これまでずっと、富澤商店のふすまパンミックス(ここ)を使ってパンを焼いていた。いつも製パン材料やら豆類やらオートミールやらをまとめて富澤商店で購入しているから、ふすまパンミックスも同じようにここで買い続けていた。

でも、たまには違うメーカーの低糖質パンミックスを試してみたい。

そう思って、まずはロハスタイルの「ホットケーキも焼ける!低糖質パンミックス」(ここ)を購入した。

 

富澤のふすまパンミックスだと、ラカントSを加えて焼いてもふっくらと焼ける。

でも、ロハスタイルの低糖質パンミックスの場合、ラカントS(エリスリトール)では発酵しにくく、砂糖もしくはオリゴ糖やパラチノースを使う必要があるらしい。

富澤のふすまパンミックスにはシトラスファイバーが入っているが、ロハスタイルの低糖質パンミックスには入っていない。おそらく、この差なんだろう。

 

富澤のふすまパンミックス

 小麦たんぱく粉末(オランダ製造、オーストリア製造)、小麦ふすま粉末、シトラスファイバー(オレンジを含む)、食塩/増粘多糖類

 (100g当たり) エネルギー 351 kcal たんぱく質 44.6 g 脂質 6.6 g 炭水化物 40.6 g 糖質  15.9 g 食物繊維 24.7 g

 

ロハスタイルの低糖質パンミックス

 ミックス粉(小麦たんぱく、大麦粉、大豆粉、その他)(国内製造)/加工でん粉、増粘剤(グァーガム)

  (100g当たり) エネルギー 301 kcal たんぱく質 39.4 g 脂質 1.9 g 炭水化物 49.0 g 糖質 17.6 g 食物繊維 31.4 g

 

さて、どうしよう。

うちにはもう、砂糖は置いてない。

パン作りに少量使うためだけに砂糖を購入するのもなぁ…

 

そう言えば、以前からフラクトオリゴ糖に興味があったんだと思い出し、いい機会なので低糖質パンミックスと一緒にフラクトオリゴ糖(ここ)も購入した。

 

フラクトオリゴ糖は300 g入っていて、パンに使うのは1回につき10 gのみ。なので、毎日ヨーグルトに5 gほど混ぜて食べることにした。

早速ヨーグルトに振りかけてみたところ、上手く混ざらなくて、オリゴ糖がダマになってしまった。食べると、オリゴ糖の塊があって、それがかなり甘く感じた。

あれ? フラクトオリゴ糖ってこんなに甘いんだっけ…? たしか、砂糖の30%ほどの甘さじゃなかったっけ…?

 

スーパーなどで見かける「オリゴ糖」と名のついた製品は、どれもシロップタイプ。そして、オリゴ糖含有量は総糖質の半分以下のものばかり。なので、オリゴ糖は気になるものの、シロップタイプは購入を見送っていた。

 

今回購入した製品はパウダータイプで、フラクトオリゴ糖が95%となっている。

が、意外に甘かったので、本当に純度の高いオリゴ糖なんだろうか?とちょっと心配になってしまった。

 

このときは夕食の一環としてヨーグルトを食べたので、オリゴ糖が血糖値に影響したのかどうかは分からなかった。

そこで、フラクトオリゴ糖で血糖値がどうなるかを確かめてみた。

 

朝、インスタントコーヒーにフラクトオリゴ糖を10 g入れて飲んでみた。

コーヒーには牛乳が50 mLほど入っているが、この程度であれば血糖値にほぼ影響がないことは確認している。

オリゴ糖10 gが入ると、コーヒーが甘く感じた。

 

結果は。

 

今つけているリブレセンサーは、珍しく高めに出るタイプ。

なので、確認のために30分ごとに電極でも測定した。

リブレセンサーだと30分後に20 mg/dL上昇していたけど、電極では10 mg/dLほどの上昇だった。

 

なるほど、本当にフラクトオリゴ糖は血糖値に影響しないんだな。

まあ、一気に50 g摂ったらどうなるか分からないけど、そんなに大量に摂ることはないし。また、フラクトオリゴ糖が分解してフリーの果糖が多くなっていて、それで甘さを感じている可能性もあるけど、そこまで疑いだしたらキリがない。

 

ちなみに、ブドウ糖を10 g摂取するとエラいことになるのは確認済みだ。

 

過去記事よりグラフ再掲)

 

 

これなら、毎日ヨーグルトに5 gほど入れて食べても全く問題ないな。

きっと、小腸で吸収されずに大腸まで届き、腸内細菌のエサとなってくれるだろう。

その働きに期待しようと思う。

 

続く。