糖尿病・内分泌内科に行ってきた 糖尿病内科篇 その2 の続きである。
糖尿病内科の医師に、糖質制限を勧めてくれた栄養士さん。
これで、堂々と糖質制限ができるようになったよ、ありがとう!
会ったら真っ先にお礼を言おうとウキウキしながら、栄養指導の部屋の近くで栄養士さんを待っていた。
「highbloodglucoseさんですか?」
知らない女性が声をかけてきた。
「今回担当する栄養士の○○です」
…えっ?
なぜか、今回の栄養指導は別の栄養士さんだった。(以下、敬称略)
そう言えば、わたしは栄養指導について、よく理解してなかったわ。
担当医がいるように、栄養指導も担当制かと勝手に思い込んでたけど、そういうわけじゃないということか。
前の栄養士は若い女性だったが、今度はベテランな感じ。
わたしより上(50歳代半ばから後半)に見えたけど、他人の年齢はよく分からない。
とりあえず、ベテランであることは間違いなさそう。
この8週間の食事内容(写真付き)とリブレデータをまとめた資料を栄養士に渡した。
今回の栄養士は、かなりじっくりと食事記録をチェックしていた。
食事のダメなところをひとつでも見逃すまいと見られているようで、なんだか落ち着かなかった。
この8週間で「糖尿病患者が食べてはいけないもの」を食べたのは、
・手作りチーズケーキ
・ミスド フロマージュ・ド・ブルーベリー 1個
・ミスド フロマージュ・ド・ティラミス 1個
・ロッテ 期間限定ラムxレーズン ナッツを添えて 1箱
・ロッテ バッカス 春夏仕立て 1箱
・ハーゲンダッツ クリスピーサンド きなこのバタークリームケーキ 1個
・カップヌードルPro(賞味期限が迫っていたので) 1個
・シーフードヌードルPro(賞味期限が迫っていたので) 1個
・ビールは6回(1回の量は、糖質ゼロビールを500+350mL)
・外食は1回もなし
ほぼ自炊で、いわゆる定食スタイルが基本。
カップヌードルProとシーフードヌードルProは、それぞれ1個をストック食品としていたのだが、賞味期限が近くなったので食べた。
暑い日が続いたけど、アイスはハーゲンダッツのクリスピーサンドを1回食べたのみ。
手作りチーズケーキは砂糖を使わずラカントだけど、高脂肪高カロリーなので一般的には「糖尿病患者が食べてはいけないもの」に分類されるだろう。
ロッテのチョコは、期間限定のものを見つけてしまったので、買わずにいられなかったw
フロマージュ・ドは、とりあえずブルーベリーとティラミスを買って、それぞれ昼食と夕食の主食代わりにした。
どっちも美味しかった。
ただ、食べながら「ドーナツの定義ってなんだっけ?」と分からなくなった。
片手で持って、かじって食べるものじゃなく、お皿に載せてフォークで食べるのが合うように感じた。
(この連休中、オリジナルとダブルクリームを食べた。ダブルクリームはチーズの風味というより「塩っぱさ」だけを感じて、わたしにはイマイチだった。あと、レアドのポン・デ・エンゼルがあったので、つい買ってしまった。ポン・デ・リングのもちもち生地はあまり好みではないのだけど、間にホイップが挟んであると美味しかった〜 チョココーティングもgood。定番になればいいのにと思った。あーあ、これでドーナツ3個を食べちゃったよ。今期のお楽しみはこれで終了だな…orz)
これら「ダメなもの」を食べたことも、全て隠さずに食事記録に記載している。
こんなものを食べているのだから、食事療法を100点満点として、100点ではないのは間違いない。
だけど、そこまでダメな食事だろうか?
栄養士に「わたしはダメな食事をしているのか?」と質問すると、「いや、ダメではない」という回答だった。
前の栄養士にも同じ質問をして、同じ回答を得ていた。
ということは、「ダメな食事ではないけど、HbA1cが上がってしまう」ことになる。
ダメな食事をした結果なら改善の余地が大きいだろうが、ダメでないなら、これ以上どうしろと?
やっぱり、糖質制限しか選択肢がないと思う。
わたし「糖尿病内科の○○先生から、糖質制限をしていいと言われました。ただし、『極端な制限』はしないように、とのことでした」
栄養士「そうですか。
一般的に、炭水化物は50〜60%摂るように言われていて、40%未満を『極端な制限』と考えます」
…ん?
栄養士「糖質制限をすると、心血管疾患のリスクが高くなりますからね」
わたし「ほんとに?」
栄養士「まあ、必ず全員がそうなるわけではないですけど…」
いや、そんな個人的感想のようなことを聞きたいんじゃなくて、エビデンスがあるかどうかを聞きたかったのだが。
まあいいや。
続く。