あれもこれも更年期のせいにしてみる コレステロール篇 の続きである。
月経と起床時血糖値、LDLコレステロールについてグラフにしてみた。
他にも更年期と関係がありそうな検査項目はあるだろうか?
よく分からないので、最近の気になる数値をグラフにしてみた。
それは、尿素窒素。
もともと高めではあったが、このところずっと基準値オーバーが続いている。
その理由がイマイチ分からない。
尿素窒素が高値になる原因をネット検索すると、
脱水、心不全、食事の蛋白量、消化管出血、肝疾患
というのが引っかかってくる。
この中で一番可能性が高そうなのは、やっぱり脱水…?
まさか、肝疾患?(これについては次回に)
血圧やLDLコレステロールの場合、基準値を少しでもオーバーすると医師から注意を受けるが、尿素窒素の場合はスルーされることが多い。医師に原因を聞いても、「脱水気味ですかね。夏は高くなりがちなので、冬に下がるか見てみましょう。とりあえず、意識して水分を摂ってください」と、素人のわたしが考えるようなことしか返ってこない。
尿素窒素と女性ホルモンに関係があるのかどうか、ネットで調べてもなにも出てこないのだが、とりあえずグラフにしてみた。
あー…
もともと高めで、今までも基準値オーバーのときがあるものの、女性ホルモンの乱れが始まったと思われる2021年秋ごろから、慢性的に尿素窒素の基準値オーバーが始まったように見える。
女性ホルモンは体液量の調整に関わっているらしく、むくみなどの症状が出たりするようだ。
むくみというのは、血液中の水分が何らかの原因によって皮下組織に溜まってしまうことをいう。ということは、血液中の水分が不足し、尿素窒素が高くなることもあり得るのか?
(ただし、その場合、あらゆる物質の血中濃度が高くなる気がするのだが、どうなんだろう?)
女性ホルモンと尿素窒素の関係についてネットで調べてもなかなか分からないので、医師に質問してみるしかなさそうだ。
今の担当医がどこまで話を聞いてくれるか、質問に答えてくれるか分からんけど、このグラフも次の診察で出してみるか。
ただなー
あんまりしつこく医師に質問すると、面倒くさそうに「大きな問題はないでしょう。それほど気にしなくても大丈夫です」で終わっちゃうんだよね。
違うのよ。
わたしは原因が知りたいだけ。
問題があるかどうか、大丈夫かどうか、そんなことが知りたいんじゃないの。
基準値オーバーしている原因はなんだろう?と興味があるだけなの。
でも、なかなかそれが医師に伝わらないんだよねぇ。
神経質で心配性な患者だと思われてしまう。
多分、わたしの質問に対する本当の回答は「原因は分からない」なんだろうけど、医師の立場としては言いにくいのかもね。なので、「問題ない、気にするな」と言われると、「分からない」ってことだなと脳内変換することにしている。
医師にしてみれば、原因はいろいろ思い浮かぶけど、短い診察時間で説明するのは難しいということもあるかもしれない。でも、それだったら、ヒントになるようなことを少しでも言ってくれれば、あとはこっちで調べるんだけどなぁ。
続く。
***** おまけ *****
「切り株の年輪、幅の広い方が南側」は間違い!? 農学博士の発信に「信じ込んで50年」「ボーイスカウトで習った」
よくよく考えれば「年輪で方角が分かる」というのはおかしいよなぁと思うけど、わたしもずっと「日がよく当たる南側の方が成長が早いので、年輪の幅が広くなる」のだと思っていた。
わたしは一体いつ、この説を知ったんだろう?
小学校の理科の授業で出てきたんだっけ?
子どものころのわたしは、学校の授業からよりも、家にあったカラー図鑑から知識を得ていた。
としたら、年輪の話も図鑑で知ったのかもしれない。
実家にはボロボロになったカラー図鑑が全巻残っているので、樹木の巻を見てみた。
なるほど、これかw
「木によっては年輪が片側にずれていることがある。これは日光のよくあたる南東側の生育がよく、日あたりのあまりよくない北西側が、生育が悪いことでおこる。」
平らな場所で、木が一本だけまっすぐに生えているという条件であれば、南側が広く北側が狭くなるのかな。
でも、年輪形成に影響するのは地面の傾きもあるし、常に南側の日当たりがいいわけでもないので、年輪で方角が分かるなんてことはないんだろう。
それよりも、正倉院の方がびっくりだ。
あの造りで湿度が調節されるために、中に収められた宝物の保存に適しているって、それこそ学校の授業で習ったような気がする。
真っ赤なウソかよーw
もう、なにも信じられないw
「よくできた作り話」のナンバーワンといえば
まあ、正倉院の場合は、当時はその説が常識とされていたのかもしれないので、仕方がない部分はある。
完全なウソを教えられたこともあるからね。
未だに根に持っているわたしもしつこいけどw