MRI検査(+MRエラストグラフィ)を受けた の続きである。

 

 

 

肝機能の悪化の原因を調べるべく、MRI検査と血液検査を受けた。

その結果を聞きに行った。

 

結論を先に書くと。

 

「原因は分かりません!」

 

予想はしてたけど、やっぱりか〜

 

MRIの結果に関しては特記事項なし。

脂肪肝でもなかったようだ。

医師に「MRIではCTのように内臓脂肪量は分からないのか?」と聞いたら、うーん…という答え。MRIではCTのように○cm2という数値では出ないのかな?

ただ、医師は「放射線科の先生が何も指摘していないし、脂肪肝ではないから、内臓脂肪はないと考えていい」と言った。

ホッ。

もちろん全くないわけじゃないだろうけど、問題になるほど蓄積はしていないと思っていいのかな。指でつかめるお腹のタプタプは皮下脂肪だもんねw

一応、自分で測定した腹囲(おへそ周り)は90 cm未満だし、自分の身長の半分マイナス5 cmだ。これで内臓脂肪いっぱい、脂肪肝と言われたらショックだよ。

 

MRエラストグラフィによる肝硬度も問題なし。

医師に「エコーのエラストグラフィとは違うのか?」と聞くと、エコーの場合は大きな肝臓の一部分のみで測定するから、繊維化している部分に当たれば異常となるけど、繊維化していない部分を調べてしまうと異常とならない。検査する人によって結果が結構変わってしまう。エコーは簡便だし、得られる結果は実際の病状とよく相関していると報告されているけれど、正確性においてはMRIが勝る、ということだった。

 

結局のところは、やっぱり生検が一番なんだけれど。

ただ、生検にしたって肝臓のごく一部を採取するだけなので、エコー同様に問題のある部位から採取できなければ見逃す可能性がある、とのこと。

医師は、「肝臓を全部取り出して、端からスライスして全部調べるのが一番いい。でも、そんなことはできないからw」と笑っていた。

そりゃそうだw

 

でもさぁ…

エコーでもMRIでも生検でも、肝脂肪率5%程度の脂肪肝を完全に特定するのは難しいということなら、脂肪肝の基準って何の意味があるんだろ?

 

「糖尿病は空腹時血糖値が126 mg/dL以上と定義される。しかし、血液検査では150 mg/dL以上でないと正確な数値は分からない」「HbA1c 6.5%以上を糖尿病とするが、血液検査では7%以上でないと正確な数値は分からない」

あるいは、「SBPが140 mmHg以上なら高血圧だが、血圧計は160 mmHg以上でないと正確性に欠ける」とか。

 

そんな精度でしか測定できないのに、病気の定義をしちゃっていいの?と思う。

「エコーでは分からない脂肪肝でしょう」

そう言われても、患者は素直に納得できずモヤモヤするよねぇ。

え?そんなことない?

モヤモヤするのはわたしだけ?

 

 

取り急ぎの検査結果を報告して、今年のブログ更新はお終い。

血液検査の詳しいことは、年が明けてからアップする予定。

 

あーあ、本当はもっと年末らしいのんびりした記事を書きたかったよ。

まあ、わたしが消化器内科の受診を希望したのが原因なんだけど。

ていうか、1年前は糖尿病内科を受診した記事が最後だったし、2年前、3年前は新型コロナの話題だったから、のんびりした記事なんて書いてなかったわ。あははw

 

しかし、わたしの肝臓は何が起きてるんだか?

年末年始だからと言ってご馳走を食べることもなく、暴飲暴食なんてしないけど、ちょっとくらいはビールを飲みたい。

 

そうそう、これまでの肝機能の悪化が、もしかしたら検査前に飲んだビールが影響してるのか? つまり、ビールを飲んで間がないと数値が悪く、間があいていると数値が改善しているのか? そう思って、食事記録からビールを飲んだ日をピックアップして、検査日との関係を調べてみたんだけど。

ぜーんぜん関係なかったわ。

さすがに検査前日に飲むことは控えているけど、それ以外はあまり気にしていなかった。

たとえば、一番肝機能が悪化していた前回の検査は、飲酒の4日後で間があいてなかった。だから、これが原因か?と思ったんだけど、過去に飲酒の3日後に検査を受けたことがあって、このときはAST 21、ALT 20だった。かと思えば、飲酒18日後の検査では、AST 28、ALT 28だった。

じゃあ、検査と検査の間、8週間で飲んだトータルの量が問題か?と思ったけど、いつも同じくらいの飲酒量なんだよねぇ。

なので、アルコールは無関係っぽい。

 

ということは!

飲んだっていいよね!

 

こうやって、飲んでもいい理由を探すのが吞兵衛の証拠だよねw

 

 

ということで(どういうことで?)、みなさま、よいお年をお迎えください。

来年もよろしくお願いいたします。