糖尿病内科と消化器内科を受診してきた。
最初に糖尿病内科、次に消化器内科。
消化器内科は、年末に受けた血液検査の結果を聞くことになっていた。
再診受付機で受付すると、あら?
糖尿病内科だけでなく、消化器内科の採血も入ってる?
今回も何か検査するって、医師は言ってたっけなぁ…?
今回の採血は、肘から採れた。ラッキー
ただ、ちょっと漏れてしまったようで、内出血になってしまった。
半袖の季節じゃなくてよかったw
今回の診察までの8週間、血糖値(mg/dL)は以下の通りだった。
血糖降下薬は、持効型インスリン(トレシーバ 7→6→7→8単位)、DPP-4阻害薬(ジャヌビア 50 mg)、メトホルミンは朝夕に500 mgずつ計1000 mg/日。
起床時
SMBG 75 - 129 平均値 93.8 中央値 92.0
リブレセンサータッチ 74 - 137 平均値 99.0 中央値 98.5
夕食前
SMBG 70 - 167 平均値 123.1 中央値 120.5
リブレセンサータッチ 87 - 169 平均値 130.5 中央値 131.0
夕食後2時間
SMBG 118 - 260 平均値 188.2 中央値 189.5
リブレセンサータッチ 102 - 291 平均値 191.7 中央値 194.0
平均値を前回と比較すると、
起床時 96.5 → 93.8
夕食前 123.4 → 123.1
夕食後2時間 182.8 → 188.2
起床時は少し低くなっていて、夕食前はほぼ同じだが、夕食後が高かった。
日によって、血糖値の動向は違いが大きい。
酷いときは昼食後に上がった血糖値がなかなか下がらず、ずっと高いまま維持してしまっていた。こういうときは、運動しても下がってくれない。夕食前の血糖値が130台、140台なんて日がざらにあってウンザリした。
食後も上がる上がる。200を軽く超える日が多かった。
SMBGで測定しているのは夕食後2時間だけだが、リブレの動きを見ると、昼食でも同じような感じだった。朝食はプロテインとカマンベールチーズ1切れに、ローストひよこ豆やオートミールクッキーなどを加えるとギューンと上がった。
こりゃ、HbA1cが上がってそうだな…
この8週間のリブレの平均グルコース値は130 mg/dL。
リブレの推定HbA1cは6.2%。
今回のリブレセンサーは、SMBGより高めに出ることが多かった。
なので、推定HbA1cも高めに出ているはずなのだが、わたしにはリブレの推定は全く役に立たない。
例によって、わたしのわたしによるわたしのためのための式を用いて推定した。
自式 推定HbA1c = (補正平均グルコース値 + 10.088) / 20.18
SMBGとリブレセンサーとの差の平均は、-5.3 mg/dLだった。
したがって、補正平均グルコース値は124.7 mg/dL。
推定HbA1c = (124.7 + 10.088) / 20.18 = 6.7%
前回のHbA1cが6.7%だったから、妥当なところか?
実際の結果は。
HbA1c 6.8%。
あ〜、0.1ポイント上がってたか…orz
覚悟はしていたけど、数値を目にすると、やっぱりガッカリするなぁ…
医師は、
「まあ、年末年始でしたからね」
と言った。
うん、そう来ると思ったよ。でも、それは違う。
「特に何か食べたわけじゃなく、ほぼいつも通りでしたけど…」
すると、医師は「やれやれ」みたいな感じでこう言った。
「お雑煮を食べましたか」
おそらく、糖尿病患者が「特にご馳走を食べたり、食べすぎたりはしていない」と主張しても、無自覚に食べすぎていたり、血糖値を上げやすいものを食べていることが多いのだろう。
でも、わたしは本当に食べていない。
「いいえ、食べてません」
しかし、医師はこう続けた。
「知ってるかもしれないけど、こんな小さな餅でも(と言いながら、指で小さな○を作って見せた)、茶碗1杯のごはんと同じですからね」
「はい、分かってます」
「小さい餅だと思っていてもね、2つ3つ食べると食べすぎになるんです」
「はい、分かってます。だから、お雑煮は食べてません」
「本当に?1回も?」
「はい、1回もです。わたしは糖質制限しているので」
言っとくけど、今までからずっと、ことあるごとに糖質制限をしていることを伝えてるからね?
で、糖質制限していても、食後血糖値が200を超えることがよくあって、どうしていいか悩んでいると伝えたこともあるよ?
そのときの答えは、「今度、栄養士さんに相談してみますか」だった。
だけど、栄養士さんに相談したところで答えは得られないと思ったので、医師の提案はお断りしたのだった。
低糖質の食事でも200 mg/dLになってしまう、と相談した過去があることを、どうも医師は毎回すっかり忘れ去っているように思う。
もしくは、わたしがいくら「糖質制限をしている」と伝えても、医師は(どうせ本人はそのつもりでも、無知ゆえに糖質の多いものを知らずに食っているに違いない)と、こちらを見くびっているか。
あるいは、もっと単純に、(こいつ、食ってるくせにウソをついているんだろう)と思っているか。
リブレのデータをパラパラ見つつ、「食後の血糖値が高いと言っても、まあこれくらい(〜250 mg/dL)なら問題ないと思いますけどね」と医師は言うが、きっとこれは一般的な食事内容を想定しているように感じる。そりゃ、茶碗1杯の白米に加えて糖質の多いおかずを食べてその食後血糖値なら、わたしもまあ納得はするよ。そうじゃないから悩んでるのに。
はぁ…
年末年始と言っても、クリスマスケーキも食べず、忘年会もなく、お節料理と言えるような物はほんのちょっぴりだったのに。(しかも、あきらかに高糖質と思われるような栗きんとんなどは避けたし)
糖質ゼロビールは何回か飲んだよ?
でも、それはいつもと同じ頻度で、年末年始だからと回数が増えたわけじゃない。飲んだ量も、一緒に食べた物もいつもと同じ感じ。
普段と違うと言えば、両親と弟家族とみんなで集まったときに、弟家族がいつも買ってきてくれる下鴨茶寮の弁当を食べたくらいかな。(みんなにはごはんの入った弁当だけど、わたしだけ料理盛合わせを買ってきてくれる。感謝! でも、これでも血糖値はかなり上がる)
あと、小さなミカン1個とゴーフル1枚で260 mg/dL以上になったことくらいか。
食べすぎたら高血糖になるとか、高糖質な物を食べて高血糖になるなら分かりやすいのに。
たとえば、夕食におから、ほうれん草のお浸し、なすのバター炒め、焼鮭、湯豆腐(豆腐、白菜、大根、人参、しめじをポン酢しょうゆで)、ヨーグルト(アマニ油、ラカントシロップ)、食後の片付け終了してからコーヒーという内容で、食前117から食後2時間212だったよ。
これって、ご馳走を食べすぎたからなの?
この日は夕食前の血糖値が117まで下がっていたけど、最近はもっと高い日がほとんど。
たとえば、昼食に味噌汁(豆腐、玉ねぎ、しめじ、まいたけ、わかめ)、レンチンピーマンのツナ和え、ゆで玉子、野菜炒め(豚肉、キャベツ、小松菜、きくらげ、しいたけ)、もち麦(雑穀入り70gくらい)、食後の片付け終了してからコーヒーで、食前120から食後2時間15分で199(リブレセンサー)。その後、なかなか下がらず、その場ジョギングを汗をかくくらいしっかり20分しても運動効果は全く見られず、ただダラダラとゆっくり下がっただけ。結局、夕食前血糖値はSMBGで161だった。
夕食を食べたくなくなるような血糖値だけど、食べないと栄養不足になるので食べる。
夕食は、めかぶ、野菜炒め(昼の残り)、大根と鶏肉の煮物、カレイの煮付け、サラダ(サニーレタス、ブロッコリー、ブロッコリースプラウト、ミニトマト、マヨ)、ヨーグルト(アマニ油、ラカントシロップ)。これで食後2時間が212。食前が高かったから仕方がないけど、この内容でも50は上がるんだよ…orz
しかも、夜中、お腹空いて目が覚めたからね。お腹がグーグー鳴って、なかなか寝られなかった。よっぽど、起きてオートミールクッキーでもつまもうかと思ったくらい。我慢したけど。
こんな苦労を、医師は知らないんだよ…
ちぇっ
なーんか完全にやる気を失ったので、病院の帰りにミスドに寄ってミスドmeetsGODIVAのドーナツを買って帰ってしまった(結局、受診前には買いに行く機会がなかったので、受診後に食べることになった)。
消化器内科も受診して、薬局で薬をもらって、ドーナツ買って帰宅したのは14時過ぎ。そこから昼食に味噌汁、めかぶ、鶏レバー、アジ刺身を食べ、コーヒーと一緒にガレット・デ・ロワ ショコラを1個まるまる食べてやった!
1/2個ずつ分けて食べようかと思ってたんだけどね。
食べてないのに食べすぎで血糖値を上げたと怒られるくらいなら、本当に食べてやる!
ガレット・デ・ロワ ショコラで血糖値はどうなったかって?
そりゃもちろん、上がったさー
グラフは出さない。
美味しく食べて満足したから、それでいい。
サクサク食感がよかったな〜
ガナッシュショコラも買った。
これも1個まるまる食べてやった。
甘すぎず、チョコの風味が効いていて、めっちゃわたし好みだった。リピしたいくらい。しないけど。
ドーナツの上に乗っている四角いプレートは、紙だと思っていたら薄いチョコだった。なんかすごく嬉しくなったw
去年のGW以来の、久しぶりのミスド。
あ〜美味しかった。
第2弾もあるんだよね? わたし好みのやつかな〜? だったら、また買いに行きたい!
こんなことしてたら、次回の診察でまた怒られるだろうな。
いいもん、血糖値が上がること分かってて食べて、幸せな気分になれたんだからかまわない。栄養を考えて自炊して血糖値が200オーバーよりも、精神的ダメージが少ないわ。
消化器内科篇に続く。