目標であり、結果が伴わなかったり、3人で納得ができなければそうはならない。

デカくなって帰ってくるぜ!って大口叩いてなんもないまま薄ら笑って帰ってくるような俺らじゃない。

ダッセーのは嫌だ。


だからこそ本気で走る。

強くなる。


じゃあ何すんのか。どこに向かうのか。

龍二と池田のことについて、ここでは書かない。

それぞれに訊いてやってください。

俺も楽しみにしてんだ。


俺は、一つの新しいプロジェクトを立ち上げる。

現在ウゴウゴ準備中。

休止中はこの活動に全力を賭すと決めている。

今までバンドに傾けていた全てをここに注力する。


いずれバンドと並行してやってみたいと思っていたことのひとつ。

このタイミングだから全ベットできる。

それがどうなるか、どういう形になってHIGH BONE MUSCLEに持ち帰ることができるのか。

未知な部分が多い。

でもめちゃくちゃワクワクすること。


ただ、今ここではまだちょっと話せない。

ごめん。

でもいずれ、ちゃんと話そうと思う。


挑戦なんだ。

この声とギターと曲で。

やってみたいことがある。


鈴木啓(HIGH BONE MUSCLE)としても、活動はしていこうと考えている。

ひとり。この場所を守るために。

大切な唄がある。歌い繋いでいきたい唄。

だってめっちゃ良いじゃんハイボーンの曲。歌ってやらなきゃ。

あなたにも会えると思う。

聴きに来てやってね。


あとは作家として。

MLE Musicで沢山曲を書いている。

まだリリースされていない曲もめちゃくちゃある。

アーティストとのコラボレーションで生まれる化学反応は、自分を物凄く成長させてくれる。

ここもまた、自分にとって大切な場所。


ギタリストとしても現場に出る予定。

まだまだ成長できる。

もっともっとこの楽器で表現したいものがあるから。



こんなところかな。

伝え切れていないこととか、もしかしたらあるかもしれないけれど。

今はこれが全部かな、と思う。


まぁ、とにかく。

俺ら3人は走り続ける。

大切な場所へ、ちゃんと戻ってくるために。

あなたとまた、新しい旅を始めるために。


歩き出す時は教えたよ。

どうか手を振ってくれ。

その場所でちゃんと輝くから。


お互いを目印にして。

また会おう。


ありがとう。

これからも、よろしくね。



HIGH BONE MUSCLE

鈴木啓